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京太郎「それじゃ、俺お茶淹れてくるから。てきとーにくつろいでてくれな」 咲「う、うんっ」 咲(え、えへへ、京ちゃんの部屋に来たのすっごく久しぶりだよー) 咲「高校に入ってから、よく考えたら一度もお邪魔してなかったもんね……」 咲「うーん、やっぱり男の子の部屋って感じ。結構てきとーに物とか置いてるみたいだし」 本棚「ディスウェイ……」 咲「本棚なんて、大きさからなにからバラバラだし……背表紙が後ろ向いちゃってるのもあるし」 咲「……私、気になります!」 咲「おっかたずけー、おっかたずけー♪」(少女、物色中…… 咲「あ、この作者さんの本、読んだことないや。へえ……花家圭太郎先生の葉隠れ侍口入れ屋人道楽帖シリーズに竹光半兵衛シリーズ―――京ちゃん、なかなか目が高いねっ」(マジオモロイから読んでみそ 咲「これは今日貸してもらうから避けといて……んー?」(ヨケヨケ 咲「なんだろ、本の後ろにさらに本が――――ッ!?」 えちぃ本「Hello!」 咲「ぇ、ぁ……こ、こここ、これって…………ぇ、ぇっちな本、だね」 咲「そ、そっか、本を隠すなら本の中……ですか、ソーデスカ」 咲(どどど、どうしよう、こういうのって見なかったフリしとくのがいいのかな!?) 咲(でも、こんなの見ちゃったら京ちゃんにどんな顔していいのかわかんないよぅ……!!) 咲「………………チラ?」(オソルオソル えちぃ本「Heylookme!!」 めくるめく……淫靡なる饗宴……! 少女の知らない世界……! 無理もなし……! 圧倒されるっ……!人は未知なるものにただ、圧倒されるっ……!! 咲「ひゃぅっ!?」 咲「……ハーッ、ハーッ!!」 咲「えっと……見なかったことにしよう、ウン」 咲(本の中に出てきた子……みんなオッパイ大きかったな……) 咲「……」(ペタペタ 咲「………………ちょっとご立腹です」(ムスリ 京太郎「おーす、お待たせ咲ー!龍門渕の万能執事直伝の紅茶だぜー」 咲「あ、うん……ありがと」 京太郎「どしたんだよ、なんか顔赤いぜ?」 咲「……京ちゃん、部屋ぐらいちゃん片付けた方がいいよ?」(プイ 京太郎「お、おう?」 咲「京ちゃんのバカ……」(真っ赤
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俺は須賀京太郎。言わずと知れた清澄高校麻雀部唯一の 男子部員だ。 この部の特徴はやたら女の子が多い事だ。 俺は普段麻雀の勉強をする事もなく、彼女たちの雑用ばかりしている。 しかし、今日俺は限界を迎えた。 久「ロン。12000は12300」 京太郎(俺はこの半荘が終わったら部長を誘う) 久「ふむ…」 京太郎(メンタンピンドラ1…良い手だ。これでこの半荘は終わる) 咲「カン!もいっこカン!リンシャンツモ!倍満です!」 京太郎(ぐぬぬ 咲イイイイイイイイイ) 咲「じゃあ連荘ですね」カチッ カラカラ チャッ チャッ チャッ カタカタカタ 久「…」(良い牌牌だわ) 京太郎(終わったな) 咲「カン!もいっこカン!カンカンカン!ツモ!」 京太郎(ブッチーン) 京太郎「おい咲 お前いい加減にしろよ」 咲「え?京ちゃんなんか言った?」 京太郎「え?いや何でもない。空耳だろ」 咲「そう…またまた私の親!がんばるよ!」カチッ カラカラ 優希「咲ちゃん今日はツイてるじぇ」 チャッ チャッ チャッ カタカタカタ 久「うーん」(一通も見えるけど三色かしら!) 京太郎(この三色が完成したら俺は部長を誘う) 久「ロン!メンピン三色ドラドラ!飛んだわね」 まこ「やれやれ…かなわんのお」 京太郎「部長…ちょっとコーヒーを買いに行きませんか」 久「え…?」 まこ「コーヒーなら冷蔵庫にあるじゃろ」 京太郎(ワカメはだまってろ もうしんぼうたまらん) 京太郎「俺は部長とコーヒーが飲みたいんです」 久「」 優希「」 咲(え…京ちゃん何言ってるの…?) まこ(ほう…京太郎も隅におけんのお) 京太郎「いやですか…?」 久「別にいいわ。じゃちょっといってくるわー」 *** まこ「おいおい ホントにいってしもたの」 優希「そ…そんな…京太郎に限って…」 和「そんなオカルトありえません!」 そんな訳で俺達は自販機の所にやってきたのだ 久「ふう」ガタン 夕陽に映える部長の横顔が美しい 久「それで…何?」 京太郎「ええ 実は俺の国士無双が爆発しそうなのです」 久「」 京太郎「では参りますよ」 久「ちょちょちょっと」 俺はてっとりばやく部長の唇という名の三色同刻をうばう 久「う」 京太郎「どうですか 俺じゃあだめなんですか」 久「ぷはっ まってまって何か須賀君変よ?どうしたの」 京太郎「俺は何時も普通でしたか それはそう見えていただけかもしれませんよ」 そう、俺の肉欲は限界を突破していた 優希「この泥棒猫だじぇ!」 久「優希・・・」 通路の陰から優希が飛び出して来た 優希「このバカ犬!女の子に無理矢理キスするなんてどうかしてるじぇ!」 そう言うと優希は俺の股間に拳を繰り出してきた ズン! 京太郎「はぅあっ!」 久「須賀君!?」 俺は肉欲も不完全燃焼のまま地に崩れ落ちた 久「ちょっ・・・須賀君、大丈夫!?」 京太郎「うぅ・・・あっ・・・///」ムクムク 上を見上げると、そこには部長のスカートの中が目の前に広がっていた 不覚にも俺は勃起した 久「へ・・・?って、どこ見てるのよ///」 優希「地面を転がりまわるふりをして部長のスカートの中覗くなんて最低だじぇ!死ねっ!」 優希は俺の股間を蹴り上げる 京太郎「はぅあっ!」 俺は息を呑み悶絶した 久「優希・・・貴女なんてことを・・・!須賀君に謝りなさい」 優希「うるちゃいうるちゃいうるちゃーい!」 咲「何があったの・・・?」 和「須賀君が・・・死んでる・・・!?」 いつの間にか、優希を追ってきたと思われる麻雀部員たちが集まっていた 久「私にも何が何だか・・・」 優希「・・・部長がみんな悪いんだじぇ」 久「えっ」 周囲が騒がしい 京太郎「・・・ここは?」 内木「生徒議会室です。なにやら廊下で倒れているのでここまで運んできたのですが」 京太郎「ありがとうございます。でも俺、もう行かないと・・・うぁっ!?」 立ち上がろうとする俺の股間に痛みが走った 内木「無理しないで下さい。それより股間を押さえてどうかしたんですか?」 京太郎「な、何でもないんです。本当に!」 内木「怪我でもしていたら大変だ。おい、彼のズボンを脱がせろ!」 男子生徒A「はっ!」 京太郎「や、やめてくれ・・・!」 俺は筋骨隆々とした男子生徒たちの手によってあれよあれよという間にズボンのみならず 上の制服も脱がされ、1分と経たぬうちに全裸に剥かれていたのだった 内木「ほう、これはこれは・・・」 京太郎「み、見ないで下さい・・・///」 周囲を取り囲む生徒議会副会長と、その配下と思われる逞しい肉体を持つ男達・・・ 彼らのねばついた視線に俺は湧き上がる衝動を抑え切れなかった・・・ 内木「竹井会長の麻雀部唯一の男子部員、須賀京太郎君。貴方の事はよく存じ上げてますよ」 内木「そしてもしここで貴方の介抱をしなければ会長に顔向けできない」 京太郎「いやいや、ほんと大丈夫ですから」 内木「そうは言っても立ち上げれないのでしょう?さ、その股間を押さえる手をどかして下さい」 そう言うと副会長は俺の手を無理矢理どかせた 内木「これは・・・」 男子生徒B「おお・・・」 生徒議会室にどよめきが走る そう、俺は勃起していたのだ 内木「神聖な生徒議会の一室でここをこんなにして・・・。恥ずかしくないのですか?」サワッ 京太郎「くっ・・・!?」ビクンッ 副会長にただ股間を撫でられただけだというのに、俺のペニスは大きく跳ね上がる 内木「おやおや、これじゃあ確かに立つことすらできないでしょう。もっともここはこんなに勃っていますが」 京太郎「や、やめてくれ・・・」 言葉とは裏腹に、俺の肉体はこれから俺に降りかかるであろう快楽に歓喜していた 内木「うぶっ!!!」ゴキイッ その瞬間黒い稲妻が走り内木以下生徒会役員のホモどもは一掃された ハギヨシ「大丈夫ですか京太郎様 偶然廊下を通りましたら悲鳴が聞えましたので」 京太郎「ああ…ありがとうございますありがとうございます…」 そして俺は部長の所へ戻った 久「あら、須賀君!」 京太郎「部長…俺…」 久「大丈夫?さっきは何か様子が変だったから…」 京太郎「今俺の九蓮宝燈は完全に復活しました」 久「」 そう、俺の中では既に九種九牌倒牌のイメージが克明に浮かんでいた しかしそれは犯罪である いくら欲に駆られようとも俺は部長の悲しい顔を見たくはない 京太郎「部長 実は俺…部長の事を愛してるんす…なんて言っていいか…すみません」 久「…そう」 久「…」 俺は知っている。まずはこの様に真意を伝える事が重要だ。 京太郎「やっぱり変ですね…頭冷やしてきます」 久「まって」 京太郎(北) 先ほどの愛の告白が心とすればこれが技 一度降りる事により部長の心をわしづかみにするテクだ 京太郎「部長!」ガバッ 久「あっ!」 そして体 すなわち 心・技・体 これぞ最強の麻雀奥義 俺も伊達に麻雀やってないのである 久「ちょっと待って。私こういうのは本当に好きな人だけにしたいのよ。須賀君は一時の勢いではないと断言できるの?」 久「私は須賀君の事は好きだし大事な麻雀部員の一人だわ。でもそんな風に思っていたなんて知らなかったのよ」 北。これはまことの壁。いわゆるノーチャンスというやつだ。 ここは絶対いい加減に答えてはいけない。 俺の今の本心 それは…! 京太郎「国士無双が止まりません」 久「…」ニヤリ 京太郎「あっ」 ガバッ 久「須賀君…からかってるの?面白いわねえ」 久「いい?こういう事するとどうなるか教えてあげる」 京太郎「あああ」 部長の闇の部分が目を覚ましてしまった。まさに理想的な展開。 京太郎「ちょっちょっと止めてください」 久「許さないわ」 アーレー カン
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前話 咲「……遂にここまで来たんだ」 咲(優希ちゃんはお姉ちゃんのギュルギュルとギギギに負かされて、染谷先輩は相性最悪の面子に点数をキープ) 咲(部長は何故か右腕を骨折してたけど、その逆境を悪待ちのバネにして何とか点をもぎ取って、和ちゃんはあの場で唯一の巨乳だからという理由で集中砲火を受けたけど、それでも私まで繋げてくれた……) 咲(正直清澄はこれまでに無い程にピンチだ……。でも、負けるわけにはいかない) 咲(私は白糸台の大星さんを叩き潰して、清澄を全国優勝させて、お姉ちゃんと話さなくちゃいけないんだから!) 咲「だから、絶対に勝つよ!」 ガチャ 淡「がるるるるる……」 穏乃「むぅー……」 咲「…………」 咲(先入りしてた二人は威嚇するように睨み合ってました) 咲「あ、あのー……」 淡「サキーはZ派だよね!?」 穏乃「いいや超派だよ!!」 咲「!? 何の話!?」 淡穏「「ブ○リーはどっちの方が最高かだよ!!」」 咲「え、ええ……? あ、あの、ドラゴ○ボールの話、ですよね……?」 淡「だから! Zでのブロ○ーの方が超よりもよりサイヤ人らしく、より悪魔らしくていいんだってば! 出てきた台詞の一つ一つが名言だし、あの悟○が「おめぇちょっとは手加減しろよ」って言った時の絶望感は、メタルク○ラ軍団登場時にも負けないもんだったでしょ!? 超のブ○リーとかあれ、もうほぼ叫んで暴れ回ってるだけでしょーが!」 穏乃「それは違うよ! 確かに台詞のインパクトっていう点だと最初のブ○リーには負けるけどさ! Z時代の映画でブロ○ーは三作登場してるけど、一作目みたいに喋るような事はほとんどなくて三作目に至ってはブ○リーの台詞らしい台詞は一切無かったんだよ!? つまり視聴者がブロ○ーに求めているものは、その圧倒的な強さとダイナミックかつ破壊的な戦いなんだよ!」 淡「それは超じゃなくてもいいでしょ!? 大体超のブロ○ーは生い立ちほとんど変わらないまま優しくなっちゃって、悪魔感無くなっちゃったじゃん!!」 穏乃「それも良さの一つだよ! ベ○ータ然りバー○ック然り、サイヤ人は優しさを獲得した方が強くなれるんだから! 超でのブロ○ー見た!? 超サイヤ人ブルー二人相手に圧倒してたんだよ!?」 ドラゴン○ールファンあるあるその1 ドラゴ○ボール超は賛否両論。 淡「ほんっと信じらんない高鴨穏乃! ベジ○ト派と聞いて予感はしてたけど、ブロ○ーの事でまで意見が合わないなんて!」 穏乃「こっちの台詞だよ! しかも全○様の事まで否定派だし! あんなに可愛くて強い全○様の何が不満なのさ!?」 咲「あ、あのー……喧嘩はそこまでに……」 淡「で!? サキーはどっちなの!? Z!? 超!?」 咲「え? あ、その……タイトルだけは知ってるんですけど、Zとか超とか言われても分からなくて……」 穏乃「え!? 読んでないの!? 無印もZも!?」 咲「私、ああいうバトルマンガの痛そうな描写とか、見てるだけで痛いから苦手で……」 淡「なにそれ! ドラ○ンボール読まないとかマジで人生損してるよ! 99割くらい!」 咲「それ100%超えてます」 ドラゴン○ールファンあるあるその2 ドラゴン○ールは義務教育 咲「あ、でも同じ作品読んでても、好きな所とか嫌いな所とか分かれちゃう気持ちは分かりますよ。私も本は……」 淡穏「「ブ○リーに嫌いな所なんてあるわけないでしょ!!」」 咲「えぇ……」 ドラゴン○ールファンあるあるその3 なんだかんだでブ○リーが大好き ネリー「……試合始まる前から白熱してるね」 咲「! 準決勝の……」 淡「あ! 外人ロリ!」 ネリー「そこの金ピカで頭弱そうなのが、白糸台の大星淡か。あはは。これならネリー楽勝だね」 淡「はぁ~~!? 頭弱そうとか、この淡ちゃんのどこを見て言ってるんですか~~!? 頭にも身体にも栄養が行ってなさそうなナリしてさーあ!?」 ネリー「なんかもう全身からアホの子オーラ立ち昇ってるんだよ。てゆーか身体って。その牛乳、この前まで無かったやつじゃん」 穏乃「言われてみれば、大星さんって準決勝ではぺたーんってしてたのに、急に膨らみましたよね」 ネリー「えー? まさかパ」 淡「ちっがーう!! 前まではぺた胸メーカー使ってただけ! このきょぬーは自前のなの!!」 咲「え? ぺた胸メーカー?」 ネリー「なにそれ? 言い訳にしては酷くない?」 淡「言い訳かどうかはこれを触ってみれば分かるよ。ほれほれ、どうぞどうぞー?」 ネリー「……止めとくよ。勢い余って千切っちゃいそうだから」 穏乃「えーと、そのぺた胸? メーカー? っていうの、何で付けてたんですか?」 淡「女の子はね、胸をアピりたい時とアピりたくない時とに分かれてるの。麻雀だと手を伸ばして手元の牌を倒しちゃう事もあるし、服によっては全体的に太って見えるからね。スリムに見せたい時は大体付けてるわけ」 咲「え、じゃあなんで今日はそれを付けずに……?」 淡「この試合がひんぬーばっか集まるから、優越感に浸りたくて!!」 咲穏ネ(*1)) ネリー「まぁいいや。それじゃ、さっさと始めよっか? 準決勝で阿知賀に負けて二位進出の王者サマ?」 淡「うっさいなーさっきから! この試合ではボッコボコのボコにして100回勝ってやるんだから!! なに!? ひんぬーの妬み!?」 穏乃「大星さん。そのマウント取りは敵を増やすだけだから止めた方がいいよ」 咲(……盤外の戦いで機先を制された感じだけど、やる事は変わらない) 咲(お姉ちゃんと向き合う為にも、みんなの為にも、私は優勝するんだから---) ネリー「ああ、そうそう」 咲「?」 ネリー「この試合でネリーが勝ったら、キョウタロとの体の相性、確かめさせてもらうから」 咲淡穏「「「……………………は?」」」 穏乃「え? 体? 相性? えっと……確かめる? どういうこと?」 ネリー「まぁー平たく言えば、エッチするって事」 穏乃「エッ……!?」カァァ/// 咲「はっ!? ちょ!? えぇ!? な、何言ってるんですか!? きょ、京ちゃんとそんな! え、えっ…………なんて!!」 淡「うーわ、引くわー。外国の女ってほんとにそーゆーのゆるゆるなんだー。えーんがちょー」 ネリー「ネリーからすれば日本人の方が理解出来ないよ。男女交際するにあたって体の相性って重要事項なのに、それを確かめもせずに付き合ってしばらくしてからするのが一般的なんでしょ? そんなだから痴情の縺れや浮気が蔓延するんだよ」 穏乃「つ、付き合う気なんですか!? 京太郎君と!?」 ネリー「そだよ? むしろ、あんなに美味しい魚逃す手無くない? 流石のネリーももーちょっと手順踏みたいとこだけど、うちでもハオとかミョンファとか、なんならサトハも危なそうだし、他のとこでも色んなのいるっぽいし。モタついて掻っ攫われたら元も子もないからね」 穏乃「ええっ!? じゃあ、動画で言ってた賭けっていうのもそれが目的で!?」 ネリー「まさかあれで乗ってくるとは思わなかったけどねー」 淡「モタつかないのはいいけどさー。ほぼ騙した形で賭けやって、関係持っても続かなくない?」 ネリー「む」 淡「それにキョータローがきょぬー星人なのはしゅーちの事実じゃん。つるぺったんなだけじゃなくてロリロリのちんちくりんなアンタでどうこう出来ると思うー?」 ネリー「分かんないよー? うちの学校でも全然タイプと思ってなかったけど、付き合ってみたら相性良かったって語ってる女の子はいるしね。大体ネリーとキョウタロの賭けに口出す権利は、部外者のあんたには無いと思うけど?」 淡「へー、そういうこと言っちゃうんだ? いいよ。淡ちゃんもうちの優勝に賭けてあげる」 穏乃「大星さん!?」 ネリー「へぇ。賭けの内容は私達と同じでいい?」 淡「いいよいいよ。もし負けたら靴でも足の裏でも舐めてあげる。そんな未来は訪れないけどね」 ネリー「吐いた唾は飲み込まないでよ。いや? それもいいかもね? 元王者サマが地べたに這い蹲って吐いた唾を啜る絵面は、記者大喜びのスクープになりそう」 淡「あはは」 ネリー「ふふふ」 咲(な、なんか空気が……今までに感じてきたのとは異質の重苦しい圧を感じるよぅ……) 穏乃「ちょ、ちょーーーっと待ったぁ!!」 ネリー「は? なに?」 穏乃「ネリーさん、だっけ? そういうの! 良くないと思う! ネリーさんの国では当たり前の事かもしれないけど、ここは日本で、京太郎君は日本人なんだから! 郷に入れば郷に従った方がいいんじゃないかな!?」 ネリー「うるさいなー。もう一回言うけど、部外者が口出す権利無いんじゃない? それともこっちの金ピカのサポートでもして、ネリーを負かしてみる? どっちにせよ全員倒すつもりだから変わんないけどね」 穏乃「いや、それは……」 淡「ちなみに私が勝ったら、そこのガキンチョにはカメラの前で土下座させて、キョータローには私がプロになった時の専属マネージャーになってもらうから」 咲「え!? 何故そこで京ちゃん!?」 淡「当たり前でしょ? 二人の賭けに私も乗っかるんだから。テルーもキョータローのお菓子気に入ってたし、良い感じに人生設計できそー♪」 ネリー「って事らしいけど、どうするの?」 穏乃「ぅーーーっ。わ、分かりました! あたしも賭けます! 阿知賀の優勝に!」 ネリー「ふーん。それで? 阿知賀のはキョウタロに何させる予定なわけ?」 穏乃「い、いや、そういうのは無いですって! あくまで二人の賭けで京太郎君がどうこうされるのから守る為で……。あ、でも、ドラゴン○ールのゲームはやったこと無いから、一緒にプレイする為にお家にお邪魔させてもらうのはいいかも……」 淡「うわー……。高鴨穏乃はそーやって距離詰めるタイプなわけだ……」 ネリー「天然は怖い怖い……」 咲「い、いい加減にしてください! さっきから黙って聞いてれば、たかだか賭け一つで京ちゃんの人生を左右するような事させようなんて! 京ちゃんはうちの、清澄の部員なんです! 他所の人が勝手な事しないでください!!」 穏乃「……えっと、宮永さん。私が言えたことじゃないかもだけど。 同じ部活だからと束縛するような事は止めといた方が……」 ネリー「同じ中学とか半端にも程がある幼馴染みの負けヒロインは黙っててよ」 淡「あらゆる要素がテルーの完全下位互換のポンコツ魔王の癖に」 咲「あ、もう本気で怒りました。 全員ゴッ倒す!!」 その日、日本海のど真ん中に向けて流星群が降り、それを受け止めるかのように海中から山が隆起して、かと思いきや衝突直前に流星群が鋭利に曲がって上昇を始め、成層圏付近で爆発四散して花吹雪が咲き乱れ、風に乗ってIH会場に降り注いだという。 カン! 前話
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久「へえー、胸を触った女の子と同じ打ち方が出来るようになったんだ」 京太郎「はい」 和「そんなオカルトありえません」 咲「京ちゃんったら、どうせ女の子の胸が触りたいだけでしょ」 まこ「サイテーじゃな」 優希「まるで盛った犬だじぇ」 京太郎「(何とでもいえ、俺はどうしても和の胸が揉みたいんだ・・・!!)」 久「いいわ。私の胸を触ってみなさい」 咲「部長!?」 久「でも、もしその話が嘘だったら・・・わかるわね?」 京太郎「(良くて退部、悪くて退学か・・・分の悪い賭けだな。だが、それでも俺は――)」 京太郎「(和の胸を触りたい!)では、失礼します」 久「えっと、服の上からでもいいのかしら?」 京太郎「問題ありません」サワ 久「ん・・・///」 京太郎「(うわ、部長の胸やわらけぇー・・・!!」 一同「・・・」冷たい視線 最終局 咲「やっぱり嘘だったみたいだね」 和「だから言ったじゃないですか、そんなオカルトありえませんって」 まこ「地獄単騎を狙っているみたいじゃが、全然来んみたいじゃしな」 優希「退学する覚悟は出来たか?」 京太郎「(くそ、ここで地獄単騎を成功させなければ俺は退学・・・。それ以前に、和の胸を揉むことは出来ない)」 京太郎「(ここまでなのか、俺は・・・!! 所詮俺は麻雀部にいらない雑用で雑魚キャラなのか!?)」 京太郎「(それでもいい!! だけどそれでも俺は男として、和の胸が揉みたい・・・!!)」カッ 京太郎「どれ、俺が起家か。いいスタートがきれそうだ」カチャカチャ 和「親の順番なんて関係ありません」カチャカチャ 優希「そんなことないじぇ!親は最初にやるのが一番だじぇ!」カチャカチャ 咲(どうなるんだろう…)カチャカチャ ━━━━━━━━━━━━…… 東一局 4巡目 京太郎(おぉ、もうテンパイだ!ここはドラの一萬を切ってメンタンピンだ!)カチャ 京太郎(…いや、まてよ。一応今俺は部長の能力をコピーしていることになってる。あえて八ピンを残して単騎待ちにしてみるか…) 京太郎「リーチ!」 和「(ここでリーチ…!ここはおりたいけれど安牌が無い…。ドラ周辺を捨ててるからドラ待ちは無いはず…)」タン 京太郎「それだ!」 一同「!?」 京太郎「来いッ!!」バッ、パシッ、バンッ 一同「ッ!?」 京太郎「・・・ツモ。ツモだ!!」 まこ「嘘じゃろ・・・。既に場に3個でている牌を待っていたのか」 咲「それに今の無駄に洗練された無駄なツモり方。間違いなく部長の動き・・・!!」 優希「ありえないじぇ・・・」 京太郎「(まさか、本当に来るなんて・・・)」 久「咲、今日部活が終わったら部室に残りなさい。で、須賀君」 京太郎「な、なんでしょう?」 久「最終局に一回だけじゃ偶然の可能性もあるわ。もう一局打ってくれる?」 京太郎「(確かに偶然かもしれない。今度は再現できないかもしれない、なら・・・)」 京太郎「実は部長、この能力は触った直後の一局だけしか効果ないんです。だからもう一回触らせてもらってもいいですか?」 京太郎「(最後に一回部長の胸を触っておこう)」サワサワ 久「ん・・・///」 一同「・・・」冷たい視線 京太郎「来いッ」バッ、パシッ、バンッ 咲「嘘・・・」 和「そんなことが・・・」 優希「ありえないじぇ」 まこ「これはどうしたことかのう・・・」 久「今度は最初から・・・。しかも三連続。どうやら本当のようね」 京太郎「(ま、まさか本当にそんな力が俺に?)」ワキワキ 京太郎「(胸を触った女の子の能力をコピーする。それが、俺の能力!!)」 久「これなら須賀君も個人戦良い所までいくんじゃないかしら。私達の胸を触らせてあげれば」 まこ「私達って、もしやわしらも入ってるのか?」 久「当然じゃない。一局ごとに打ち方が変わる打ち手なんて攻略方法見付けられると思う?」 まこ「いや、それはそうじゃが・・・」 和「わ、私は絶対いやですよ! 大体そんなオカルトがあるはずないんですっ!」 咲「べ、別に私は構わないけど・・・」 和「宮永さん!?」 久「決まりね。じゃあ、和は須賀君が個人戦一位で全国大会まで行けたら触らせてあげるのはどう?」 和「え?」 久「あの須賀君が龍門渕を倒して個人戦一位よ? 考えられる?」 和「それは、出来ませんが・・・」 一同「うんうん」 京太郎「みんなひでぇ・・・」 久「だから、もし個人戦一位になったら触らせてあげるってことで。もしあなたがオカルトを信じていないのなら、ね」 和「・・・わかりました。そんなオカルト、絶対ありえませんから」 男子個人戦 一回戦 まこ「うぅ・・・///」 京太郎「なんかこんな牌の並び方みた事ある気がする」 京太郎「よし、やっぱりそうだ、ツモ!」 二回戦 咲「んん・・・くすぐったいよ京ちゃん///」 京太郎「ツモ、嶺上開花」ゴッ 三回戦 京太郎「あれ、咲のままで余裕なんじゃね?」 優希「おい待て、犬ぅ!!」 京太郎「カン、カン、カンッ!! ツモ、嶺上開花!!」ゴゴッ 咲「触った直後にしか効果ないんじゃなかっけ」 久「能力が進化してきてるのかしらねー。さて、そろそろ龍門渕のエースと当たるわよ」 最終戦 ハギヨシ「よろしくお願いします」 京太郎「ああ、よろしく。(咲の能力があれば余裕だな)」 ハギヨシ「ロンです」 京太郎「くっ(段々咲の能力が弱くなってきている・・・。試合前に触っておくべきだったか)」 アナウンサー「休憩時間です!」 長野試合会場 照「(ついにここまで来た)」 照「(前に咲が来た時は女の子の日で調子が悪くて全然話せなかった。)」 照「(母さんから聞いた話だと咲もまた麻雀を始めたようだし、今こそあの時のすれ違いの修復をするんだ)」 照「(で、待合室はどこだ? っていうか今私はどこに居るんだ?)」 京太郎「くそ、咲の奴こんな時に迷子だなんて・・・」ダダダダッ 照「(ん、今の声は・・・)」 京太郎「お、うわっ・・・」ドンッ 照「きゃあっ!!」バタリ 京太郎「わ、悪い、急いでて・・・あ」サワ 照「!! ど、どけ! この変態!!」 京太郎「す、すみませんって・・・照さん?」 照「その声は京ちゃん?」 アナウンス「清澄高校、須賀京太郎君。至急会場に戻る様に」 京太郎「くそ、すみません。俺もう行きます」ダダダダッ 照「え、あ・・・。待合室の場所、教えてもらえなかった」シュン アナウンサー「では最終局スタートです」 京太郎「(くそ、咲の能力をコピーできなかった。もう終わりだ・・・)」ピカアァン 京太郎「(ふーん。こいつこういう能力があるのか。くそ、やっぱり勝てねえ・・・)」 京太郎「(一体どうすればいいんだ)」ギュルルルッ 京太郎「(くそ、咲じゃなくて違う女の子の胸を揉んで置けばよかった)」ガッ 京太郎「(あれ、そういえばさっき・・・)」ドゴォ ギュオオオン アナウンサー「つ、ツモ! 国士無双・・・逆転です!」 かつ丼「ふ、久々に見たよあれほど牌に愛された人間を」 久「個人戦一位おめでとう、須賀君」 優希「犬にしてはよくやったじぇ」 まこ「わしらのおかげじゃな」 咲「すごいよ、京ちゃん。最後まるでおねえちゃんみたいだったよ」 京太郎「ありがとう、みんな。それで、その、和?」 和「・・・。約束は、約束です。どうぞ」涙目 京太郎「では」サワサワ バタリ 咲「京ちゃん!?」 まこ「ど、どうしたんじゃ!?」 優希「・・・し、死んでるじぇ」 久「・・・能力をコピーするのには肉体的にかなり消耗することのようね」 久「だけど、彼はそれでも和の胸に触りたかった。その一念でここまで来たのよ」 咲「京ちゃん、最低だけど漢だよ」 優希「ああ、漢だじぇ」 まこ「漢じゃな」 和「漢です」 京太郎「(我が人生に一片の悔いなし・・・!!)」 終わり
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ホテル 憧「はー、今日の試合も疲れたわー」 憧「こんな時はゆっくり休むに限るわー」 憧「それにしても……なんでKちゃん抱いてると落ちつくのかしら」ギュッ 憧「……ま、いっか」 憧「……ふふっ」ギュー 憧「ん?シズからメール?……玄の部屋に来いって、そっちが来なさいっての。全く」 憧「……仕方ない、Kちゃん持っていこ」 ガチャ 京太郎「ん?どした憧?」 憧「ひゃっ!?きょ、京太郎!?なんでここに居るの!?」 京太郎「なんでって、ただ通っただけでたまたまなんだが……アレ?そのぬいぐるみ」 憧「ふきゅっ!?こ、これは……」 京太郎「……俺?ひょっとして寂しいから抱いていたとか?」 憧「あ……うぇ……」 京太郎「なーんてな。そんなこと」 憧「バカーーーーーーーーッ!!!」バキッ 京太郎「ぐふぉっ!!」バタッ 憧「きょ、京太郎なんか、全然好きじゃないんだからね!!」タッタッタッ 京太郎「さ、最後まで聞け……」ガクッ
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349 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/11(木) 02 26 59.63 ID n2GN+6jSo [17/20] わいわいがやがや 京太郎「俺は今、幸せだ」 何よりも幸せ 家族も、何もかも手に入れた 衣「おはようきょうたろー」 京太郎「おはよう衣。今日も授業同じだな」 衣「うむ」 霞「須賀くぅん……子供を認知してくれないかしらぁ?」 菫「そうだぞ!! 間違いなく君の子だ!」 京太郎「子供は間に合ってるんで」 明星「須賀様を信仰しましょう! 全てが救われます!」 京太郎「落ち着けよ。もう高校生だろ?」 明星「はいっ! 神の子を宿せます!」 京太郎「宿さなくていいから」 大学も楽しいし 友達も多い 何もかもが順調だ 家族も、家具も、友人も 全てが俺を幸せにしてくれる 後は―― 玄「すーがくんっ♪」 京太郎「玄!」 玄「えへへ、今夜は私とおまんこしてくれる?」 京太郎「ああ。今日は雅枝が遅くなるからな」 玄「やったのです!」ダキッ 浮気相手も、出来た 玄「うぅ、バレないようにする緊張感がたまらないよぉ」 京太郎「(一家公認だけどね)」 355 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/11(木) 02 32 32.50 ID n2GN+6jSo [18/20] 何もかもが順調 京太郎「……それでさ、その時」 洋榎「えぇ!? なんやそれ!」ゲラゲラ 絹恵「パパの話はおもろいなぁー」クスクス スタスタ 一「びっくりしたよ、ハギワラさんが怒ってねー」 純「へぇ、そりゃ珍しいな」 スッ 京太郎「……ん?」 純「あっ」 ドクン 純「……」ペコッ 京太郎「……」ペコッ スタスタ 絹恵「ん? 知り合い?」 京太郎「……いや」 一「今の知り合い?」 純「いや……」 この世界の俺は間違いなく /イ / V ヽ、 ` , ´/ | \ _/ ' ' , | \  ̄ ̄/ / // } | / / 〃 / | | / { /.' ∧ } | /_, ィ ∧ /_ | / V ∧ / / / ∧{tォミ、 , / | ' 、 / イ / /| 弐_ V | / __}/ _ヽ | / , ー' , ∨/ イ乎(_ ヽV | ∨ {/ ' / / Vzソ V} { 、 リ ∧ ` 、 ∧ ` |l∧  ̄ < 「´∧ ´ . '//>--==≦ゞ ////////\ / /////// / ∧ {/////〈/{ / | //, ∧//// ∨、 , } , // {// ∧// ∨V{ | 「 ̄/´/// 京太郎・純「「知らない人だよ」」 幸せなんだって思えるから 三週目 愛宕家騒乱日記 カンッ 428 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/12(金) 00 13 50.39 ID hcg7BJsJo [2/26] それでは世界は一巡し、新たな世界が構築されます ここは――何にも染まっていない……清らかで澄み渡る世界なのです <四週目 清澄> ガチャッ 優希「ただいまだじぇー!」 久「ふぅ、合宿疲れたわね」 まこ「久しぶりの清澄じゃな」 和「やっぱり、慣れ親しんだ部室の方が落ち着きますね」 咲「ただいま! 京ちゃん!」 京太郎「みんな、お疲れ様でした」 今日は他校との合同合宿に出かけていたみんなが帰って来る日 案の定というか、いつも通りお留守番だった俺はこうしてみんなを出迎える 京太郎「今お茶を淹れますね」 まこ「すまんのぅ……ん?」 久「あら? 部室がピカピカね」 優希「犬がやったのか?」 京太郎「ああ。こんな時くらいしか大掛かりな掃除出来ないからな」 部活がある日はみんなの邪魔しちゃいけないから、隅っこくらいしかできない ベッドや雀卓を動かすにはこういう日じゃないと 咲「す、すごい! ホコリ一つ無いよ!」ツゥー 和「須賀君、ありがとうございます」ニッコリ 京太郎「い、いやぁ! 和にそう言われると嬉しいな」デレッ 咲「むっ……」ムスッ 久「掃除もいいけど、ちゃんと麻雀の勉強はしていたの?」 優希「そうだじぇ犬! ちっとくらい強くなってないと、ますます私達と差が開くじぇ!」 京太郎「ちゃんとやってたっつぅの!」 和「そうですよゆーき。須賀君は真面目なんですから」 京太郎「そ、そう思う?」ドキドキ 和「はい。いつも助かっています」 京太郎「(う、嬉しい!)」ジィーン 咲「ふぅん? じゃあ打ってみる?」むかむか 京太郎「ああ、いいぜ! 俺だって少しは強くなったところを見せてやる!」 429 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/12(金) 00 24 30.01 ID hcg7BJsJo [3/26] 優希「こてんぱんにしてやるじぇ」 京太郎「っと、その前に飲み物を」コポポポ 久「悪いわね」 京太郎「いいんですよ。はい、どうぞ」コトッ まこ「おー、いい香りじゃな」 京太郎「外は寒かったでしょうから、暖かい紅茶を」 久「気が利くじゃない!」 京太郎「はい。それとこれ、習ったばっかの試作なんですけど……」 咲「うわぁ、ブラウニー!」 優希「んぐんぐ!」 京太郎「おいおい、いきなり食うやつがあるか」 優希「京太郎の作るブラウニーはうまいな」ぷはーっ 久「生地がしっとりとしていて、それでいてベタつかないスッキリした甘さね」 まこ「ココアはバンホーテンのものを仕様したのか?」 京太郎「明治です」 まこ「そうか……」 和「本当に美味しいですよ。それに、紅茶をあえて濃い目にいれていますよね?」 京太郎「あ、分かった?」 和「はい。お陰でブラウニーの甘さが引き立ちます」クスクス 京太郎「喜んでもらえて嬉しいよ」にっ 咲「むむー!」ぱたぱた 京太郎「よし、そんじゃ打つか。これでも、伊達に清澄の部員じゃないんだぜ!」 久「ふふっ、どれくらい成長したのか楽しみね」 京太郎「じゃあ早速。メンバーは?」 優希「勿論私だ!」 咲「わ、私も!」 和「では僭越ながら」 まこ「ちょうど一年生マッチじゃな」 京太郎「よし、負けねぇぞ!」 俺だって清澄の部員 見てろ、もう俺だけがずっと後ろで―― 京太郎「行くぞ!」 立ちすくんでいるのは嫌なんだ 00~19 トビ 20~49 四位 50~69 三位 70~89 二位 90~99 一位 ゾロ目 京太郎以外 全員トビ ↓2 今回はちょっとドラマ性を持たせてからのスイッチタイムとなります 443 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/12(金) 00 35 19.73 ID hcg7BJsJo [4/26] 京太郎「っと! ここで通らばリーチ!」 和「通りません。それ、ロンです」 京太郎「あちゃー。やっぱ無理かー」 久「ふふ、一位が見えたから焦ったのかしら」クスクス まこ「そうじゃな。これが和了なら見事に逆転一位じゃったが」 優希「ぐ、ぐぬぬ……この優希様が四位!?」 京太郎「いやぁ、なんとか二位までこぎ着けたので……」 咲「す、凄いよ京ちゃん! いつのまにこんなに打てるようになったの?」 和「基礎が徹底されていましたね。それだけに最後の一打は見逃せませんでしたが」 京太郎「頑張ったって言ったろ? 次こそはちゃんと一位取るからな!」 久「それにしても、須賀君が成長してくれて……嬉しいわ」 京太郎「部長?」 久「ほら、今まで須賀君に無理ばかりさせていたでしょ? だから、ね」 まこ「部長、おんし……」 久「もう私いなくなるのに……今思えば、無責任すぎたって思うの」 京太郎「いいんですよ部長。俺はこうやって、みんなと打てるだけで幸せですから」 久「!」 京太郎「大会も終わって、もうじき部長も引退ですけど……」 ポンポン 京太郎「とっくに大切なもんを、この胸に貰ってますから」ニッ 咲「京ちゃん……」 和「一本取られましたね、部長」クスクス 久「……な、何よ。須賀君のくせに」じわっ まこ「照れるな照れるな」ハハハ 優希「やれやれだじょ」 久「ああもう! やめ! 次は私も混ざるわよ!」 京太郎「はい! やりましょう!」 俺は幸せだ 大切な仲間とこうやって楽しんで 色々やって、自分を磨いて こんな日々がいつまでも続く 俺はこの時、そう信じてやまなかった―― 優希「あ、そういえば」 京太郎「ん?」 優希「へっへーん! お土産があるんだじぇー!」 京太郎「お土産?」 あの機械に、出会うまでは 452 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/12(金) 00 45 03.00 ID hcg7BJsJo [5/26] 京太郎「なんだそれ? 妙な機械だけど」 優希「変な露商の人から貰ったんだじぇ」 京太郎「露商?」 咲「あ、それって例の京ちゃんに似てる人?」 和「似てる人?」 久「あー、あの尭太郎……とかって人ね」 京太郎「へぇ、そんな人がいたんですか?」 まこ「そっくりだったぞ。髪の色や雰囲気が違ったが」 和「他人の空似でしょうか?」 優希「私が可愛いからタダでいいってくれたんだじょ」 いやいやいや、そんな商人いるのか? というかロリコ…… 優希「とにかーく! ありがたく頂け!」 京太郎「頂けって、タダでもらったんだろ? お前が使えよ」 何に使う機械なのか知らないけど 優希「ちっちっちっ! 甘いな犬!」 京太郎「は?」 優希「この説明書を読め!」 京太郎「なになに……この機械は男性が用いるモノです」 この機械を女性に向けてスイッチを押すだけで その人がアナタにとって、全く別の何かに変わります それが希望か絶望かは――神のみぞ知る 京太郎「なんだこりゃ?」 咲「変わるって、姿かたち? それとも……」 和「そんなオカルトありえません。何かのパーティグッズでは?」 久「なんだっていいわ! 面白そうじゃない!」 京太郎「んー、胡散臭いだけのような」 それに何か嫌な予感がする 俺の、この平穏を壊すような……何かを まこ「わしも同感じゃ」 久「もう、臆病ね」 優希「試すだけならタダだじぇ! ささ、スイッチを押せ!」 京太郎「えー?」 優希「最初は誰にする? ア・ナ・タ♪」もじもじ 京太郎「……」 しょうがない、一度だけ付き合ってやるか 京太郎「じゃあ……」 ↓2 なんと今回は一斉ではないのです 464 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/12(金) 00 51 58.54 ID hcg7BJsJo [6/26] 京太郎「それじゃあ咲。お前でいいか?」 咲「えっ?」どきっ 優希「えぇぇー!?」 京太郎「なんかお前は嫌」 優希「ぐぎぎぎっ!」 和「ゆーき」 優希「ちぇっ! それじゃあとっととやるじょ」 咲「ちょ、ちょっと待って!」あせあせ 京太郎「大丈夫だよ咲。こんなの所詮おもちゃだろうし」 咲「そう……かな?」 まこ「咲、無理せんでも」 久「いいじゃないまこ! さぁ、やってみせて須賀君」 京太郎「悪い咲。お前が一番頼みやすかったから」 咲「え? 和ちゃんじゃなくて?」 和「!」 京太郎「ああ。やっぱお前が一番(話しやすい)だよ」 咲「っ!」どきーん 和「……」ボソボソッ 優希「っ」 咲「わ、分かった! いいよ!」かぁぁぁ 京太郎「そうか? ありがとう」 さーて、とっとと終わらせて麻雀の続きだ 京太郎「それじゃあ行くぞ! ポチッとな!」 何も変わらない そう、変わるわけないんだ 01他人 02苦手 03顔見知り 04友達 05親友 06幼馴染 07婚約者 08恋人 09セフレ 10元恋人 11親の仇 12先輩 13後輩 14同級生 15麻雀の師匠 16浮気相手 17探偵 18犯人 19記者 20従兄妹 21姉or妹 22ストーカー 23娘 24母親 25ペット 26ライバル 27空気 28ご主人様 29耳かき 30漫画家 31生霊 32女騎士 33殺人鬼 34恋敵 35オナペット 36お嬢様 37お姫様 38同僚 39メイド 40アラフォー 41侵略者 42ペロリスト 43追跡者 44捕食者 45芸人 46巫女 47ナース 48寄生虫 49不良 50トラウマ 51抱き枕 52椅子 53ボディガード 54強姦魔 55変態 56中二病 57お色気要員 58上司 59部下 60原付 61防寒具 62妖怪 63人質 64電波 65忍者 66メンヘラ 67ロッカー 68腐女子 69レズ 70博士 71馬 72壁 73携帯 74風呂用スポンジ 75孫の手 76露出狂 77淫魔 78ぷんすこ 79ツンデレ 80クーデレ 81初恋の人 82命の恩人 83ジュリエット 84傭兵 85歌手仲間 86ヤンデレ 87信者 88女王様 89カモ 90天使 91先生 92生徒 93ヒーロー 94アイドル 95神様 96ファン 97片想われ 98アベック 99牝奴隷 00妻 ↓2 あんーなーにいーっしょーだーったのにー 477 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/12(金) 00 57 00.06 ID hcg7BJsJo [7/26] 70 博士 ぼふんっ 咲「うぉっほん!」 京太郎「は? 咲、なんでお前……白衣に?」 咲「わしじゃよ」 京太郎「え?」 久「どうかしたの?」 京太郎「い、いや! 咲が急におかしく!」 さっきまで制服だったのに! 今は白衣、これじゃあまるで 京太郎「まるで咲が博士みたいに!」 まこ「?」 優希「何言ってるんだじぇ?」 京太郎「え?」 和「咲さんは元々……」 咲「博士、でしょ?」 京太郎「えっ……」 何を言ってるんだみんな? 京太郎「そんなこと!」 優希「???」 久「ほら、ここの雀卓を作ったのも咲じゃない」 京太郎「いやいや! これは――」 ザッザザッ 京太郎「!?」 ある そんなはず無いのに、咲が……ここの雀卓を作っている記憶が なんで? どうして? 京太郎「咲、お前は俺の……」 咲「カガクノハッテンニギセイハツキモノデース」 京太郎「はかせ……だった?」 何が、起こってるんだ? 482 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/12(金) 01 03 13.80 ID hcg7BJsJo [8/26] 京太郎「まさか!?」 この機械なのか!? これが咲を博士に変えた? 京太郎「(そうとしか考えられない。じゃなきゃ、俺がおかしくなったとしか)」 咲「ねぇ京太郎君」 京太郎「きょ、京太郎君!?」 咲「かってに改造してもいい?」ワクワク 京太郎「はぁっ!? 何言ってんだお前!」 いきなり意味分からないこと言い出して それに呼び方も! 和「咲さん!! おかしいです!」 京太郎「和!!」パァァッ 和「かってに改造なら、許可を取る必要はありません!」 久「そりゃそうね」 まこ「そうじゃな」 京太郎「」 咲「それじゃあ早速」ガシッ 京太郎「え?」 咲「じゃあ……改造するね」ビリビリビリ 京太郎「ぎゃあああああああ!!!」 一体……何が!? 1 容姿 2 雀力 3 身体能力 ↓2 改造する項目 00~09 壊滅的打撃 10~29 ダウン 30~59 現状維持 60~89 成功 90~99 大成功 ゾロ目 人類最強レベル ↓3 493 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/12(金) 01 11 54.87 ID hcg7BJsJo [9/26] 97 雀力 大成功 ビリビリビリビシィィィイ!! 京太郎「がっ……」 なんだ、これ!? 力が――溢れる!! 咲「!!」 ゴゴゴゴゴゴッ 京太郎「……」ドドドド 久「凄いオーラ!」 まこ「なんちゅう……」 和「オーラ? そんなもの見えませんけど」 優希「あ、あの時の……宮永照と同等か……それ以上だじぇ」ガクガク 京太郎「……」 咲「強くなれたよかったね」 京太郎「……」ブルブルブル 久「よかったじゃない」 まこ「……京太郎?」 京太郎「ふ、ふざけるな!!」 咲「!!」ビクッ 京太郎「咲、お前……なんてことを!」 優希「じぇ? 強くなれたのに怒るのか?」 京太郎「当たり前だ! 俺は、俺の力で……少しずつ、みんなに追いつきたかった」 それを――こんなズルみたいなことで 咲「京太郎君……私は良かれと思って」ウルウル 京太郎「あ、いや! 違う! お前が悪いわけじゃないんだ」 善意でやってくれたことだし、責めるのはやりすぎだよな 京太郎「悪い咲……俺が悪かった」 咲「ううん、こっちこそゴメンナサーイ」 和「謝る気あるんですか?」 久「なんにしても、須賀君が以上に強くなってしまったわ」 まこ「ああ。この中で太刀打ち出来るのは咲くらいじゃろ」 京太郎「……」 <遠い地> ?「感じる……若くて強い、雀士の気配」ハァハァハァハァハァ 恒子「?」 ?「残さなきゃ……二人で雀士の遺伝子残さなきゃ(使命感)」ブツブツブツ ※ 隠しキャラが解禁されました 503 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/12(金) 01 20 50.73 ID hcg7BJsJo [10/26] 優希「さて、それでこの機械はどうするんだじぇ?」 京太郎「そうだ! この機械で咲が!」 久「どういうこと?」 京太郎「実は――」 かくかくしかじか 和「そんなオカルトありえません」 まこ「京太郎、おんし夢でも見とるんじゃないか?」 京太郎「本当なんです! 咲が急に変わって!」 久「須賀君……そういえば、最近休暇を取ってなかったわね」 京太郎「部長! 本当なんです! 信じてください!」 優希「ぶったるんどるじょ!」 なんでだよ なんで誰も信じてくれないんだ! 久「少し休んだら? 大丈夫、部活のことは気にしないで」 京太郎「ぐっ……」 和「待ってくださいみなさん。須賀君の言うことを少しは聞いてみましょう」 京太郎「和?」 和「私はこういったものを信じませんが、須賀君は信頼に値すると思っていますから」ニッコリ 和……お前! なんていいやつなんだ! 和「(ここで須賀君を信じると言えば……ふふっ)」クスッ 優希「のどちゃん?」 和「もう一度機械を使ってみれば、何か分かるのではないでしょうか?」 京太郎「え? でも!」 久「いい考えじゃない。それで何も無ければ、杞憂だって分かるわよ」 京太郎「……」 いいのか? また咲みたいに変わってしまったら 俺は―― 和「大丈夫ですよ須賀君」ギュッ 京太郎「え?」 和「何も変わりませんよ。私達は、ずっと――」 京太郎「和――ああ!そうだな!」 俺たちは仲間だ 何があっても、絶対に壊れない関係なんだ 京太郎「よし、それじゃあ!」 ↓2 あ、ちなみにこの世界の聖人は京太郎だけです(大胆な設定告白は書き手の特権) 513 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/12(金) 01 25 19.17 ID hcg7BJsJo [11/26] 京太郎「じゃあ和、頼むよ」 和「はいっ!(須賀君……あぁ、須賀君)」ドキドキ 優希「のどちゃん……」 久「頑張ってねー」 まこ「どうせ何も起きんじゃろう」 咲「実に興味深い」マジマジ 京太郎「和。行くぞ」 和「遠慮なくどうぞ」ニコニコ 和はいい奴だ 出来れば何も無ければ―― 京太郎「そりゃ! ポチッとな!」 和「(これで須賀君の信用を得て、後は――)」フフフ 01他人 02苦手 03顔見知り 04友達 05親友 06幼馴染 07婚約者 08恋人 09セフレ 10元恋人 11親の仇 12先輩 13後輩 14同級生 15麻雀の師匠 16浮気相手 17探偵 18犯人 19記者 20従兄妹 21姉or妹 22ストーカー 23娘 24母親 25ペット 26ライバル 27空気 28ご主人様 29耳かき 30漫画家 31生霊 32女騎士 33殺人鬼 34恋敵 35オナペット 36お嬢様 37お姫様 38同僚 39メイド 40アラフォー 41侵略者 42ペロリスト 43追跡者 44捕食者 45芸人 46巫女 47ナース 48寄生虫 49不良 50トラウマ 51抱き枕 52椅子 53ボディガード 54強姦魔 55変態 56中二病 57お色気要員 58上司 59部下 60原付 61防寒具 62妖怪 63人質 64電波 65忍者 66メンヘラ 67ロッカー 68腐女子 69レズ 70博士 71馬 72壁 73携帯 74風呂用スポンジ 75孫の手 76露出狂 77淫魔 78ぷんすこ 79ツンデレ 80クーデレ 81初恋の人 82命の恩人 83ジュリエット 84傭兵 85歌手仲間 86ヤンデレ 87信者 88女王様 89カモ 90天使 91先生 92生徒 93ヒーロー 94アイドル 95神様 96ファン 97片想われ 98アベック 99牝奴隷 00妻 ↓2 京太郎を狙う腹黒のどっちの運命やいかに 519 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/12(金) 01 32 26.90 ID hcg7BJsJo [12/26] 92 生徒 ぼふんっ 和「……」 京太郎「ん? 何も変わらないのか?」 よかった どうやら何も―― 和「須賀先生、どうかしました?」 京太郎「あ、いや……って、先生?」 どういうことだ? 俺が、先生? 久「須賀先生?」 京太郎「え? 部長まで何を」キョロキョロ 久「やだ、先生。いつもみたいに久でいいですよ」クスクス 京太郎「はい?」 どうなってんだ!? なんで俺が部長に先生って!? まこ「様子が変じゃな? 何かあったんですか?」 京太郎「染谷先輩まで!」 まこ「せ、先輩ぃ!?」 優希「須賀先生がおかしいじょ」 和「先生、私が何か変なことを言ってしまいましたか?」オロオロ 京太郎「いや、何がなんだか……」 って、あれ? なんで俺……服がスーツに? それに、なんだか体つきが…… 京太郎「まさか!?」バッ 鏡に映った姿 それは、少し歳をとっているようだったが 間違いなく 京太郎「俺……大人になってる?」 咲「?」 京太郎「うぐっ!!?」ズキズキィ!! なんだこれ!? 頭の中に記憶が――大学? 教育研修……清澄への赴任 そして俺は、和のクラスの副担任として―― 京太郎「そうだ、俺は――教師なんだ」 そして、麻雀部の顧問 525 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/12(金) 01 38 56.61 ID hcg7BJsJo [13/26] 和「ご気分が悪いんですか?」 京太郎「あ、いや……なんでもないよ和」ぽんっ 和「は、はいっ!」パァァッ 久「もう、先生ったら。驚かさないでくださいね」 まこ「まだまだ若いしのぅ。わしらとそう変わらんし」 優希「先生! 嫁の貰い手が無いなら立候補してもいいじぇ!」 京太郎「ゆ、優希。そういうことを言うと俺が校長に怒られるんだ」 優希「ちぇー! 少しくらい乗ってくれていいだろー」ダキッ 京太郎「優希」グイッ 優希「あっ」 京太郎「俺は生徒を大事にしたい。優希、もっと自分を大切にするんだ」 和「……須賀先生はなんて真面目なんでしょうか」うっとり 久「真面目ねー」 まこ「そこがええんじゃがな」 咲「ご立派です」 京太郎「……」ズキズキ おかしい 俺はついさっきまで高校生だったハズ くそっ、何がどうなってる!? 久「そうだ。折角だし、この機械を続けましょうよ」 京太郎「え?」 久「たまには先生も遊びに付き合ってくださいね」 京太郎「ちょ、久! やめろ!」 久「ほらほら、次は誰にしますか?」 京太郎「えっと――」 ↓2 年齢は22~23 くらいでいいんやろか? 531 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/12(金) 01 43 50.04 ID hcg7BJsJo [14/26] 久「私でもいいんですよー?」 京太郎「こら、久! 押すな!」 久「はい、どうぞ」ニギニギ 和「……」ギリギリ 京太郎「くっ……じゃあお前にするよ」 久「ええ、どうぞ」 京太郎「……さて」 色んなことが置きすぎて頭が痛いが 現状を理解するには、この機械だけが頼りなんだ 咲「どうなるかな?」 和「離れて欲しいです。須賀先生のあの優しい手に触れていいのは……」ブツブツ 優希「さっさと押すじぇー!」 京太郎「それじゃ、ポチッとな」 久「!」 何か掴めるといいが……」 01他人 02苦手 03顔見知り 04友達 05親友 06幼馴染 07婚約者 08恋人 09セフレ 10元恋人 11親の仇 12先輩 13後輩 14同級生 15麻雀の師匠 16浮気相手 17探偵 18犯人 19記者 20従兄妹 21姉or妹 22ストーカー 23娘 24母親 25ペット 26ライバル 27空気 28ご主人様 29耳かき 30漫画家 31生霊 32女騎士 33殺人鬼 34恋敵 35オナペット 36お嬢様 37お姫様 38同僚 39メイド 40アラフォー 41侵略者 42ペロリスト 43追跡者 44捕食者 45芸人 46巫女 47ナース 48寄生虫 49不良 50トラウマ 51抱き枕 52椅子 53ボディガード 54強姦魔 55変態 56中二病 57お色気要員 58上司 59部下 60原付 61防寒具 62妖怪 63人質 64電波 65忍者 66メンヘラ 67ロッカー 68腐女子 69レズ 70博士 71馬 72壁 73携帯 74風呂用スポンジ 75孫の手 76露出狂 77淫魔 78ぷんすこ 79ツンデレ 80クーデレ 81初恋の人 82命の恩人 83ジュリエット 84傭兵 85歌手仲間 86ヤンデレ 87信者 88女王様 89カモ 90天使 91先生 92生徒 93ヒーロー 94アイドル 95神様 96ファン 97片想われ 98アベック 99牝奴隷 00妻 ↓2 とーつぜーんあーらーしーがーまきおこりー 541 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/12(金) 01 50 58.62 ID hcg7BJsJo [15/26] 97 片想われ ぼふんっ 京太郎「……どうだ?」 久「……いえ、何も」 京太郎「そうなのか?」 あれ? やっぱりこの機械は何もないのか? それなら嬉しいが…… 京太郎「んー」 久「……はぁ(須賀先生……好き)」ドキドキ 京太郎「(でも、確実に変化ある気がするし)」 久「(もうすぐ卒業……私はもう須賀先生と離れ離れ)」ドクン 京太郎「ん? 久、どうかしたのか?」 久「あっ」ドキッ 京太郎「らしくないぞ。お前はいつも通り、堂々としていた方が俺は好きだぞ」ニッ 久「っ!」ドクンドクンドクン 和「せ、先生! もう一度やってみませんか?」グイッ 京太郎「ん? そうだなぁ」 久「(先生、私の気持ち――気づいているの? 知っていて、そんな優しい言葉を?)」 京太郎「じゃあやってみるか」 優希「それでこそだじぇ!」 久「(だとしたらアナタはなんて――残酷なの)」ギュッ 京太郎「それじゃあ次は」 久「(好き。須賀先生……アナタをずっとずっと、見ていたい)」ドキドキ ↓2 さーよーなーらーあえなくなーたってー 547 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/12(金) 01 56 05.15 ID hcg7BJsJo [16/26] 京太郎「まこ、やってみるか?」 まこ「お、ご指名とあらば」 京太郎「ゲームみたいなもんだ。そう気を張らなくていいだろう」 まこ「そうですよね。よし、遠慮なくどうぞ」 咲「ガンバッテクダサーイ」 優希「楽しみだじょ」 京太郎「……」 さっきは変化無しだったからな 次で全てがハッキリしてくれるといいが 久「先生……」 和「……」イライラ 京太郎「よし、行くぞ」 まこ「お願いします」 京太郎「どりゃ! ポチっとな!!」 01他人 02苦手 03顔見知り 04友達 05親友 06幼馴染 07婚約者 08恋人 09セフレ 10元恋人 11親の仇 12先輩 13後輩 14同級生 15麻雀の師匠 16浮気相手 17探偵 18犯人 19記者 20従兄妹 21姉or妹 22ストーカー 23娘 24母親 25ペット 26ライバル 27空気 28ご主人様 29耳かき 30漫画家 31生霊 32女騎士 33殺人鬼 34恋敵 35オナペット 36お嬢様 37お姫様 38同僚 39メイド 40アラフォー 41侵略者 42ペロリスト 43追跡者 44捕食者 45芸人 46巫女 47ナース 48寄生虫 49不良 50トラウマ 51抱き枕 52椅子 53ボディガード 54強姦魔 55変態 56中二病 57お色気要員 58上司 59部下 60原付 61防寒具 62妖怪 63人質 64電波 65忍者 66メンヘラ 67ロッカー 68腐女子 69レズ 70博士 71馬 72壁 73携帯 74風呂用スポンジ 75孫の手 76露出狂 77淫魔 78ぷんすこ 79ツンデレ 80クーデレ 81初恋の人 82命の恩人 83ジュリエット 84傭兵 85歌手仲間 86ヤンデレ 87信者 88女王様 89カモ 90天使 91先生 92生徒 93ヒーロー 94アイドル 95神様 96ファン 97片想われ 98アベック 99牝奴隷 00妻 ↓2 ぎーりーぎりーまーでーふんばーってー 560 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/12(金) 02 05 05.48 ID hcg7BJsJo [17/26] 97 片想われ ぼふんっ まこ「……」 京太郎「? どうだ?」 まこ「な、なにも無いです」ぷいっ 京太郎「そうか?」 やっぱりこの機械は嘘っぱちなのか 心配して損したな まこ「……先生」ドキドキ 京太郎「あ、それとまこ」 まこ「は、はいっ!」ドキッ 京太郎「無理に敬語を使わなくていい。お前は広島弁の方がイキイキしてるからな」 まこ「で、ですけど」モジモジ 京太郎「他の先生ではそうでも、俺の前ではいつものお前を見せてくれないか?」 まこ「!!」 京太郎「俺は教師だけど、同じ目線で立ってるつもだぞ?」 まこ「せ、先生……//」ドキドキ 京太郎「それに広島弁って、なんか可愛いしな」ニッ まこ「そ、それならこれからは……広島弁で喋る、けぇ」もじもじ 京太郎「ああ、いいぞ」 和「私も広島弁にしますけぇ」あせあせ 久「広島弁もいいもんじゃな」あせあせ 優希「カオスだじぇ」 京太郎「???」 まこ「(わしゃ、やっぱり先生のことを……あぁぁ! こんなの! 叶うわけないのに!)」ドキドキ 京太郎「大丈夫かまこ?」 優希「それより! 最後はこの私だじょ!」 京太郎「優希、お前もかよ!」 優希「仲間外れはいやーん♪」クネクネ 567 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/12(金) 02 09 56.77 ID hcg7BJsJo [18/26] 優希「さぁ! 押すじぇ!」 京太郎「しょうがないな」 まぁ、おもちゃだって判明したことだし 付き合うくらい別にいいか 京太郎「じゃあ押すぞ」 優希「優しくしてねー」モジモジ 和「……」イライラ 久「……」むすっ まこ「……」そわそわ 咲「カガクノハッテンニギセイハツキモノデース」 京太郎「覚悟はいいか?」 優希「オーケーだじぇ!」 京太郎「ほい! ポチッとな!」 01他人 02苦手 03顔見知り 04友達 05親友 06幼馴染 07婚約者 08恋人 09セフレ 10元恋人 11親の仇 12先輩 13後輩 14同級生 15麻雀の師匠 16浮気相手 17探偵 18犯人 19記者 20従兄妹 21姉or妹 22ストーカー 23娘 24母親 25ペット 26ライバル 27空気 28ご主人様 29耳かき 30漫画家 31生霊 32女騎士 33殺人鬼 34恋敵 35オナペット 36お嬢様 37お姫様 38同僚 39メイド 40アラフォー 41侵略者 42ペロリスト 43追跡者 44捕食者 45芸人 46巫女 47ナース 48寄生虫 49不良 50トラウマ 51抱き枕 52椅子 53ボディガード 54強姦魔 55変態 56中二病 57お色気要員 58上司 59部下 60原付 61防寒具 62妖怪 63人質 64電波 65忍者 66メンヘラ 67ロッカー 68腐女子 69レズ 70博士 71馬 72壁 73携帯 74風呂用スポンジ 75孫の手 76露出狂 77淫魔 78ぷんすこ 79ツンデレ 80クーデレ 81初恋の人 82命の恩人 83ジュリエット 84傭兵 85歌手仲間 86ヤンデレ 87信者 88女王様 89カモ 90天使 91先生 92生徒 93ヒーロー 94アイドル 95神様 96ファン 97片想われ 98アベック 99牝奴隷 00妻 ↓2 おーとこならーだれかのたーめにつーよーくなーれ 586 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/12(金) 02 15 57.10 ID hcg7BJsJo [19/26] 14 同級生 ぼふんっ 優希「??」 京太郎「どうした優希?」 優希「じぇ? 京太郎も来てたのか?」 京太郎「へ? お前、戻ったのか?」 この態度 俺と同級生だった頃の優希だ! 優希「え? 何言ってんだ?」 久「須賀先生、片岡コーチがどうかしたんですか?」 京太郎「へっ!? 片岡コーチィ!?」 まこ「コーチはコーチじゃと思うが……」 京太郎「どういうことだ!? 優希、お前は一体!?」 優希「何ボケてるんだじぇ?」 京太郎「!!」 優希「私はお前の高校の同級生で、今は清澄の麻雀部コーチだろー」 京太郎「なん……だと!?」 じゃあ何か? 優希は俺の同級生だけど、それは過去の話? 咲「片岡コーチ、今日はどうします?」 優希「そうだなー! みんなで打ち回す感じでいいじぇ」 久「アバウトねー相変わらず」 まこ「須賀先生を見習わんか」 優希「うがー!! 敬語を使えー!!」 京太郎「(ってコイツ、俺と同年齢のはずなのに見た目が――高校の頃から変わってねぇ!!)」 和「……須賀先生」くんくん 京太郎「ん?」 和「……ぴゅーぴゅー」 京太郎「吹けてないぞ」 和「はぅわっ!?」 592 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/12(金) 02 20 25.38 ID hcg7BJsJo [20/26] 京太郎「だが待てよ」 これじゃあ麻雀部が四人 大会に出られないことになる 京太郎「待て、一体だれが――」 ガチャッ 京太郎「ん?」 -‐──‐- . ´ `ヽ、 / / , / / /| ト、 ′ ∠._/ / i| i \ 〕 〔 |/ 八〔\ .' \ /. |∧ | ┯ ┯ V ┯ ┯∧ / j ' ∧| 乂ノ 乂ノ ∨、 |. / Ⅴ "" ノ | / 入_ _ < / /| / /\ /∧ノ へ ̄ ̄/ \リイ/ / 〔′  ̄\\ r‐' \/ //\ / \ヽーヽ └─ー/─' \ 丶ー| 〉 〈 | 〈 | .〈∧/ !__/ | | | 照「……」 京太郎「んん?」ゴシゴシ 照「おはよう、先生」 京太郎「あ、はい」 久「おはようって時間じゃないわよ照」 まこ「どこ行ってたんじゃ?」 照「トイレ」 咲「お姉ちゃん、少しは恥じらいを」 照「?」 京太郎「……えええええ!?」 603 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/12(金) 02 24 53.73 ID hcg7BJsJo [21/26] 照「なに? どうしたの先生」 京太郎「どうしたもこうしたもねぇよ!! どうなってんだよ!!」 優希「お、落ち着け京太郎! 何があったんだじぇ!」 京太郎「おかしいだろ! これは流石に無理やりだろ!」 和「はい?」 久「今日の先生、疲れてるのかしら」 京太郎「あばばばば」 まこ「泡吹いとる! 先生!」 和「だ、大丈夫ですか!?」 わけが分からない 俺は一体どうしてこんな状態になってるんだ? 照「相変わらず先生は面白い」 久「そういう問題じゃないでしょ」 まこ「しっかりせぇ!」 京太郎「う、うーん」 咲「この機械が原因なのかな?」 照「機械?」 咲「これこれこういう機械なの」 照「ふーん? それそれこういう機械なんだ」 京太郎「……も、戻さなきゃ。この機械で」ブツブツ そうだ 全ての元凶はこの機械 これさえ使えば 605 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/12(金) 02 28 13.67 ID hcg7BJsJo [22/26] 京太郎「照!」 照「何? 結婚ならいつでもいいよ」 京太郎「違う!」 照「冗談」 咲「お姉ちゃん!」 照「お茶目ジョーク」 京太郎「いいから真面目に聞け!!」 照「はい」 京太郎「はいじゃないが」 照「え?」 京太郎「あ、これでいいんだ」 照「うん」 京太郎「とにかく! この機械でお前を元に戻す!」 いいや! 全てを! 照「戻るの?」 京太郎「戻してみせるさ!」 きっとどうにかなる 元の、みんなと楽しく部活をやっていたあの頃に 京太郎「頼む! 元に! 戻ってくれ!!」 和「……」 京太郎「うぉぉぉ! ポチッとなぁぁ!」 01他人 02苦手 03顔見知り 04友達 05親友 06幼馴染 07婚約者 08恋人 09セフレ 10元恋人 11親の仇 12先輩 13後輩 14同級生 15麻雀の師匠 16浮気相手 17探偵 18犯人 19記者 20従兄妹 21姉or妹 22ストーカー 23娘 24母親 25ペット 26ライバル 27空気 28ご主人様 29耳かき 30漫画家 31生霊 32女騎士 33殺人鬼 34恋敵 35オナペット 36お嬢様 37お姫様 38同僚 39メイド 40アラフォー 41侵略者 42ペロリスト 43追跡者 44捕食者 45芸人 46巫女 47ナース 48寄生虫 49不良 50トラウマ 51抱き枕 52椅子 53ボディガード 54強姦魔 55変態 56中二病 57お色気要員 58上司 59部下 60原付 61防寒具 62妖怪 63人質 64電波 65忍者 66メンヘラ 67ロッカー 68腐女子 69レズ 70博士 71馬 72壁 73携帯 74風呂用スポンジ 75孫の手 76露出狂 77淫魔 78ぷんすこ 79ツンデレ 80クーデレ 81初恋の人 82命の恩人 83ジュリエット 84傭兵 85歌手仲間 86ヤンデレ 87信者 88女王様 89カモ 90天使 91先生 92生徒 93ヒーロー 94アイドル 95神様 96ファン 97片想われ 98アベック 99牝奴隷 00妻 ↓2 ほんとにだいじなーものはなーんだろー 627 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/12(金) 02 35 28.64 ID hcg7BJsJo [23/26] 66 メンヘラ ぼふんっ 照「……」 京太郎「照?」 照「……ねぇ、先生は私のことちゃんと見てる?」 京太郎「え?」 照「誰よりも私のことを一番に見てくれてるの?」ずいっ 京太郎「は? えっと?」 な、なんだ!? 何が起きてる!? 京太郎「お、俺は生徒全員が平等で大事だよ」 和「」グサッ まこ「」グサッ 久「」ヒサッ 照「……そんなことない」 京太郎「え?」 照「わかってるよ。先生は本当は一番私を好きだって」 優希「じぇええ!?」 京太郎「」 照「ふふ、でもみんなの前だから言えないんだよね」 京太郎「な、何を馬鹿なことを!」 照「……バカ?」ピクッ 京太郎「?」 照「今、バカって言ったの?」 京太郎「あ、いや! 悪気は……」 照「バカって言ったバカってバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言った言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言ったバカって言った」 京太郎「」 咲「あ、お姉ちゃんいつものモードだ」 京太郎「て、照? 落ち着こう、な!」 照「……死んでやる」 京太郎「!?」 照「もういい。先生が私を大事にしてくれないなら、死ぬもん」スッ ナイフ 京太郎「ま、待てって!!」 サクッ 照「ふふ、見て……私の血ってこんなに綺麗」うっとり 京太郎「バカ! 手首なんて切って! すぐに止血を!」バッ 照「……やっぱり先生は優しい。私のことがだぁぁあぃすきなんだぁ」えへへへ 632 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/12(金) 02 41 55.95 ID hcg7BJsJo [24/26] 京太郎「いや、そういうわけじゃ……」 /. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . \. / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .ヘ. / . i / . . / . / \ . i. / / . / . .. . . . ヽ . i ′ ./ . / . / . . ハ i ′ . / / / / , i |. / ′. / / / 从 . . ...i .i / ′ ′ .′ / i i i ... | |. / i i i .i 从 i i . i i i. / /.i i i i i i i i i i i i i / / | i i i i i i i i i l l i l i.// ヾi i i i i i i i | i i' i ′i / i.´ 少 ', l i i i ゙、ト | ヘ i ' | ゙ /i /i / i\ / | 、 ハ ヾ i 、.i ヘ i ', i ゙、 / iノ. i/ i i \ / | ハ ヾ ゞ. ,丶i ゙ j ヘ/ / 厶 ハ i 丶 ∧ヾ | / ヽ.、 ._ ヾ., イ / /i ′ ゝ_../ ∧ヽ. | /. i > _  ̄ . r ./. // i / /. /i_.i ∧ヽ | / 丶  ̄ / / レ /. // ヽ 照「死ぬよ?」 京太郎「!」ゾクッ 照「先生が私を愛してくれなきゃ、死ぬから。嘘じゃないよ」 京太郎「て、照!」 照「ふふふっ、あはは……」 京太郎「……」 照「あっはっはっはははははははははははっはあははっはははははははははははははははははははっははははははあははっはははははははははははははははははははっははははははははああはははははあーっははははあははっはははははははははははははははははははっははははははははああはははははあーっははははあははっはははははははははははははははははははっははははははははああはははははあーっははははあははっはははははははははははははははははははっははははははははああはははははあーっははははあははっはははははははははははははははははははっははははははははああはははははあーっははははあははっはははははははははははははははははははっははははははははああはははははあっははははははああはははははあーっははははははあははあははははは」ケラケラケラケラ 和「」 久「」 まこ「」 優希「」 咲「いつも通りだね」 京太郎「(お、俺は……)」 もしかすると、開けてはいけない箱を開けてしまったのかもれしれない 照「せんせぇ……だぁいすきっ」クスクス 京太郎「……」 果てに待つのは闇か絶望か 最後に残されたのは果たして――希望なのか 今の俺には、まだ分からない 清澄編+照 しゅーりょー 695 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/14(日) 23 14 36.60 ID e/jvxgHBo [1/7] <ぜんかいまでのあらすじ> 咲「カガクノハッテンニギセイハツキモノデース」 京太郎「俺の雀力はあの宮永照すら凌ぐ……」ごごごごっ 和「やっぱり須賀先生は素敵です!」きらきら 久「須賀先生……好き」ぼそっ まこ「わしゃ……先生のこと、ずっと」ドキドキ 優希「教え子が全国優勝で嬉しいじぇ」 照「あっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっははっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっははっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっははっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっははっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっははっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっははっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっははっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!」ケラケラケラ 京太郎「て、照……」 照「死ぬよ」 京太郎「えっ」 照「私のことを愛してくれないなら死んでやる」 京太郎「ま、待て! 落ち着いて話し合おう」 照「じゃあ一日百回はメールして。十分おきに電話、一時間に一回キスして」 京太郎「えっ」 照「……」ブツブツブツブツ 京太郎「(俺は一体どうすればいいんだ……)」 和「須賀先生、私がなんとか助けて見せます」ぎゅっ 恵「(最近娘の様子がおかしい……)」 原村母「何かあったのかしら?」 恵「……仕方ない」 原村母「え?」 恵「……」ぴっぽっぱっ トゥルルルルル 原村母「アナタ、一体何を?」 恵「家庭訪問だ」 原村母「!!」 恵「……家庭訪問だ」 原村母「(なんで二回言ったのかしら?)」 699 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/14(日) 23 22 23.52 ID e/jvxgHBo [2/7] 【清澄】 京太郎「はっ? 家庭訪問?」 和「はい」 一日のHR終わり、和の口から聞いたのはとんでもない言葉だった 京太郎「え? 三者面談じゃなくて?」 和「実は、父が……是非にと」 京太郎「いや、是非にと言われてもな」 ピピピピピピッ 京太郎「もしもし? ああ、うん。好きだよ」 ぶつっ 和「……あの人ですか?」 京太郎「そうだ。ちょっとこれが立て込んでてなぁ」 俺の直接の生徒ではない宮永照 部活の顧問としては面倒を見てやりたいとは思っているが…… 和「そ、そうですよね。私より、そっちの方が……」うつむき 京太郎「あ、いや! 俺はちゃんと和のことも考えたいぞ!」 親の都合で東京行きか、長野に残るか 和の抱える問題は、大会の優勝で一応は解決したように見えた 京太郎「でも、ちゃんとお父さんと話し合わないとな」 和「はい。ですから……」 京太郎「分かった。それで、日程は今日でいいのか?」 和「来てもらえるんですか!?」 京太郎「当たり前だ。お前は俺の大事な生徒だからな」 和「はぅっ」きゅーん 京太郎「和?」 和「は、はひっ! 今日でお願いしまひゅっ!」がりっ 京太郎「お、おう?」 和「……」なみだめ それにしても原村家か 一体どうなるんだろう―― ※ 龍門渕編の前に、急遽番組を変更して原村家家庭訪問編をお送りします 701 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/14(日) 23 29 03.07 ID e/jvxgHBo [3/7] 【原村邸】 京太郎「というわけで来たものの」 なんだか門構えからして怖いぞ 和のお父さんは弁護士らしいし、うーん 京太郎「ええいままよ!」」 ぴんぽーん がちゃっ 和「須賀先生! お待ちしてました!」 京太郎「少し遅くなってすまないな」 和「いえ、無理を言ったのはこちらですから。どうぞ」にっこり 京太郎「失礼します」 ざっ 恵「……」どーん 京太郎「っ!」びくっ こ、この人が和のお父さんか! 厳格そうな人だなぁ 京太郎「は、初めまして。和さんの担任を務めている、須賀京太郎と申します!」ビシッ 恵「初めまして。和の父の原村恵です」ペコリ 京太郎「はい!」カチコチ 恵「……立ち話もなんですから、どうぞお上がりください」 京太郎「しし、失礼します!」 和「(結婚のお願いに来たみたいで……アリですね)」ドキドキ 恵「粗茶ですが」コトッ 京太郎「ありがとうございます」ずずっ 恵「……」 京太郎「ぷはぁー」ほっ 恵「まず、いくつか確認をさせて頂いても?」 京太郎「は、はいっ!」 恵「須賀先生は初担任で、和のクラスを?」 京太郎「はい。まだ教師歴一年です」 恵「……そして麻雀部の顧問でもある」 和「お父さん」 恵「お前は黙っていなさい」 京太郎「確かに麻雀部の顧問も勤めています」 恵「つまり、清澄の教師の中でアナタが一番和と関わっている」 京太郎「そう、なりますね」ドキドキ 702 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/14(日) 23 35 22.77 ID e/jvxgHBo [4/7] 恵「単刀直入に申し上げましょう」 京太郎「は、はいっ」 恵「アナタには言いたいことが山のようにある」 京太郎「」びくっ 和「お父さん!」 恵「大体なんだ? 教師でありながら金髪とは!」だんっ 京太郎「そ、それは!」 って! アンタの娘はピンク髪だろがーい! 京太郎「(とは言える空気じゃないな)」うーん 恵「しかも教師一年目で高校の担任? 舐めているのか!?」 京太郎「な、舐めてなんかいません!」 恵「貴様が担任になってから、和はやけに反抗的になった」 和「!」 京太郎「え?」 恵「麻雀を続けると言ったり、東京に行きたくないと駄々をこねる」 京太郎「……」 恵「貴様、娘に一体何をした!?」 京太郎「えっと――」 00~29 別に何も 30~59 わかりません 60~89 俺に出来ることを 90~99 彼女の支えになりました ゾロ目 京太郎「ナニを……」 和「せ、先生っ……//」モジモジ ↓2 あいってなんなんだー せいぎってなんなんだー 710 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/14(日) 23 42 32.74 ID e/jvxgHBo [5/7] 京太郎「別に何も」 恵「何もだと!? 貴様それでも教師か!!」 京太郎「あ、いえ! 放置していたというわけではありません!」あせあせ 和「そうです! 放置プレイは前世です!」 恵「また訳のわからないことを……!」 いかん、お父さんが怒り始めたぞ なんとか機嫌を直させないと 京太郎「(どうしよう……)」 恵「聞いているのか!!」 京太郎「はい!」 恵「それに、聞くところによると……麻雀部の女子生徒につばをつけているとか?」 京太郎「!」 和「お父さん!」 恵「それは本当なのか?」 京太郎「それは――」 00~29 京太郎「ぶっちゃけモテモテです」キリッ 30~59 京太郎「分かりません」 60~89 京太郎「言い寄られることは、あります」 90~99 京太郎「実は生徒が一人……精神病を患っていまして」 ゾロ目 京太郎「……女子高生って、凄いんですよ」とおいめ ↓2 しずかにーあーさーやーけーが だいちをーつーつーんーでーく 717 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/14(日) 23 51 28.12 ID e/jvxgHBo [6/7] 京太郎「分かりません」 恵「分からないだと? 貴様、生徒のことも分からないのか!?」だんっ 京太郎「はい……悔しいですが、自分には分からないことだらけです」 恵「! 呆れた奴だ……そんなことで教師が務まるとでも!?」 京太郎「ですが、俺は分からないなりに! みんなことを分かりたいと努力しています!」 恵「努力?」 京太郎「はい。和さんも含め、生徒一人一人と少しずつ分かりあおうと……」 恵「そんなものは詭弁だ」 和「お父さん、やめてください!」 恵「なぜこんな教師を庇う?」 和「それは――」 京太郎「和!」 和「私……」 00~29 和「……」 30~59 和「私は先生を信じています」 60~89 和「先生のことが……」 90~99 和「須賀先生じゃなきゃダメなんです……」 ゾロ目 和「須賀先生のことが……好きなんです」 ↓2 のーふぃあー のーぺいーん あいのーまえにたつかぎりー 722 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/14(日) 23 58 30.80 ID e/jvxgHBo [7/7] 和「先生のことが……」 京太郎「和!」 和「!!」びくっ 恵「! 貴様……」 京太郎「今言おうとしたことは、お父さんだけじゃなく……俺への冒涜でもある」 和「わ、私は……ただ」 京太郎「俺は教師だ。何があっても、それだけは決して変わらないよ」にっ 和「……はい」ぶるぶる 恵「ふん……理性は持ち合わせているようだな」 京太郎「原村さん。俺は確かに若輩者で、未熟すぎる男です」 恵「……」 京太郎「ですが、信念は曲げません。俺は、決して娘さんを不幸に導いたりはしない」 絶対に 和「……」じわっ 恵「その言葉、信じても?」 京太郎「はい」 恵「……」じっ 京太郎「……」 恵「分かった。その言葉を信じよう」 京太郎「!」 恵「要件はこれで終わりです。わざわざ御足労頂き、ありがとうございました」 京太郎「原村さん!」 和「……うぅ」しくしく 恵「和」 和「……ひっく、えぐっ、は、はいっ」ぐすっ 恵「先生を……駅まで送って差し上げなさい」 京太郎「原村さん」 恵「……」 ぴしゃっ 京太郎「……」 和「せ、先生」 京太郎「送って、くれるか?」 和「……はい」こくっ 728 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/15(月) 00 05 09.78 ID NUq8g+heo [1/21] てくてく 和「……」 京太郎「なぁ、和」 和「……はい」 京太郎「悪いな、こんな先生で」 和「いえ、私は須賀先生が担任で……嬉しいです」 京太郎「そっか。俺も、お前が生徒でよかった」 和「……(本当はウソ)」 先生のことが好き 誰よりも、何よりも先生と共に居たい だから、教師と生徒としてじゃなく 一人の男と女として―― 和「……」 京太郎「和、この帰り道だけ……俺、教師をサボってみる」 和「え?」 京太郎「聞いて欲しいことがあるんだ」 和「な、なにを、ですか?」 京太郎「俺、ほんの少し前まで……和の担任じゃなかったんだ」 和「……?」 京太郎「同学年で、同じ麻雀部の生徒で……いつも憧れていた」 和「せ、先生が同学年?」 京太郎「好きで好きで、いつか思いを告げられたらって」 和「っ!!」かぁぁぁぁっ 京太郎「……好きだったよ、和」 和「わ、わたっ」 京太郎「これからは――別の形で、お前を守ってやる」 和「……」 729 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/15(月) 00 13 14.28 ID NUq8g+heo [2/21] 京太郎「サボりは終わり! 駅に着いたからな」 和「先生……」 京太郎「じゃあな和、また学校で」 和「あ、あの!! 先生!!」 京太郎「?」 和「わ、私も……この一瞬だけ、生徒をやめてもいいですか?」ドキドキ 京太郎「和……?」 和「私は、須賀さんのことが好きです」 京太郎「……」 和「大好きなんです」 風に髪をなびかせて、頬を赤らめる和の姿は―― 俺が今までに見たことが無いくらい、可愛くて……美しいものだった」 京太郎「……」 和「……」もじもじ 京太郎「ありがとう。嬉しいよ」 和「す、須賀先生!」 京太郎「じゃあな」 俺は振り向かなかった 振り向いたら、決意が揺らいでしまう気がしたから だから――俺は 京太郎「(さようなら、和)」 多分、初恋だった―― 和「……」ガクッ 730 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/15(月) 00 21 47.91 ID NUq8g+heo [3/21] 【数週間後】 あれからもう数週間が経った 教師としての仕事にも慣れて、もう今じゃ身も心も完全に教師 高校生だった頃の俺は……どこにもいないのかもしれない そんな折、職員室の俺に会いに来た久の一言が 俺を新たな運命の渦に巻き込むことになる 京太郎「え……? 龍門渕から?」 久「はい。合同練習のお誘いが来てるんです」 京太郎「そっか。久は進路が決まってるけど、部活もそろそろ潮時だしな」 久「これを最後に引退しようかと」 京太郎「いいんじゃないか? それで、日程は?」 久「それが……その打ち合わせが今日で」 京太郎「あれ? でも今日は確か」 久「そうなんです。議会の引き継ぎがあって」 京太郎「ははーん。それで俺に代わりに、てことか?」 久「察しがいい先生って大好き!」 京太郎「調子のいい奴め。分かった、俺が行くよ」 ハギヨシ君ともたまには会いたいし 未だに元気にやってるかな…… 京太郎「部活の方はまこに任せる。あとで伝えておいてくれないか?」 久「はーい! 了解です」にっ 京太郎「さて、龍門渕か……」 731 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/15(月) 00 26 42.71 ID NUq8g+heo [4/21] 【龍門渕】 相変わらずデカイ場所だな お金持ちの家ってのは……どうも敷居が高い 京太郎「確かこの辺で……」 ハギヨシ「京太郎さん!」 京太郎「あっ、ハギヨシ君」 ハギヨシ「ご無沙汰しています」ペコリ 京太郎「元気そうだね」 ハギヨシ「おかげさまで」くすくす 京太郎「龍門渕さんは、中で待っているのかな?」 ハギヨシ「ええ。どうぞ、こちらです」 京太郎「しかし、迷子になりそなくらいに広いなぁ」 ハギヨシ「慣れればそうでもありませんよ」 京太郎「あはは、それはそうだ」 ザッ ?「……」 京太郎「ん? 君は……」 ↓2 れでぃとぅごー かうんとぜろー 737 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/15(月) 00 33 47.24 ID NUq8g+heo [5/21] 純「あ、清澄の顧問の先生じゃん」 京太郎「井上さん。お久しぶり」 純「大会以来でしたっけ?」 京太郎「ああ。どうだい調子は?」 純「ぼちぼちってとこですかねー」 京太郎「君はいい打ち筋をする。伸びるよ、これからも」 純「あはは、須賀先生に言われると嬉しいかなー」 ハギヨシ「ここで何を?」 純「透華に頼まれて色々と……」 どくんっ 京太郎「……ん?」 なんだ? ポケットに…… 京太郎「!? な、なんでこれが!?」 純「? どうしたん……って、ヘンテコな機械」 ハギヨシ「それがどうかしたんですか?」 京太郎「あ、いや!」 馬鹿な! この機械は捨てたハズ! なんでここに!? 京太郎「ぐっ……」プルプル 体が勝手に……動き出す!? 京太郎「やめ……」 純「だ、大丈夫ですか?」 京太郎「にげ、逃げろぉ……ポチッとなぁあぁぁぁ!!」 01他人 02苦手 03顔見知り 04友達 05親友 06幼馴染 07婚約者 08恋人 09セフレ 10元恋人 11親の仇 12先輩 13後輩 14同級生 15麻雀の師匠 16浮気相手 17探偵 18犯人 19記者 20従兄妹 21姉or妹 22ストーカー 23娘 24母親 25ペット 26ライバル 27空気 28ご主人様 29耳かき 30漫画家 31生霊 32女騎士 33殺人鬼 34恋敵 35オナペット 36お嬢様 37お姫様 38同僚 39メイド 40アラフォー 41侵略者 42ペロリスト 43追跡者 44捕食者 45芸人 46巫女 47ナース 48寄生虫 49不良 50トラウマ 51抱き枕 52椅子 53ボディガード 54強姦魔 55変態 56中二病 57お色気要員 58上司 59部下 60原付 61防寒具 62妖怪 63人質 64電波 65忍者 66メンヘラ 67ロッカー 68腐女子 69レズ 70博士 71馬 72壁 73携帯 74風呂用スポンジ 75孫の手 76露出狂 77淫魔 78ぷんすこ 79ツンデレ 80クーデレ 81初恋の人 82命の恩人 83ジュリエット 84傭兵 85歌手仲間 86ヤンデレ 87信者 88女王様 89カモ 90天使 91先生 92生徒 93ヒーロー 94アイドル 95神様 96ファン 97片想われ 98アベック 99牝奴隷 00妻 ↓2 あさやけにつつまーれてー はしーりだーしたー 748 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/15(月) 00 39 35.22 ID NUq8g+heo [6/21] 43 追跡者 ぼふんっ 純「……」 京太郎「はぁはぁ……」 ハギヨシ「大丈夫ですか?」 京太郎「は、はいっ……」ゼーゼー 純「……」 京太郎「井上さんは大丈夫ですか?」 純「スタァズ……」 京太郎「ん?」 純「……ん? 別に」 京太郎「そ、そうですか?」 純「うん」 京太郎「じゃ、じゃあ行きましょう」 ハギヨシ「はい。それでは……」 てくてく 純「……」テクテク 京太郎「?」 ハギヨシ「どうして着いてくるんですか?」 純「別に……方向が一緒なだけですから」 京太郎「……?」 純「(……京太郎)」ググッ 京太郎「!」ゾワッ なんだこの視線!? まさか、井上さんから…… ?「あっ」 ハギヨシ「おや」 京太郎「!?」 こ、この人は?! ?「……」 ↓2 ひろがるーうちゅうのなーかー きゃーんゆふぃーる 753 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/15(月) 00 45 40.95 ID NUq8g+heo [7/21] 一「あっ、須賀先生だ」ピタッ 京太郎「国広さん!」 一「前回はお世話になりました」ペコリ ちらっ 京太郎「く、国広さん! 相変わらず服装が……」 一「?」 色々と丸見えすぎる! 龍門渕の先生はどういう指導をしてるんだ!! けしからーん!! 純「……」じぃー ハギヨシ「お気持ちはお察ししますよ」 京太郎「目のやり場に困るんだよなぁ」 一「? 須賀先生って相変わらずヘンなのー」 うーむ、教師として指導はすべきなんだが…… 他校の生徒だし、どう言っていいものか 京太郎「!?」ゾクッ なんだ、またこの感覚…… 京太郎「ぐぁっ!?」ぞくぞく ダメだ、逆らえない! 一「須賀先生?」 京太郎「がぁぁぁ!! ポチッとなぁぁぁ!!」 俺の体に、一体何が起きてるんだ!? 01他人 02苦手 03顔見知り 04友達 05親友 06幼馴染 07婚約者 08恋人 09セフレ 10元恋人 11親の仇 12先輩 13後輩 14同級生 15麻雀の師匠 16浮気相手 17探偵 18犯人 19記者 20従兄妹 21姉or妹 22ストーカー 23娘 24母親 25ペット 26ライバル 27空気 28ご主人様 29耳かき 30漫画家 31生霊 32女騎士 33殺人鬼 34恋敵 35オナペット 36お嬢様 37お姫様 38同僚 39メイド 40アラフォー 41侵略者 42ペロリスト 43追跡者 44捕食者 45芸人 46巫女 47ナース 48寄生虫 49不良 50トラウマ 51抱き枕 52椅子 53ボディガード 54強姦魔 55変態 56中二病 57お色気要員 58上司 59部下 60原付 61防寒具 62妖怪 63人質 64電波 65忍者 66メンヘラ 67ロッカー 68腐女子 69レズ 70博士 71馬 72壁 73携帯 74風呂用スポンジ 75孫の手 76露出狂 77淫魔 78ぷんすこ 79ツンデレ 80クーデレ 81初恋の人 82命の恩人 83ジュリエット 84傭兵 85歌手仲間 86ヤンデレ 87信者 88女王様 89カモ 90天使 91先生 92生徒 93ヒーロー 94アイドル 95神様 96ファン 97片想われ 98アベック 99牝奴隷 00妻 ↓2 ちいさーなほーしーの はなーしをーしよう 759 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/15(月) 00 53 08.23 ID NUq8g+heo [8/21] 38 同僚 ぼふんっ 一「須賀先生?」ばいーん ,>,-- 、__ ..、_ } __,. ´ 〈  ̄\__ >、___  ̄> ´ / 、 -=マ__〉´_ \ / , , ' ∨ _,.イ⌒\ ` / / / / ' `7 / / ! ハ \ 「 / ,.イ / | / / / || | | \ }ハ , / | -/ |-{--|、 |} / l | YⅥ |/ | | | | /ハ{ 从 { { |--/、 | | ヽ { , | | |ィ笊斧、 ∨ /}'_/ イヽ | | | / イ | | | Vzり }/笊斧、} /| | / } / | | | | / Vzソ /'/,' /| ∧ | | | | ' ☆ イ/ イ /' | | | | ト、 -_, 人∧ | 八 lリ∧ ..、_......-=≦ . . . .}ヽ ∧ \ |/ . .} / . / `ヽ . 、 } / } _∧〉 ./' _/イ/ ∨〉| / ' / . |/ ´、 ´ / ∨ }' /' ,. 〉Ⅳ__,. イ7{ Ⅵ , { / 「 __ <(_) | l |'(_)/ /{ ̄ ̄「ー' l | | / イ 人 〈^ヽ |l |〈_」 ` 〉/>l | ヽ , ´ ̄ 「 { ⌒}/ハ {-く_ / ∧_/ \,} |〉 /〉、 / { l∧ l (| |イ/ 〉 / 乂} ∧ . | ,∨_イ 京太郎「ぶっ!?」 な、なななな!? 国広さんが急激に成長した!? し、しかも服装のせいで―― 一「??」 京太郎「は、ハレンチ過ぎますよ国広先生!!」 一「あれ? そうですか?」ぴらっ 純「国広先生のコレは治らないと思いますよー」 ハギヨシ「……//」コホン 京太郎「(ハギヨシ君、初心だな)」 ハギヨシ「は、早く行きましょう」 京太郎「そうだな。国広先生、生徒の模範になるようにしないとダメですよ!」 一「き、気をつけます……??」 生徒の親御さんに見られたらなんて言われることか 同じ教師として、見逃せないぞ 一「???」 京太郎「……」てくてく ?「……!」 京太郎「ん? 今度は……」 ↓2 てるみざとぅるーす しーんじてたーみーらいがー 765 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/15(月) 01 02 17.51 ID NUq8g+heo [9/21] 衣「むっ! 清澄の雀士……!」 京太郎「あっ……天江さん」 衣「勝負しろきょうたろー!! 前回のようにはいかんぞ!」 京太郎「い、いや! あれは指導で打っただけで」 俺と咲と照の三人、それと天江さん 勝負はギリギリで俺の逃げ切りだったが…… 京太郎「あれは照と咲のサポートがあったからで」 衣「御託はいい。衣の支配を避け、点棒を守りきっただけで死合うに充分!」 ハギヨシ「衣様、あまり京太郎さんを困らせては」 一「そうだよ衣」 純「……」 衣「戦わせてくれ! 今度こそ衣が勝ってみせる!」 京太郎「それなら今度の合宿で……」ドクンッ ぐっ!? まただ!? 京太郎「また、このスイッチが勝手に!」 衣「! なんだ、この禍々しい気配は――」 やはりこの機械はまずい! なんとか、止めないと! 京太郎「ダメだぁぁぁ!! ポチッとなぁぁぁ!!」 くそ!! 俺は抗えない! なんなんだこれは!! 01他人 02苦手 03顔見知り 04友達 05親友 06幼馴染 07婚約者 08恋人 09セフレ 10元恋人 11親の仇 12先輩 13後輩 14同級生 15麻雀の師匠 16浮気相手 17探偵 18犯人 19記者 20従兄妹 21姉or妹 22ストーカー 23娘 24母親 25ペット 26ライバル 27空気 28ご主人様 29耳かき 30漫画家 31生霊 32女騎士 33殺人鬼 34恋敵 35オナペット 36お嬢様 37お姫様 38同僚 39メイド 40アラフォー 41侵略者 42ペロリスト 43追跡者 44捕食者 45芸人 46巫女 47ナース 48寄生虫 49不良 50トラウマ 51抱き枕 52椅子 53ボディガード 54強姦魔 55変態 56中二病 57お色気要員 58上司 59部下 60原付 61防寒具 62妖怪 63人質 64電波 65忍者 66メンヘラ 67ロッカー 68腐女子 69レズ 70博士 71馬 72壁 73携帯 74風呂用スポンジ 75孫の手 76露出狂 77淫魔 78ぷんすこ 79ツンデレ 80クーデレ 81初恋の人 82命の恩人 83ジュリエット 84傭兵 85歌手仲間 86ヤンデレ 87信者 88女王様 89カモ 90天使 91先生 92生徒 93ヒーロー 94アイドル 95神様 96ファン 97片想われ 98アベック 99牝奴隷 00妻 ↓2 くーずれさろうーとーしーてるー 783 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/15(月) 01 11 37.01 ID NUq8g+heo [10/21] 12 先輩 ぼふんっ! 衣「さぁ、戦え京太郎!!」 京太郎「!! こ、衣先輩?」びくびく 衣「衣が勝ったら今夜はお前の奢りだ! いいな?」グリグリ 京太郎「だ、だから今日は仕事で……そもそも先輩は飲み屋に入れないですし」 衣「子供扱いするな! もう酒も飲める!」 一「衣さんに逆らわない方がいいよー須賀先生」 京太郎「国広先生まで!」 ハギヨシ「衣様、今日は須賀さんは仕事で来ていらっしゃいますので」 衣「むっ、そうなのか?」 京太郎「はい。だから、出来れば……」 衣「仕方ない。大学の後輩のよしみだ……見逃してやろう」 見逃すも何も、衣先輩は相変わらず横暴だなぁ そもそもアラサーの癖に見た目が若すぎるんだよ 衣「何かよからぬことを考えたか?」 京太郎「い、いえ!!」 衣「そうか? まぁいい……」 京太郎「(ってあれ? なんで俺、衣先輩のこと……だって、元は天江さんって)」 くそっ! だんだんとこのスイッチの効果に順応している いかん……このままじゃ俺は!! 純「……」じぃー 京太郎「はぁっはぁっ」 ?「……」 京太郎「だ、ダメだ……来ちゃ、ダメだ」ググ このままじゃまた―― ↓2 かーなーしみーをー くーりーかえーしー 792 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/15(月) 01 21 54.15 ID NUq8g+heo [11/21] 智紀「どうかしたんですか?」 京太郎「さ、沢村さん……」 ハギヨシ「少し具合が悪いようなんです」 智紀「それは心配」 京太郎「(ダメだ、今の俺に近づいたら――)」 何が起こるか、保証できない 京太郎「ぐっ……また」 抗えない 体が勝手にスイッチを使おうとしてしまう 京太郎「うわぁぁぁ……」 衣「京太郎!?」 京太郎「ポチッとなぁぁあっ!!」 智紀「ひぃっ!」 京太郎「バカ! 避けろ!!」 一「(無能主人公みたい)」 01他人 02苦手 03顔見知り 04友達 05親友 06幼馴染 07婚約者 08恋人 09セフレ 10元恋人 11親の仇 12先輩 13後輩 14同級生 15麻雀の師匠 16浮気相手 17探偵 18犯人 19記者 20従兄妹 21姉or妹 22ストーカー 23娘 24母親 25ペット 26ライバル 27空気 28ご主人様 29耳かき 30漫画家 31生霊 32女騎士 33殺人鬼 34恋敵 35オナペット 36お嬢様 37お姫様 38同僚 39メイド 40アラフォー 41侵略者 42ペロリスト 43追跡者 44捕食者 45芸人 46巫女 47ナース 48寄生虫 49不良 50トラウマ 51抱き枕 52椅子 53ボディガード 54強姦魔 55変態 56中二病 57お色気要員 58上司 59部下 60原付 61防寒具 62妖怪 63人質 64電波 65忍者 66メンヘラ 67ロッカー 68腐女子 69レズ 70博士 71馬 72壁 73携帯 74風呂用スポンジ 75孫の手 76露出狂 77淫魔 78ぷんすこ 79ツンデレ 80クーデレ 81初恋の人 82命の恩人 83ジュリエット 84傭兵 85歌手仲間 86ヤンデレ 87信者 88女王様 89カモ 90天使 91先生 92生徒 93ヒーロー 94アイドル 95神様 96ファン 97片想われ 98アベック 99牝奴隷 00妻 ↓2 たーったー ひとりーきりー きーみーのそんざいーがー 818 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/15(月) 01 30 10.63 ID NUq8g+heo [12/21] 00 妻 ぼふんっ 智紀「アナタ、大丈夫?」 京太郎「智紀……」 智紀「無理しないで。最近、忙しすぎてろくに休んでない……」 京太郎「……」 ハギヨシ「……京太郎さん」 京太郎「ハギヨシ君?」 ハギヨシ「折角ですから、夫婦水入らずでお過ごしになられては?」 京太郎「え? でも――」 衣「それがいい。智紀、たまには暇を貰え」 智紀「いいの?」 一「新婚の癖に別居なんてしてるからねー。少しは二人で過ごしなって」 京太郎「国広先生……」 ハギヨシ「お嬢様には私から伝えておきます。ですので」 京太郎「……はい」 智紀「京太郎」ギュッ 京太郎「ああ、行こうか。智紀――」 智紀「はいっ」 純「……」 824 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/15(月) 01 40 24.02 ID NUq8g+heo [13/21] 【げすとるーむ】 京太郎「……智紀、ごめんな」 智紀「え? 何が?」 京太郎「結婚してもう一年以上になるのに……まだ別々に暮らしてる」 智紀「仕方ないよ。まだ新任一年目だし……将来の為にお金を貯めないと」 京太郎「でも、そのせいで智紀に辛い想いを」 智紀「ふふっ。アナタって何も分かってない」ぴとっ 京太郎「とも、き?」 智紀「私は世界一の幸せ者。だって――京太郎の妻だから」 京太郎「俺なんかで、本当いいのか?」 智紀「……ばか」ぽかっ 京太郎「いてっ」 智紀「そういうとこ……変わらないんだから」ぎゅー 京太郎「ごめん」ナデナデ 智紀「んっ……ふふっ」 京太郎「俺さ、正直迷ってたんだ」 智紀「……?」 京太郎「教師に向いてるのか、続けていいのかなって」 智紀「京太郎?」 京太郎「生徒の気持ちに応えられなくて、傷つけてばかりだ」 久も、まこも 和も―― そして照も 京太郎「俺があの場所を去れば、みんな前を向ける。俺がいるから、みんなが」 智紀「京太郎」 京太郎「え?」 智紀「逃げないで」じっ 京太郎「智紀……?」 智紀「夢、だったんでしょ? 生徒を、人をまっすぐ導いていく……仕事」 京太郎「あ、ああ。でも……」 智紀「でもじゃない」 京太郎「!」 智紀「それが夢なら、目指したなら――逃げちゃダメ」ぎゅー 京太郎「逃げちゃだめ、か」 智紀「私は京太郎を信じてる。自分自身も」 京太郎「自分自身も?」 智紀「うん。私が選んだ相手は誰よりも強く、優しい人だって」 京太郎「……」ぎゅっ 827 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/15(月) 01 53 10.97 ID NUq8g+heo [14/21] 智紀は優しい 可愛いし、スタイルもいい 俺なんかには勿体無いほどにいい女で…… 京太郎「ありがとう智紀。俺、お前と結婚してよかった」 智紀「今更?」 京太郎「遅いか?」 智紀「遅すぎ」ちゅっ 京太郎「んっ……あはは」ナデナデ 智紀「むー、どうして笑うの?」 京太郎「いや、色々と悩んでたことが……いっぺんにどうでもよくなってさ」 生徒のこととか、スイッチのこと 悩むことは数多くあるが――智紀の前じゃ全てどうでもよく思える 京太郎「俺はさ、色んなことの為に頑張って……身を焦がすのが偉いって思ってた」 智紀「……」 京太郎「でもさ、違うんだ。俺、頑張ることに夢中で大事なことを忘れてたんだ」 智紀「え?」 京太郎「……智紀」ぎゅっ 智紀「は、はいっ」ドキドキ 京太郎「一緒に住もう。出来るだけ、お前と一緒にいたいんだ」 智紀「っ!」ドクン 京太郎「嫌か?」 智紀「い、いやじゃないけど! でも……」モジモジ 京太郎「色々と大変なことがあると思う。でもさ、やっぱり夫婦は一緒にいるべきだ」 智紀「京太郎……」 京太郎「全部ケリを着ける。生徒のことも、俺自身の気持ちも」 だから―― 京太郎「俺のそばにいてくれ」 / / / ..................... / / ‐ ヽ / / / ヽ / / / i../ / i i ' / i i l i l | || i l || l l ll | i l | | l.l l l l l | i_ _ l | | l l l | l .l | | l ll | | i | | | |  ̄ ̄  ̄ ̄ | | iー-┘ .| |/ ̄ ̄ ̄ ヽ / ̄ ̄ ̄ ヽ | | i _ | | レ⌒| | | i | | | |ヽ __ / ヽ__ / | | ! | | | | | ! |l | /// //// | ! . l l / ||.| |\ / | | ! ' . || | | ` ‐ ー一 ‐ ´ | | ! ||. | |/\  ̄ /\ | | ! || | | \ / | | ! ||/| | \ / | |、 ! 智紀「……はい」ぎゅー
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http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1420351389/ 春の日差しは暖かく、風は涼しい。 外に出て運動するには絶好の日で、用事が無くても何となく散歩に出かけてみたくなる、そんな日。 京太郎「けど、なぁ」 だからと言って、屋上にシートを敷いて読書に勤しむのは彼女くらいだろう。 呆れたような溜息で彼女はやっと俺に気付いたらしく、読んでいた本を閉じてそっと俺に手を伸ばしてきた。 俺は白く細いその手をとって、ゆっくりと彼女を起き上がらせた。 京太郎「それじゃ、行こうぜ……照」 レディースランチ。 手頃な量と味を両立させた素晴らしいメニュー。 残念ながら、その名の通り女子専用メニューなので今日も照に代わりに頼んで貰ったわけだが。 照「……」じー ガン見である。 手元の本に視線を落とさず、俺をガン見している。 京太郎「……それ、読まないの?」 照「もう読み終わったから」 京太郎「……あ、そう」 照「……」じー ガン見である。 「おっす。また嫁さんつれてメシ?」 照「どうも、旦那が世話になってます」 嫁さん違います。 尭深「おつかれさまです」 京太郎「ありがとう」 部室に顔を出すと、後輩がお茶を淹れてくれた。 熱過ぎず温過ぎず、甘過ぎず苦過ぎずな丁度いい塩梅。 京太郎「うん、うまい……渋谷、結婚してくれ」 尭深「え、あ……」 照れている。可愛い。 ちょっとしたジョークにこんな反応をしてくれるのは渋谷くらいのもの。 色んな意味で嫁に欲しい逸材である。 菫「あまり後輩を困らせるなよ」 そんな小言を引っ提げながらやってきたのは我らが部長。 顔良し、スタイル良し、性格良し――なれどチーム虎姫で婚期を逃しそうな女子No.1と 密かに陰で囁かれている苦労人こと、弘世菫さんである。 菫「ああ、あと少しプリント運ぶのを手伝ってほしいんだが……」 京太郎「おっす、了解」 なのでまぁ、せめて卒業するまでは色々と手伝ってやろうと思う。 俺は菫の後を追って、部室を後にした。 尭深「……」ズズッ 京太郎「ふー……」 菫「ありがとう。大分楽になった」 京太郎「いいってこんぐらい」 菫「そうか……ところで、もし良かったら今度――」 誠子「あ、おつかれさまです!」 京太郎「お、おつかれー」 誠子「あ、そだ。先輩、今度の日曜空いてます? ボーリングの券貰ったんですけど」 京太郎「いいね、空けとくわ」 菫「……」 菫「……」クシャッ 放課後。 部活が終わってさあ帰ろう、という時。 淡「せーんーぱーいー」 不意に背中に感じる重み。 すわ心霊現象か、視界の端に髪の毛らしきものが映る。 淡「あーそーぼーおーよー」 幻聴まで聞こえる。 恐らく疲れているのだろう、早いとこ帰って寝よう。 淡「せんぱいー? どこいくのー? あ、もしかして私お持ち帰りされちゃう?」 訂正。 ちょっとだけ寄り道して帰ろう。 よく喋るお荷物を女子寮に送り届け、さて帰ろうとした矢先。 照「それじゃ、帰ろうか」 何故か、照が俺の後を着いて来る。 照「……どうしたの?」 京太郎「いや、お前がどうしたの」 照「今日明日明後日といないから、京ちゃんをよろしくってお義母さんが」 京太郎「……まじか」 照「うん」 照「夕飯はなにがいい?」 京太郎「確か昨日の麻婆がまだ残ってる」 照「じゃあ、明日の朝ごはん」 京太郎「朝もトーストとかでさっさとやっちゃうからなぁ」 照「……じゃあ、昼は」 京太郎「学食の日替わりランチを食べたい。明日は確かハンバーグだし」 照「むぅ……京ちゃんはワガママ」 京太郎「そうか?」 照「うん」 京太郎「そうか」 京太郎「……」 照「……」 会話が止まる。 何となく、気まずい。 京太郎「そういやさ」 照「?」 京太郎「妹さんも……もう、高1だっけ?」 照「……」 照「……うん」 京太郎「そっか。元気だといいな」 照「会えるよ」 京太郎「……?」 照「多分、会える。インターハイで。そんな気がする」 京太郎「そうか……」 照「……」 京太郎「照がそう言うなら、会えるんだろうな」 照は、小さく頷いた。 照「……ん」 照が控え目に手を握ってきたので、少し強めに握り返す。 小さい手が、ちょっとだけ震えていた。 京太郎「……妹さんへの挨拶、考えといた方がいいかなぁ」 そんなことを考えながら、俺は照と並んで帰路に着いた。 カンッ
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2 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/19(木) 11 33 42.63 ID 9GMmDigZo [2/6] `ヽ | ‐┼‐ .| ‐┼‐ / `ヽ ヽ | .| | .| ー― \ / _,ノ } .し ○ト、 し ○ト、 / \ / . -‐…‐- . ´ ` 、 / \ / .. .. .. .. .. .. .. .. .. 丶 . . . . . . . . \ . . . . . . . 、 / . . | . . . . . ¦ . . \ . . \ . . ` . . . . .| . . . . . | i . , . . . . . . . , ; . . . . . .| . . . 、_|__j_|ノ|ハ . . |i . . l i. .. .. |. . .| i . . . . ..| i | 人 ⅰ . |i . . i | | | . i. |. . .|八 . . . . ∨i,x圻幵竹, . |i . . | | 顔がよくても、音痴じゃねぃ | | . i. |/l ∧ . ___ノ 〃 トィ/f心| . |i . . | | | | . i. | . ァヒ扞ト′ _)ツ| . |i . . | | | i . . i. | 爪 トィ心 ,,, | . l/ . .. | 八 | | . i. | . |i' )ツ | ; ′ . . | \ /㍊i | i ’. ,. | . || 、 ,,, ′ ィ / . . . ノ| / ㍊i |/ V/, |i . 〈癶 ーく ノ / . . . / |/ ㍊i V 八 . . V .ゝ / . . . ィ/ / ァ㌻¨ \ \ . \i . \ . ≧=ー/ . . ≠≪'/ / ,ァ㌻¨。 ゚xヘ \ }≧=\------辷r< //。※゚l/ ァ㌻¨ ※/。※ハ ` / ;冖冖冖冖/ i/ `X升ォt/ ァ㌻¨ 。※゚/。※゚。※゚| | / / /。※゚.。※゚/ {※゚/ ゚| | ァ㌻¨ /。※゚〃※。※゚。※゚| |. / イ/ /※|。/。※/ {/。※゚| |¨l /※/゚/゚。※゚。※゚。※゚| ノ 【須賀京太郎】 <アイドルランク>(ファン人数) Fランクアイドル(0~1000) <容姿> B(56) <雀力> E(24) <歌唱力> E(23) <演技力> D(32) <特技> タコス作り <担当> 清水谷竜華(プロデューサー) 花田煌(マネージャー) 弘世菫(麻雀コーチ) 瑞原はやり(トレーナー) 竹井久(事務員見習い) <アイドル経歴> 雑誌特集 パンフレット サイン会 |. G | F | E | . D |. C | . B |. A | . S | SS |SSS―――┼―――――――――――――――――――――――――容姿 |lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll雀力 |llllllllllllllllllllllll歌唱力|lllllllllllllllllllllll演技力|llllllllllllllllllllllllllllllll <須賀京太郎のファン> 宮永照 宮永咲 蒲原智美 愛宕洋榎 愛宕絹恵 江口セーラ 鹿倉胡桃 染谷まこ 片岡優希 49 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/21(土) 11 30 02.07 ID 2RrwxuDOo [4/4] 【小ネタ】 ※本編とは一切関係ありません ,. ´ ̄ ̄ ` 、__ / , / /⌒Y / / , | ̄\ . ' ' /__/ , | \__ 孕ませEDとか…… / / ///\/ / .' ' {` ̄ /イ ,.. 、イ /}/⌒ヽ、/´ // / 、 、 { { Ⅵ / Vオ {从 /-}/-、 } 、 \ やべぇ、やべぇよ…… | | {/ ∨ィ=、}/ , |、 }  ̄ / 乂 u Vソ' ,l ∧l | /イ , 八 ,...、 ' /ムイ,'∧ | /\ / 、 〈- 、\__ ム/ / \>----イ///\ . ` ー ' イ/从////////\/// 、 . ´//////////\{ /`¨¨ 、////////////>、 {、 〉/////////////(_)} ∨、_,イ/\///////////////`¨¨¨|/\////\//////_,. --- 、//| |///\////>--、/> ´ --、 ∨ム //////////////} ´¨¨ヽ\〉 ∧///,イ/////////// | - \///{/イ//r- 、///////∧ / . . . . . . ./ . . /. . . . . . . . .| . . . . . . . .| . . . . . . . . . . \ / . / . / . / . . | i | | . | . . | . . . | . . . . . . . . . . . . .ヽ. / . i. . ハ . ./}ノ\|八|\| . N\ . | | . | . . . . . . . . . . . . . . . . ′ . |/{ V ヽ{ Vレ'}ノ| . . . . . . | . . . . . . . i i . . . .| | . . . . . . | . . . . . . . | | . . . .| __,ノ´ 廴___ | . . . . . . | . . . . . . . | | . . . .| __ ___ l . . . . . . . .| . . . . . . . | は、初めてだからその…… | . . . .| ィfチ芋ミ ィfチテテ芋ミ . . . . . . . . | . . . . . . . | | . . .爪〈 し i} し i} 〉 . . . . . . . .| . . . . . . . | | . . . .| 弋辷ソ 乂辷ン | . . . . . . . . | . . . . . . . | 優しくしてね!! | . i . .| .| | . . . . . . . . | . . . . . . . | | . l . .| .|/ / / / ' / / / / / | . . . . . . . . | . . . . . . . | | . | | .} / . . . . . . . | . . . . . . . | | . | . . 人 r‐、 / . . | . . . . . | . . . . . . . | | . |i . . . . .\ ー' ′ | . . . . . | . . . . . | | | . |l . . . . . . . . ヽ ィリ | . . . | . . . . . | . . . . . | | | .八 . . . . i . . . . .个ー‐┬ ´ | . .| . . . | . . . . . | .| . . | | | . | \ . |\{ヽ从 . | . .| | .i | . . . | . i . . 八{ /八| | . | \| ヽー } | 八 . . .|/}/ ヾ ,. -‐ァ…'厂 ′ ノ \| `丶、 / / ./ / // /⌒トミ 健夜「ねぇ京太郎君……私としよ」ドキドキ 京太郎「いや、でも俺はアイドルに……」カァァ 健夜「候補生のくせにアラフォー扱いしやがってよぉぉ!?」ウルウルッ 京太郎「え?」 健夜「何がアイドルだよ! 愛撫しろオラァァァァ!!!」ダダダッ 京太郎「」 【結論】 ____________ ヾミ || || || || || || || ,l,,l,,l 川〃彡| V~~''-山┴''''""~ ヾニニ彡| 孕ませEDを書く・・・・・・! / 二ー―''二 ヾニニ┤ 書くが・・・ '-.,  ̄ ̄ _,,,..-‐、 〉ニニ| 今回 まだ その時と場所の /"''-ニ,‐l l`__ニ-‐'''""` /ニ二| 指定まではしていない | ===、! `=====、 l =lべ=|. | `ー゚‐'/ `ー‐゚―' l.=lへ|~| そのことを |`ー‐/ `ー―― H ,〉|=| どうか諸君らも | / 、 l|__ノー| 思い出していただきたい. | /`ー ~ ′ \ .|ヾ.ニ|ヽ |l 下王l王l王l王lヲ| | ヾ_,| \ つまり・・・・. | ≡ | `l \__ 私がその気になれば !、 _,,..-'′ /l | ~''' すこやんの妊娠は‐''" ̄| `iー-..,,,_,,,,,....-‐'''" / | | 10年後 20年後ということも -―| |\ / | | 可能だろう・・・・・・・・・・ということ・・・・! 85 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/22(日) 20 33 59.36 ID Haky23PLo [2/21] 【合宿三日目 妙神山 早朝】 テクテク 京太郎「ふわぁぁぁ……」ネムネム 管理人「あら、おはようございます」 京太郎「おはようございます」ペコリ 管理人「あ、そういえば皆さんお戻りですよ」 京太郎「え? 帰ってきてたんすか?」 管理人「随分とボロボロでしたので、まずはお風呂に入ってくるとのことです」 京太郎「お風呂……」ゴクッ 管理人「須賀さん?」 京太郎「あ、いえ! なんでもありません!」アセアセ 管理人「……」ジトッ 京太郎「アーソレジャーボクイキマスネー」タタタッ 管理人「もうっ、誰かさんみたいにすけべなんですね」 バンダナの男「!」ギックゥッ 管理人「……どこに行く気ですか?」ゴゴゴゴゴッ バンダナの男「」ガタガタガタガタガタガタ ナムサン!! ギャァァァァァ!!! 京太郎「今頃、和達が風呂に入ってるのか……」ドキドキ 安価↓3 ゾロ目でボーナス 1 やるっきゃねぇ!! 2 そんなことはしてはいけない 3 少し街に出かけよう 4 俺もお風呂に入ろう!! 96 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/22(日) 20 48 17.54 ID Haky23PLo [3/21] 京太郎「そうだな、風呂入ってさっぱりするか」 朝早くだし、もしかしたら貸切状態で入れるかも? 京太郎「よし、行ってみるか!」タタタッ 【男湯前】 カンノミホ ガラガラッ M「ふぅ~! あっつぅ~。早くビール飲もうぜ~」 Y「ビール! ビール!」 M「冷えてるか~?」 Y「大丈夫ですよ、バッチェ冷えてますよ!」 K「……」 ゾロゾロ 京太郎「先客か……でも上がった後みたいだ」 ヌギヌギ ガラガラ 【男湯 大浴場】 カポーン 京太郎「お、今の人達が最後だったのか」 これなら貸切状態だぜ!! 京太郎「よっしゃ!! さくっと体洗って入るぞ!!」ザバァッ ゴシゴシゴシ シャカシャカシャカ バシャァァ 京太郎「よし!! いざダイビーング!!」 ザッパァァァン!! 京太郎「Foooo!!!」イェーイ ガラガラガラ ???「あっ」 京太郎「ん?」 コンマ一桁安価↓3 ※テルテルは前回強制だったのでお休み 1 煌 2 咲 3 優希 4 淡 5 透華 6 ハギヨシ 7 はやり 8 竜華 9 菫 0 和 ゾロ目 TO LOVEる 104 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/22(日) 21 00 11.88 ID Haky23PLo [4/21] 優希(すっぽんぽん)「ああああっ!! 京太郎がいるじょー!!」ズビシッ 京太郎「」ガハッ 優希(すっぽんぽん)「なんで血を吐いてるんだじぇ?」キョトン ____ .... -.;‐.;.; ;.;ヽ.、 ./ \ ??? ./ / ,,-,,、 __; \ / // /i イ . . .,' ヽー- ;ヽヽ |/| | | ./ | / ! | | ヽ、__,! \ ヽ | | | | .| | | / / | / ヽl \i人! V |// / ///| |ヽ l l // ○ ´| // i i l/ l i/ / ´ / ノ ,i .( / / '´´´ l / .|ヽ、□ / / / / .i ヽ/| ヽ、_ '''´/ // /| ,' i/ \,,iヽ ̄iー,/´ -‐、-‐´i' / /´ i′ ヽ 京太郎「いや、お前……モロ見え……」ガクガク ____ .... -.;‐.;.; ;.;ヽ.、 !! ./ \ ./ / ,,-,,、 __; \ / // /i イ . . .,' ヽー- ;ヽヽ ひゃへっ? |/| | | ./ | / ! | | ヽ、__,! \ ヽ | | | | .| | | / / | / ヽl \i人! V |// / ///| |ヽ l l // ○。 ´| // i i l/ l i/ / ´ / ノ ,i .( ///// / / '´´´ l / .|ヽ、△ / / / / .i ヽ/| ヽ、_ '''´/ // /| ,' i/ \,,iヽ ̄iー,/´ -‐、-‐´i' / /´ i′ ヽ 優希(全裸)「うぁっ……//」サッ 京太郎「隠れてねぇよ!!!」クルッ 優希(手ぶら)「うぅ~~~!! 見たな~~~!!」ウルウル 京太郎「見たくてみたわけじゃねぇっての!! そもそも、お前が男湯に来たんだろ!?」 マキマキ 優希(タオル)「じぇ? こっちは男湯なのか?」 京太郎「……」 優希「どおりでみんながいないわけだじょ……」テクテク 京太郎「わかったらとっとと隣に行けっての」ハァ 優希「……」テクテク チャプッ ピトッ 京太郎「!?」 優希「……」ギュッ 京太郎「なっ……!!」 優希「えへへ……混浴!」マッカッカ 112 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/22(日) 21 13 51.69 ID Haky23PLo [5/21] 京太郎「いや、そういうのいいから」ドキドキ 優希「むっふ~? そんな事言っても身体は素直だじぇ~?」チラッ 須賀ホーン「」ピクピク 優希「わっ……//」ドキドキ 京太郎「いやぁぁぁぁぁ!?」 優希「は、反応してくれたんだ……// やった……」ギュッ 京太郎「お前なぁ!? 今は俺だけだからいいけど、他の誰かが来たらどうすんだ!?」アセアセ 優希「いいもん……」ギュゥ 京太郎「ほわぁっ!?」 優希「今日という今日は逃がさないっ……!」ギュウゥウ 馬鹿な……?! この俺が、こんなちんちくりんに…… ちんちくりんに誘惑されて堕ちるというのか!? それだけは―― 京太郎「それだけは、認めたくねぇ!!」ギンッ 優希「!?」 京太郎「」ブツブツブツブツブツブツブツブツ 優希「え?」 ドドドドドッ 京太郎「南無大慈大悲救苦救難広大霊感白衣観世音……」ブツブツブツ 須賀ホーン「」シオシオ 優希「」ガビーン 京太郎「ふはははっ!! 残念だったなタコス!!」ザパァッ! 優希「じぇじぇ!?」ビクッ ガシッ!! 京太郎「お前はあっちに行ってろ!!」ポーイ 優希「じょぉぉぉお!?」ヒュゥゥゥン (優希)=3<ジェエエエ <イケェェェェ!!<女湯> (仕切り) ヽ(京太郎)ノ <男湯> ヒュゥゥゥウン ボインッ 和「きゃっ!」ムニュン 竜華「ひゃっ!?」ボヨーン はやり「ふぇっ!?」バヨエーン ドシャッ 優希「おもちが無ければ即死だった……」グヌヌヌ 咲「大丈夫?」キョトン 淡「なんで男湯から……?」 114 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/22(日) 21 24 50.84 ID Haky23PLo [6/21] 京太郎「危ないところだった……」 まさか優希にあそこまでの破壊力があるとは…… 京太郎「油断大敵だな」ウンウン ガラガラ ハギヨシ「おや、京太郎君!」 京太郎「ハギヨシさん!! 無事だったんですね!」 ハギヨシ「ええ、つい先ほど戻りました」クスッ 京太郎「本当に心配しましたよ」ホッ ハギヨシ「それは申し訳ありません。ですが、なかなかにスペクタクルな体験が出来ましたよ」 京太郎「へぇ……」 ハギヨシ「よろしければお話しますよ」ニッコリ 京太郎「ええ。露天風呂でゆっくり聞かせてください」ニッコリ ハギヨシ「どこから説明しましょうか……」 ~~~~~~~~ 咲「京ちゃんと一緒だったの!?」 淡「あ、ここ家族風呂あったよね? じゃあ問題ないじゃん? 合法だってば」ブツブツブツブツ 和「須賀君とお風呂……(背中を流しに行きたいですね)」ポーッ 竜華「あかーん!! あかーん!!」 透華「お祭り女の誕生ですわ!」 煌「すばらくないですね」ムスッ 菫「全く、風呂くらい静かに入ったらどうだ?」シャカシャカシャカ 豊音「賑やかな方がちょー楽しいよー」 竜華「あかぁぁぁぁぁん!!」 咲「京ちゃぁぁぁぁん!!」 和「須賀くぅぅぅぅん!!」 菫「やれやれ……」ザッパァーン! ガヤガヤガヤ ザワザワ 優希「次こそは……絶対!」ギュッ _ _ _ _ _ _ _ , ‐  ̄  ̄ 、 / 丶、 _ .、/ , ヽ.,-.‐.、 ../ / , / / ヽ _)_ /〈 / / ./ .| , i /⌒ヽ' `ヽ ./ ヾ| | /| | | λ .i 丿 ヽ / .| i | | | .λ λ ハ |、 ., `ーi ' |.i ヽ .| | l λ ハ | | ヽ .|ヽ、 | ヽ | ! ノ | | | i | ゝ、ヘ | ヽ |. \ヽi ヽ、 | 丶/.丶 | !/| | |/ , i .| ハ ハ | 丶、 | イ.⌒ヽ 丶 /⌒ヽ, .| | '// / Y ヽ _| ゝ | ◯、_ノ ヽ、_.,◯ i | |/ , / / イ ! / / / / / / / / ∠ _ / / ま、負けないじょ・・・ / ノ | ヽ、 /~~\ ∠ / / `' ' ヽ、 lヽ` 、 イ /ノ!ノ `'ヾ` ー ‐ - - - ‐ 一 ' ’ ''' ’’' 117 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/22(日) 21 39 30.47 ID Haky23PLo [7/21] 【お風呂上がり みんなの部屋】 京太郎「大変でしたね、皆さん」 透華「全くですわ! ただの大阪見物が聖杯戦争に発達するだなんて!」プンプン 咲「ごめんね京ちゃん」ペコリ 優希「咲ちゃん凄いんだじょ! 魔術回路がとにかくすごいんだじょ!」 煌「五属性の魔術をうんぬんかんぬん」ペラペラ 京太郎「はぇ~」 咲「そ、そんなに大したことないよ! それより和ちゃんの方が……」 京太郎「和? 一体何がすごいんだ?」チラッ 和「――フィッシュ」 京太郎「!?」グルグル 和「須賀君ゲットです」ニコニコ 京太郎「何コレェェェェェ!?」ガビーン 照「おぉー!!」 竜華「なんやのこれ!? うちの京太郎君に何するんや!」グイッ 和「ポルカミゼーリア」ボソッ 竜華「なんかすっごいムカつくこと言われた気がするんやけど!?」ガビーン 京太郎「誰かほどいてくれよ……」ブラブラ 菫「やれやれ、しょうがないな」スススッ 京太郎「ありがとうございます」グラッ 豊音「おっと、危ないよー」ガシッ 京太郎「あ! ありがとうござ――」 / i i i i i / i / i i / i i i i i/ i i i i/ i i i i i i i i i i i i i i i\. / i i i i i / i / i i / i / i i / i i i イ i i i i i i i i i i i i i i i i i i i ヽ / i i i i i / i / i i / i / i i / i i i/ .| i i i i i i | i i i i i i i i i i i i i ∧. / i i i i i イ i |! i i/ i / i i イ i i i厶 .! i i i i i i|ヾ i i i i i i i i i i i i i∧ ’ i i i i i i | i i|! i i i i i i i/ | i / | | i i i i i i l ∨ i i i i i i i i i i i i∧│ i i i i i i i| i i i i i i i i i ′ V{ ! ! i i i i i ∧ ∨ i i i i i i i i i i i i i .¦ i i i i i i i| i i i i i i i / ___ヾ_ --∨ i i i i i∧ Vハ i i i i i i i i i i i i! i i i i i i i| i i i i i iイ 斧ィ ⌒ \ ヽ i i i i i ∧ }i 厶 i i i i i i i i i i|ノ i i i i i i i i | i i i i i i| 《 i o } ヽ \ i i i i∧ ⌒ト i i i i i i i i i| i i i i i i =ミ| i i i イ i{ ∧ 乂__ノ ト i i i i∧o | i i i i i i i i i i| i i i i i i { | i i i |ハ | i {ヽ i ∧.ィ i i i i i i i i i | i i i i i 八 / i i i ¦ \"" 'ヾト \ i i| i i i i i i i i i i| i i i i i i i / i i i /∧ \ i i i i i i i i ∧ i i i i i i/ i i i // i iヽ ___ //} i i i i i i i|i ∧ i i i i i/ i i i // i i i i i i\ ( ノ //人 i i i i i i| i i ∧ i i i / i i i // i i i i i i i i | 、 厶イ i i i i i i i i ト i i i∧ i i/ i i i // i i i i i i i i i | 〕ト . < i i i i i i i i i i i i i i | ヾi i i \ i/ i i i // i i i i i i ir ‐┴-ミ `T i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i| \ i i \ ' i i i // i i i i i i i i| 〕iトイ \ i i i i i i i i i i i i i i i i i i i| ヾ i i i \ 豊音「??」 京太郎「なんか増えてるぅぅぅぅ!?」ガビィィィン!! 120 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/22(日) 21 49 00.89 ID Haky23PLo [8/21] 咲「大阪に戻る途中で遭遇したの!」 透華「どうやら一緒に来た人達とはぐれたようですのよ」 .... -―――――- ... / \. / \ / \ .. / / / l \ . ′ ′ l l∧ ∧ \ .. | l l | ∨ ∧、 | .. | l l | ∨ ∧\ | .. | l |\从__ ∨ ∧ \ | | .. | l | /´ ヽ \ \__,∨ | | .. | 乂从 乂___ノ \ \} |∧ .. | 「`て__) }へ、 \リ 小 .. | l |  ̄/Χ\ { .. | l | . __ {/ }/ \〉\ \. | l |个ト . ゝ--' /{ / \ \. | l | | | i > . ___ . イ二 | / } \ 豊音「知り合いに会えて本当に嬉しかったんだよー!」ウルウル 京太郎「なるほど……」 豊音「それに須賀君にも会えてちょー最高かなー!」ニッコリ 京太郎「ふぇ!?」ドキッ 豊音「えへへ、サイン会の時以来だね」 京太郎「そういえば、その節はどうも」アハハ アクシュッ ニギニギ 京太郎「あはは」デレデレ 照「……」ジェラァッ 淡「もう、本当にイヤ……なんなの? よく知りもしないくせに」イライラ 優希「ぬぎぎぎぎぎ」ギリギリ 煌「ファンが増えるのはいいこと、かな?」 竜華「せや。ファンは大事にするべきやで!」 和「……」ムスッ ハギヨシ「京太郎君も罪作りな人ですね」フフフ 124 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/22(日) 22 00 39.50 ID Haky23PLo [9/21] 竜華「ほな、そろそろ本題に入るでー」パンパン 京太郎「あ、はい!」 煌「遊んでばかりもいられませんからね」 透華「そろそろ特訓を再開しませんと」 京太郎「そうですね」キリッ 俺がアクセル1を救わないといけないんだ…… だから、やれることをやるんだ!! 淡「レッスンなんてサボって遊ぼうよー」グイグイ 菫「たまには麻雀なんてどうだ?」フフフフ 咲「京ちゃん頑張ってー!」 照「頑張ってー!」 優希「応援するじょー!」 和「私に出来ることなら な ん で も します!」 はやり「レッスンなら任せてねー☆」バリバリ 京太郎「うーん、この」 ハギヨシ「同じ男として羨ましい限りですよ」クスクス 竜華「そろそろ今日の予定決めいくでー!」 京太郎「あ、はい!」 さて、今日はどうすっかな? 選択安価 ↓3 1 街に出かける 2 旅館でゆっくりする 3 レッスンする 4 ウルトラスペシャルデンジャラス&ハード修業コース 142 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/22(日) 22 13 22.71 ID Haky23PLo [10/21] 京太郎「あの、今日も少しだけ街に行くってのはどうですか?」 竜華「は?」 煌「一体どうしたんですか?」 京太郎「いや、少し気になることもあるので」 淡「……」キラキラ 竜華「アレなぁ」 透華「無視ですわ無視」 京太郎「そういうわけにもいきませんてば」ハァ なんだかんだ言ってもクラスメイトだしな 京太郎「隣の席のよしみって奴ですよ」 竜華「甘いで京太郎君」ムスーッ 京太郎「すいません」ペコリ 透華「全くですわ」ハァ 煌「でもそこが?」 竜華・透華「「ちょっといいかも……(ですわ)」」 煌「……」ニヤニヤ 竜華・透華「」カァァァ!! 京太郎「???」 淡「えへへ」 / / / / / \ / / ,/ / 、// ,/ / | \. _人_, / / / , / / /\ / / l | | || , _. `Y´/ / / / / / / / /\/ // | | || ′ ,ノ / _人_ / / / / / / / |l // /∨/ ! ∧ l| リ | └1_| `Y´/ , / / / / /_,|/ l / /∧ | / } / | ∧ | | _. /// /| l| | l|-‐≠≦苧ミxl/ ∧ / / // | ∧l| | | ,ノ /// / / /| l| | l| /' 〃 .。 (__,ハヾ } / / -/―‐|/ /ll | └1_|/ // /{ | l| | l|' {{ { . { . _) 十i / / __/__,,ノ' / リ` / , // /| | l| | l| 八乂 . . . . . 丿 / / ー=≦苧ミx, / / ′ l7 / / ,/八| l| | l| ` `¨¨´ / / .。 (_,ハ ∨ ./ / ,′ o / / //| l| | l| l\l\l { . { ._)十} / / / ′ + / / / {/∧ l| |\l| / 乂 . . . . .ノ 厶 ,/ / _人_/ / イ ∨∧ il| l∧ / `¨¨´ / ,/ /| `Y´ \川川川川川川川/ | \ l\l\l/ / / l|―‐三 三\ / / // / 八 二 タ イ 二 ` -- ..イ/ // / \\ 三 ロ ケ 三 \ -=≦/| / {\ \_____彡' 二 | て 二 / ----=≦/ /l 人 | \ \ 三 っ ん 三 / / / / l|\ \ 人 \ ̄ ̄\ 二 !! じ 二 / / イ'ー―┬..┬ 、 \ \ |___}\ \ 三 ゃ 三 / / l| | | | }\ \} }\ } 二 ん. 二 / l| | | | } \  ̄ ̄ ̄ノ } / 三 三 /川川川川川川川\ 選択安価 誰を誘いますか? 安価↓1~5で一番大きいコンマの人 この場にいる人物一人のみ ゾロ目の場合は確定 複数可 164 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/22(日) 22 23 04.57 ID Haky23PLo [11/21] 京太郎「それじゃあ、少し遊びに行きますか」 一同「イェーイ!」 竜華「ただし明日からはちゃんと特訓すること!!」 京太郎「あはは、わかってますってば」ニッコリ 透華「(本当に大丈夫なんですの?)」ウーン ワイワイ ガヤガヤ 京太郎「それじゃあ、あわ――」 淡「っ!!」ワクワク 和「……」ニヤリ ダダダダダダッ!! 一同「!?」 ガラガラッ!! ボディコン女「須賀京太郎はいるかぁぁぁ!?」ドゴォォォン 京太郎「はへっ!?」 ボディコン女「神通鞭!!」シュバッ 京太郎「」グルグルッ 一同「!?」 ボディコン女「後はそこの――」ヒュンッ 和「あ~れ~(棒)」 一同「!?!?!?!?」 ボディコン女「頂き!!」ダダダダッ 京太郎「のわぁぁぁぁぁぁ!?」 シーン 一同「……え?」 / ヽ \ / ./ . / ′ /| ∧ .. / 7 | ./ ! | ∨ | | ′ ! | / ̄`∨ |´ ̄Ⅵ | | | | r≠ミ、∨ | r≠ミx | | | | 从 r' }!八 〃r' }!》 | | | | ハ弋)ソ \{ 弋)ソ | | | …… { | i ,,, , ,,,, / 八 !. | } /7 / | 八 人 v フ / /} 八 \{\( >... 仏イ/ / \. / ≧ー < |/ / \ / 厂 ̄ | / / . \ // / /| / ∧ .. .. //' / ∧ // / \ . |. // / / /\ / / / \ . | l( / / / / / / \ .. | 176 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/22(日) 22 32 25.96 ID Haky23PLo [12/21] 京太郎「う~ん?」 和「須賀君! 起きてください! 須賀君!」ユサユサ 京太郎「和……? あれ、ここは?」 和「よかった。無事なんですね」ホッ 京太郎「あれ? ナイスバディのお姉さんに攫われて……」 和「まさかあんな暴挙に出るとは思ってませんでした」ウツムキ 京太郎「え? 知り合いなの?」 和「あ、いえ! その……」 京太郎「和?」ジトーッ 和「うぅっ! その……」カァァ / / | |゙ | . . | | VM、_| . | } ト、_,. | ヾ ', ./ / .! i! N . | い !/≧二]/"|´ . | . | !. ! / | | | |',/ ヽ| \ |ィ/,ゞ..、\,! / i! | | ,' / | { . ! /| 〉|-. \!" {_ rj ', リ/} . . ノ|/゙. |. i ィ .∨\"| /,ィうヽ ィ゙ ` ソ i} |/ ' | えと、その……. | /.! | |ヽ {_,ィrj ', .`ー‐゙ ./ ! ! | |∨ ヽ{i ヾ, ツ | | ヽ .| \ \, `" _,,._ | {. 'j |  ̄、 ̄ _,,. - "__\ { '., ! .ハ. { ./ 〉 ./! \ .| リ`ヘ. V ./ ,ィ=、| ト、 ヽ. | `..、, `ー " ./ |/ \ . | i }. リ ,' / / ー, --‐' / ヽ ヽ ̄ `ヽ. / / / / / {/〉, / 〉, \ \ / / / _,.ィ={ |/. !. / /| \ \ } / / /_,,.-/ / | | . / / | | .\ \/ / /} / / / . | |_. / / .! ! .\ ヽ,. / /_,/゙ / / / | |. ` ./ ./ .| | / \ `、 京太郎「本当の事を話してくれ」 和「実はその、冬木市での事件でお礼のとたくさんお金をもらったんです」 京太郎「そりゃすげぇな!」 和「それで、その……そのお金をくれた人がシスターで」シドロモドロ 京太郎「ふんふむ」 和「その方が言うには世の中金です、と」モジモジ 京太郎「そりゃまた暴論だな」 和「それで私、ついムキになってお金じゃ須賀君は手に入らないって言い返したんです!」カァァァ 京太郎「お、おぅっ!?」ドキッ 和「そうしたら、その人がお金でなんでもしてくれる人を紹介してくれて……」 京太郎「それでその金を?」 和「はい……そしたら、その……こんな事に」プシュゥゥゥゥ 京太郎「(可愛い)」 181 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/22(日) 22 38 15.51 ID Haky23PLo [13/21] 京太郎「だからってこんな無理やり拉致られるとは」オドロキ 和「でも……わりと間違っていないのかもしれないですね」フフフ 京太郎「え?」 和「こうして須賀君と二人きりになれたんですし……」ニゴゴゴッ / , ' / i i i / ', i ゚. ,゚ .,' ,イ | l .,イ ′ l l i ゚, フフフフフ ,' ,゚ i.i ,イ ,イ__/_|___/ . l l l ', i l |i 斗''「"「「 | ',. l lヽム .ノ.i i i | l l lハ |,ム_|云_|-、レ' ,' / l`y'、_| / |i| | | | f´ ( fjぅ゙㍉ レ'云|_/| ,イ ,' /,リ |. l. | ` ゛゛¨¨"´ . i .´(fjうヾxノ /i.,イ | l | ' `゛¨¨"´レ' ,リ | | l | / .| | ,' .| r‐‐- 、 . ,' | <世の中やっぱり金ですね ! i | . 乂 ノ . ,' | l i , |ト、 .,イ l ,' ,゚ / .| i会s、 .,*'”i l ', .l / ,'./ l i i _|__≧x-‐‐‐r=≦” i i l ',.l ※ 髪を下ろしている和です ′'/ r─=ニ「r‐‐‐| { ̄¨~l | ̄~厂`ヽr‐-ミ N / ./,斗匕| ∩ | i∩ i i∩ l i∩//∩ ./ ,'`ヽ,へム _ム斗「 マ.∪ | i∪ | i∪ .l i∪l l ∪/ ,' 0/ ,'ヽ/\ x´r'´ ゙マ 壱 マ洲 i i洲 | i洲 l i洲l l洲./ ,'洲./ ,' / ,'0 ^ヽ、. ,へヽ'., 壱 マ 万 マ洲l i洲 .| i洲.l i .,'.,' / ,'洲./ ,' / ,' //\\. // マム'., 万. マ 円 マ l i | i (l i /,' / ,' / ,' / ,' / ,' (J 壱\\. /\ヽ マム'., 円 マ ( V l i (| i l i /,' / ,' ./ ,' / ,' / ,' 万 \\ 京太郎「戻ってきてぇぇぇぇ!? 大天使のどっちカンバァァァァック!!!」ユサユサ 和「あばばばばばっ!?」ガクガクガク 京太郎「金なんて使わなくても、いつでも一緒にいてやるよ!」ギュッ 和「はふぇっ!?」ドキッ 京太郎「友達だろ? 仲間だろ? 金なんてなくても、遊ぶのは普通だっての」ズビシッ 和「あぅっ!?」ヒリヒリ 京太郎「たくっ、反省しろよ?」 和「はい……」シュン 京太郎「(しかし、破壊力がやばかった……)」ドキドキドキドキ 186 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/22(日) 22 49 30.92 ID Haky23PLo [14/21] 京太郎「それにしても遊ぶつってもな。ここどこだ?」 和「拉致するだけして急にどっかに行っちゃったので」 京太郎「?」 和「いきなり『あの丁稚が……誰がシリコン胸ですって?』 とかなんとか」ブルブル 京太郎「お、おう」ゾクッ なんだか触れてはいけないものに触れてしまった気がする 京太郎「とにかく少し歩いてみるか?」 和「そうですね」コクリ 京太郎「まずは服を着替えられる場所だな」 二人共旅館の浴衣じゃ目立つ それに少しばかり寒い ~~十数分後~~ 京太郎「とりあえず服屋はあったな」 和「着替えられてよかったです」ホッ 京太郎「後はここがどこかわかれば……」 さっきの服屋で聞いておけばよかったか? 京太郎「お、看板があるぞ!」 和「えーっと……」 コンマ安価↓3 ゾロ目でムフフ 00~29 千里山 30~59 姫松 60~89 映画館 90~99 遊園地 198 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/22(日) 23 02 16.59 ID Haky23PLo [15/21] 京太郎「千里山女子!? 竜華さんの学校じゃねぇか!」 和「へぇ……」 京太郎「とにかく入ってみようズェ……」コソコソ 和「ダメですよ。女子高に男子が入るなんて」ムスッ 京太郎「そっか、そうだよな――」 ドドドドドドドッ 京太郎「ん?」 \ 京太郎君だわー!!! / ヽOノ ヽOノ ヽOノ ヽOノ ヽOノ ヽOノ / ニ / ニ / / ニ / ニ / /> /> /> /> /> /> 京太郎「!?」 千里山ガールズ「きゃああああ!!! 抱いてぇぇぇ!!」ドドドドッ 京太郎「あばばばばば!?」ビクビク ※ 京太郎君は大阪女子高生の間でアングラ的人気のアイドルです 和「凄い数……須賀君、ここは逃げましょう!」サッ 京太郎「とは言ってもどこに!?」 和「それは……」 ??「こっちや!!」ササッ 京太郎「あ、貴方は!?」 安価↓3 千里山キャラの名前を一人 ※ただし雅枝さんを除く ※ただし雅枝さんを除く 208 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/22(日) 23 10 25.24 ID Haky23PLo [16/21] 京太郎「あ、貴女は!?」 怜「久しぶりやな……京太郎君」 ... ´ ̄ ̄` ...、 /. . . .. . . . . . . . . . .\ . . . . .. . . . . . . .、. . . ヽ. . . 、 /. . . .. . . /' . . . . .ハ .. . . . . ∧. /\. . |' . /|. . ./ / | ‐ 、. .l| . ⌒ ' ⌒` . |イ⌒/|/ .!/ハ/|. .| . . . <怜ちゃんやでー! 乂/ . 人,芹示 ′ 竹示、| . | .. . i. / . /. .ハ.乂ソ ゞソ' ;| . | .. . .| /. .'.. ' . .人、 ''" ' ''"_ j . j. . ! | . . .{ .. n_ . 个ト ., ´' ,イ| |' /l . .ハ| {' 八r'|.|.| . 乂 . . ._〕 〔=|.| l//}/__′ l、l lⅤ ニニニ〔′ /ニ/┐〈>'⌒ヽ. 〈〈' |、ニニニ|⌒/ニ/ ノ ./ .八 /∧ 乂>ニ!∨/ _ノ/⌒`<ニヽ 〈'⌒介 、 `` ‐='".,_ / |/⌒ヽ)ニニ. ∨ {' > ., ``<_| |/ニニニ} / '" ,.x 个 .,_ |  ̄ ̄` デデーン!!. {__,. <二 | 二> .,__.ノ | | |′ | | | | | | j | { / | .\ 京太郎「怜さん!! 生きていたんですね!!」 和「園城寺さん、この人達をどうにかできないんですか?」 \キョウタロウクゥゥゥン コッチミテェェェ!!/ 怜「任せとき(怜だけに)」ドヤッ 京太郎・和「え?」 ~~~一方その頃 奈良~~~ / / / + / ゝ \ / / + */ / + ゝ \ / / / / ヾ \ / |. / / | | | | / ´ ̄ ̄ / . 、 || | | /. / /. \ | | | | + / / ヽ ハ | | | / /| | 、 ! ( } || | ′ 斗匕 ! ` ー-| i ∨ | | カキーン | i /===ヘ. |r==弋 乂爪 i * ∨ | | | + l Ⅳ/ Ⅵ/ `ーl | ` | / | | | | }込////ノ込////少リ 川. || | | * | { 三 ̄ =ニ三 / ./ リ + | | | | 〉 廴_ -=====- / /イ{_. ハ | | | + ∧ i 「 / ./ | ( } || | /. / \ ヽ ミ==彡 / / 八 /... | | | / ∧ ヽ Y イ / / へ * / ∨ | | | / /ヽ \__ Ⅵ | ./ -=≦く / 〉 /..... / | | | /. / \ /⌒ヽ/⌒ヽV _/ \{ / /.. | | | | /. | / 〃 ∨ /\ \{. / く | | | | /. L { {{ 〉●}_ >=- } / + | | | | / 丁¨¨¨\ 辷才 イ / |....../ ハ | | | / + | / > ./ /\{ _ ∧ }../ ( } || |/ 八 ∧__ >=く _.ノ\/ / / * ∨ | | | * 〈 ∧ @ ) } 「@ / ̄ヽ / l l| ∨ | | | j/ / ` ̄ 入  ̄ ̄ 〉 / j l| / | | | 〃〈. ____ ____.. / { l| + | | | | ∧ / ̄ ̄/ ̄ ̄  ̄廴_____| く | | | /\ / /. ./\ . /{ 廴 / .′ \ 丶\ | | | / /. ./. ./. . . _}〈 | / `゙/_ ゚ } ’. r'´. . l/\ | /\〈 / !,ン'´ /\ . . . 〈 j . /゚ ̄ ̄ ∨ ハ .... ゚..... /\/ / /\ | ゝ|/ | / ヽ. j≧ヘ..′ ゚ ...... / 廴___{// | 〉 l./ 〉 )} 玄「おねえちゃんが凍ってる……?」ポカーン 211 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/22(日) 23 16 32.51 ID Haky23PLo [17/21] 千里山ガール「京太郎君は私達のモノよぉぉぉ!!」ダダダッ 怜「仕方あらへん」スッ 京太郎「!?」 . ´ . ´ . ´ . . ´ ` . . ' ... . . . . . . . . . .. ' ... . . . . ' ... . ' . ' ... . . . . . . . . . . . . . . . . . . ... ヽ / .. . . . . . . . . . . ./ .. . . . . . / .. . . / / .. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . / .. . . . . ,ィ. . . . . ./ .. . . . . ,/ .. . . ./ / .. . . . . ,ィ. . . . . . . . .ト、. . . . . . . . . . . . . . ,′. . . . . .,イ |. . . . ,′. . . . . .,イ,′. . . . ,′.,′. . . . . .,イ |. . . . . . . . ノ i. .| . . . . . . . . . . .,二=- . .厶斗 . . ,二=- . .厶,二=- .,二,二=- . .厶斗 . . .;イトミ」. |. . | |. . . . . . . .|. . | ト、ハl リ. ./|. . | ト、ハl|. . | ト、|. . ||. . | ト、ハl リ. ./ jノ j人ノ| | . . .| . . . .|!八从T777T |!八从T77|!八从|!八|!八从T777T T777T jノ. . . | . . .i |. . . i . }弋ZZソ |. . . i . }弋Z|. . . i . } |. . . |. . . i . }弋ZZソ 弋ZZソ |. . . . .| . . . |,'. . . .i ,' ,'. . . .i ,' ,'. . . .i ,' ,'. . . ,'. . . .i ,' |. . . . .|). . .|i . . . 八 i . . . 八 i . . . 八i . . .i . . . 八 / . . . . !. .|. .||. . . . . . ` . |. . . . . . ` |. . . . . . |. . . .|. . . . . . ` . r‐ 、 . イ . . . . /. i |. .|{人. . . .|. . .| `≧={人. . . .|. . .{人. . . .|{人.{人. . . .|. . .| `≧=-r---rュ´ . .| . . . /. j从 ノ \从人ノ__/リ \从人ノ__\从人\\从人ノ__/リ/ ̄ ̄{从ハイ人/ / / ,/ / ̄/ / ,/ / / ,/// / ,/ / ̄`ヽ、 / // / / // / /// / // / ヽ 京太郎「そ、その動きは……!!」 和「SOA」 怜「はぁっ!!」 膝枕有情握手券 奥義 なんやかんやでなんやかんや!! -‐…‐- / ヽ / 丶 / ⅰ ト、 ∨ ∧ _.r ハ i } / / ! i ∨ ∧ { i { }、 _ ,、,、 | ! } / /.i/_」 _|i ∨ ∧ _ .} } }. -‐・・ ¨・・・…‐- ..,,_ rい∨ l l 7i7;/ /' _|;小 ⅰ ∧ ∧∨ / ¨ …- ', ,、∨ ‘ l/笊苅 笊芋示 | } ⅰ ヽ. {._ i小. ヾ ‘ /ヾ乂;ソ 乂;;;;ソイ レ /i |i l `Y ¨ …‐- _..イ 〕 ∨ ハ 小 , | リ /_,i/レ | i _.. =- ¨ ヽ_ ノ. { ⅰヽ _ _ .ィ| // / ≧、 --、 i l--‐… ¨ ハ. ∨ ヽ \Ⅵィ ≧ ーr≦ i;// / / rー 、 l l ハ ∨ ゞ-ヘ { / / / / ./` { l ハ. ∨ r { \ ∧ ―-/ / { ⅰ .八 } ハ. Y{ { ` <∧ ./ . イ 、 l ト . / ゝ マム { ヽ`∨<_,/ トー‐゙一′  ̄ ` ー ^ヾ\__ /! ./´i_,ト . `ヽ |  ̄ .∧ / / ` ー' ! シパァァァァァァッ!! ‘{/ ハ { / ヽ _.≦ z≦三ヽ -―- ー- ≦⌒ヽ i >‐…‐斗 { ` < > . /{ > ´ ,} 丶 ` < i/ > ´{ /ハ > . / ` < ´ ヽ _,..ィ. ィ / ー≧└ . ` rへ-=≦__/ー-- !/ 八 ≧ ._i{ / / ≧ 、 `¨¨´ `¨ < _ _ノ / `¨¨´ 千里山ガールズ「うっ」バタリッ 怜「痛みを知らずに行くとええ」スッ 京太郎「大阪生まれって凄い」 和「SOA」ガクガクガク 京太郎「ありがとうございます怜さん!」 怜「せ、せやけどこれはパワー使う……んや」ガクッ 京太郎「怜さん!?」 怜「がはっ!?」ブシャァァァ 京太郎「ぎゃあああああああ!?」 216 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/22(日) 23 25 54.37 ID Haky23PLo [18/21] ~~~そんなこんなで~~~ 怜「ほへー」ポワワーン 京太郎「あの、硬くないですか?」 怜「ええでー、これホンマええでー」ホンワカー __/ / / \ /. / / / \ / / / / /}/ / \ / / / / / / / / . / / / / / / // / /| | . あっ、あっ、あっ、あぁぁ~~~ / / / / 7´~~//-/ // / ! ! l . ∨ l /l/ /´___/ /、,/ / ! ! l | / /|l /xァ≠=-ミ l / /__彡 へ | | | | / i 八/{ /三三 ハ| //  ̄ ̄、 \ 从 l | | |. . --./ l ′rうく三/ }/´ ____ // l | | | / / l ′ `う ⌒7三≧x // / 从 / ; / / l ′/// /三三三ハ/ / )イ ; / . / / ′ / てうぅ三ジ 厶イ / . / . / / / { し `う゚ ´ / / { ビクビクッ / . / / / / .| /// /イ l l .. / | / / / .| / .、 乂_) / l l . / l/ l / |l ∧ .、 U / l l l l .. / l/ 八{ ∧ | \ / l l l |\{\{.. /----=ニ二. \从 l≧=--------‐┬=≦>-/ l l l | ニ=- 二/ /二二二二二ニ===ニ二ニ==\/ / / l l |)ノ \/ニ/ /二二二二二二二ニ二二二二′ / / l l / ←京太郎の膝 lニ/ /二二二二二二ニニニ二/ / / / l l / セーラ「しっかし、怜にも困ったもんやな」ハァ 浩子「……」パシャッパシャッ 京太郎「あの、一応芸能人なので写真はちょっと」アセアセ 浩子「顔は写し取らんから大丈夫やでー(大嘘)」ニマリ 怜「ええわーほんま天国やわー」ブルブル 京太郎「でも助かりました、かくまってくれて」 和「まさかあの後にもまだ出てくるなんて」オドロキ セーラ「千里山じゃ須賀君有名やもん」 浩子「千里山の女子学生はみんな京太郎君の事知っとるで?」 泉「(……)」ゲンナリ 京太郎「それは嬉しいですね」ニッコリ 和「須賀君の活躍が関西に届いているんですね」ホッコリ 怜「あぁ~生き返るわぁ~」ポワワワーン 224 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/22(日) 23 35 10.35 ID Haky23PLo [19/21] セーラ「まぁ怜は放っておくか」ウンウン 浩子「須賀君。折角やしゆっくりしていくとええで」ニヤリ 泉「すぐに帰ってもええんやでー? というかとっとと帰って――」 浩子「ふっ!」シュバッ ドスッ 泉「」ガハッ 浩子「泉も喜んどるようやなぁー」ゲスガオ | . . .| . . . . . . . . . .| | l八{\ . . . . / ___ ∨ . . . . . . \ . . . . . . . . . . | | . . .l . | . . . . . . . .lノ } \_  ̄ ̄ ̄ ∨ . 、 . . . . .| . . . . . . . . . . | | . . .l . | . . . .. .//_' ´ ̄ ∨ . \ . . | . . . . . . . . . . | | . . .l l l\// ´ =芋 苧苧芋= ∨ . . . ┴ 、 . . . . . . . | | . . .l从  ̄ /〉 .| ( ) | } ∨ / ∨ . . . . / 八. . . . . . /..ベ 乂 ノ / }/ | . . . . / \ . . . . =彳 ( ハ. .==、 ¨¨´ / 八 . / \∧ 乂 } } .ー―― / . . ./ {\ . ¨¨´ノ ' )`ヽ 〈___/ . . . ′ クククク \ .__ //ノ /「 . . . . . . . .| / ´ .イ . | . . . . . . . . | | __ -‐ , | .| . . . . . . . . | | . 、 `¨´ / .| .| . . . . . . . . 乂__ノ . / | .| . . . . . . . . . . . . . . . . . 个 ... / | . 乂 . . . . . . . . . . . . . . . 泉「」カクカク 京太郎「そ、そうなんですか?」 和「?」 怜「」ビクンビクンッ セーラ「なんかして遊ぶ?」 浩子「麻雀セットくらいしかないで?」 京太郎「うーむ」 和「どうしますか?」 選択安価 ↓3 1 まっすぐ帰る 2 麻雀を打つ 232 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/22(日) 23 43 38.05 ID Haky23PLo [20/21] 京太郎「じゃあ、ちょっとだけ」テヘヘ 和「そうですね」 セーラ「お、須賀君と打てるんやな」ワクワク 怜「ウチも打つ!」シュバッ 浩子「撮影担当でー」ハンディカム 泉「」シーン 京太郎「じゃあ、メンツは俺と和とセーラさんと怜さんですね」ジャラジャラ セーラ「手加減なしやで!」 怜「今ならトリプル行ける……」ゴゴゴゴッ 和「頑張りましょうね」ニッコリ 京太郎「(あの日、照さんと話してから……麻雀が強くなった気がするんだ)」 ググッ 京太郎「やってやる!!」クワッ 闘牌開始ィィィィィ!!! コンマ安価↓3 ゾロ目で一位 00~59 トビ 60~89 三位 90~99 二位 雅枝さんのラブリーレッスンを受けられるかも? 241 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/22(日) 23 52 56.15 ID Haky23PLo [21/21] 京太郎「……」ゴゴゴゴッ 一同「!?」ゾクッ 京太郎「じゃあ、行きますよ」スッ 怜「(この感じ――あの宮永照と当たった時と同じ感覚!)」ゾワッ 京太郎「照さん……俺に力を!」スッ タンッ セーラ「あ、ロン」 京太郎「え?」 セーラ「満貫やで!」ドヤッ 京太郎「」 和「Oh……」 京太郎「あ、あはは、ついてないっすね」ジャラジャラ こ、今度こそは…… 京太郎「次は親だし、これで決め――」 タンッ 怜「あ、ロン」 京太郎「え?」 怜「跳ね満やで」ドヤッ 京太郎「」 和「Oh……」 京太郎「あ、あはは……まぁ、多少はね?」ジャラジャラ 大丈夫、点棒がある限り……まだ負けじゃない 最後まで俺は闘う!! 京太郎「うぉぉぉ!! 通らばリーチ!!」 タンッ 和「通しません、ロン」 京太郎「」 和「倍満です……あっ(しまった、つい癖で……!!)」アセアセ 京太郎「……」ジワッ 一同「!?」 京太郎「あ、あははっ! 俺、やっぱり麻雀弱いですね」ゴシゴシ 和「……須賀君」ズキッ 京太郎「本当に……」 ドクンッ 京太郎「……弱いまんまだ」ボソッ 雀力がちょっぴり上昇しました!! 248 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/23(月) 00 02 17.51 ID 4RxwqssGo [1/8] 京太郎「……」 セーラ「も、もうやめとこ! なっ?」アセアセ 怜「」コクコクッ 浩子「せやなー」 泉「うーん」パチクリ ~~~京太郎が惨敗しているその頃~~~ 照「!?」ピクッ / \ ,.' \ / \ / . . . . . . . . ', . ` .、. / ヽ ヽ 、 Χ 、 . !¨ヽ 、 ヽ / \、 . /`ΧV ', 「 } . . . . \\. . / ヽ/ヽ代J}ヽN !) / . . . . . ヽ / ; イ ハ \__ `' V ! 「 ! ! ヽ ヽ }ヽ} // |/ .V 〉 ` リ .| /! ハ } ハ } \! ヽ. / | V ト、 ,_ァ / ´ ̄¨| √} 厂 }!、 j V / `i r- 、 j . . !/`、| / >、. V j! } 「! l / /\ `>、 j ハ l l ヽ ... ≧x /y ! 〉、 > 7/ /=l ,_... / } /´ V / 〃 { /=≦ム //' ∨ _ ,小 `ー―.v´ >'"¨∨/ x ´ / ハ Lヘ´ 'i / / / , , ,. / ;イ / く ` , , l / | / }` } ! | / l / / . . l l l / l / / . , ! N / ,7 ..... . j | 〃 ,’ { 咲「お姉ちゃん?」 照「……感じる」 咲「え?」 照「京ちゃんが……泣いてる」ギリッ 咲「!?」 【千里山 麻雀部室】 和「須賀君、大丈夫ですか?」サスサス 京太郎「……」 和「ごめんなさい。須賀君の気持ちも考えないで……」ウツムキ 京太郎「いいんだよ。手加減された方がずっと辛い。例え、俺の為にしてくれたことでも」ポンポン 和「須賀君……」 京太郎「悪いのは、弱い俺なんだよ」 俺自身の問題なんだ…… 安価↓3 1 続ける 2 帰る 3 取り敢えず泣いてみる 261 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/23(月) 00 11 39.28 ID 4RxwqssGo [2/8] 京太郎「もう一回だけ、いいですか?」 セーラ「え?」 京太郎「お願いします」ペコリ 怜「せやけど……」 和「本当に大丈夫ですか?」 京太郎「もう一度だけ、自分を信じてみたいんだ」キッ / イ/ / / /! / j .7 ', i、 /.∠/ 7 77 7| / i 7 ', .i ', // / , i .ヽi.7'i! / ! .7 ∨ .i ', 〃 / ン' ,.! .7! i心! 7 | .i ∨ ..| ', j / ン´7 y'/i i`'弋z| .7 _! .i====='', .|--ヘ イ / 7 /〃.i ! , '.i .i . i i,七士ニ__,', .7 ヘ /イ 7 / ,イi', i / ヤ i ヤ.彳 ヒ艾心 i ..7フT ヽ 彳´ 7 / イ≠ / ヤi', ヘ| `゙''ゝー--Ⅶ.7 7 、 j / 彳 ヽ ヾ i 7 7/∧ |.7 ',ヽ 、 . 7,' //// ヘ レ ', _ . 7,' /// ハ ヾ、_ . 〃 〃´ ヘ \ . 彳 , ハ ヽ .. ;イ ', ... , < ', ... _ , -‐ ' ´ ` ─── ¨¨ヘ ヘ 京太郎「……」 セーラ「……分かった」コクリ 怜「手加減は……必要あらへんね」 和「あぁ、カッコイイです……(頑張りましょうね須賀君!!)」 浩子「何言うとんの?」パチクリ 京太郎「それじゃあ、お願いします」ジャラジャラ 一同「!!」 京太郎「(今度こそ……!!)」 泉「(え? 何このシリアスな雰囲気)」ドキドキ コンマ安価↓3 ゾロ目で覚醒(咲) 00~59 トビ 60~89 三位 90~99 二位 雅枝さんのラブリーレッスンを受けられるかも? 男ならここで決めるしかないっ!! 280 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/23(月) 00 25 05.46 ID 4RxwqssGo [3/8] 【オーラス 和の親】 京太郎「……」 残り点1000 怜「……最後やで」 セーラ「泣いても笑っても……」 和「これが最後」 泉「(ま、このメンバー相手に飛ばずに残ってるだけでも十分凄いんやけどな)」 京太郎「……」グッ 集中出来てないな……まだ体が迷っているんだ 京太郎「くっ……」ブルブルッ 震えていたんじゃコントロールしたってブレるんだ 浩子「(ダメや、太陽も勝負運もなんも完全にこっち向いとらん)」つハンディカム それでも…… 京太郎「(やるしかないんだ!)」 言い聞かせるように、そう呟いた 怜「京太郎君の番やで?」 京太郎「……(本当はもう、諦めて楽になりたい。でも……)」ググッ 状況は悪い、でもただ逃げ出すんじゃ……根性無しだ 点棒は無くても、度胸でクリアするしかない 和「須賀君……」 京太郎「……」タンッ 衝動は抑えたまま、ターゲットとの間隔探れ ~~菫「いいか? 相手を狙い打つのに必要なものはただ一つ」~~ 京太郎「(勝つプライド!!)」グググッ 味わうのは勝利の美酒か……それとも敗北の苦汁か セーラ「(全ては二つに一つ)」 泉「(その運命の糸を操るのは……!)」 京太郎「俺自身だ!!!」 パキィィィン 和「っ!?」タンッ 京太郎「――ロン」 285 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/23(月) 00 44 35.13 ID 4RxwqssGo [4/8] ~~~三十分後~~~ ガチャッ 雅枝「みんなやっとるー?」テクテク セーラ「……」アングリ 怜「……」ボーッ 泉「……」ポーッ シーン 雅枝「これ、どうなっとるん?」パチクリ 浩子「あ、おばちゃん」 雅枝「浩子、説明してーな」 浩子「それは、これを見れば分かると思うでー」スッ ハンディカム 雅枝「ビデオ?」 浩子「ええもん取れてますでー」ニマニマ 【結果】 ※細かい数字設定めんどいので大体の数値 1位 怜 31000 2位 和 51000→27000 3位 京太郎 1000→25000(三倍満) 4位 セーラ 17000 ~~~その頃 帰り道~~~ テクテク 和「……驚きました」 京太郎「え?」 和「まさかトップだったあの局面で……直撃なんて」 京太郎「伏兵だったか?」ニヤリ 和「いえ。ちゃんと須賀君も警戒していましたよ」 京太郎「そっか、なら嬉しいかな」 和「……だからこそ、不思議なんです」 京太郎「ん?」 和「なんで、私だったんですか?」 京太郎「え?」 和「私との点差は5万点以上ありましたし、普通なら三位や二位の人を狙うべきでは?」 京太郎「うーん、そうだな」 和「あの状況、違う待ちで上がれば二位の怜さんから直撃を取れましたよね? そうしていれば二位になれたはずです」 京太郎「……そんなの、つまらないだろ?」 和「え?」 京太郎「俺は裏ドラが乗って、一位になることに賭けたんだ」 和「どうしてそんな賭けを……?」 291 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/23(月) 00 56 18.23 ID 4RxwqssGo [5/8] 京太郎「妥協したくなかったんだ」 和「え?」 京太郎「もしあそこで俺が……怜さんから直撃を取って二位になっても」 和「……」 京太郎「今までと何も変わらない。妥協して、諦めて……勝つ事から目を背ける事はイヤなんだ」 和「須賀君……」 京太郎「それは何も点数の話だけじゃない」 トップアイドルを目指す 全国で一番になった咲達に追いつく為に…… 京太郎「ここで引いてしまったらきっと、トップアイドルになることさえ無理に思えちまう」 だから戦った 最後までトップを諦めなかった 京太郎「その結果が三位だったなら、悔いはないさ」ニッ 和「あっ」ドキッ 京太郎「次はちゃんと役満当ててやるからな?」 和「は、はいっ!!」 京太郎「いや、はいって言われても」オイオイ ヽ./ , ヽ ヽ冫 | / / /」 /} }゙`「丁ヽハ ! ! ! }-ィ |_,'_,,|-‐''/ / / .} /.| | | /. } | | . リ !.|. ト.、 ,. ──‐、 ト、 ィ゙ | |\/ //. / / ! !/!/ !从 /| .| !∧冫 //´ ̄ ̄ヽ', |人小|ヽ !.ィ爪沁ヽ. /./ /,.イ爪心ヽ.! イ/.//′ U } } l ヾ |/{ ⊂. ′ ´ ! ィ./ ト,ムノ ! , ,' ' γ⌒ⅵヽ弋二;;ノ ゝ-.″ | } | //', { ` 、 レ′ !. ◯ ◯ ◯ { !..',\ ノ ! U | `ー´\ ,. , / ! ! ! ! |. ` 、 ./| . ! ! ! ! ◯ | }` .. __ , イ | | | | | | } ィ‐┤. ├ .、| | | | | { 和「あっ、そうですね!」 京太郎「そうそう」 …… 京太郎・和「「ぷっ」」 アハハハハハッ!! 299 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/23(月) 01 13 43.90 ID 4RxwqssGo [6/8] 296 ※主人公補正 このメンツ相手に地力で三位になるよりは幸運一発の方が現実的だと思う 和「ふふっ」クスクス 京太郎「全く、和もぽんこつか?」クスクス 和「もう、ひどいです!」ムスッ 京太郎「おっと、もうこんな時間か。……そろそろ戻らねぇと」 和「そうですね……」 京太郎「さぁ、行こうぜ」 和「はい!」 須賀君――やっぱり貴方は他の男の人とは違う ちょっぴりスケベなところもあるけど、優しくて……まっすぐで 誰よりも前を見てる…… 和「そんな貴方だからこそ、私達は惹かれてる……」ドキドキ 京太郎「……」テクテク やっぱり、貴方は特別。 ほかに代わりはいない、存在。 和「あなたって、本当に最高の……」 ,>─. .──- .ィ─-、._ __┌.、/ \/ | | ∨′ . . . ', }. ,ゝ / ト、 ∨ ゙i { / ,.! ! ! . .| .| | | ', ! ! } ',;;;;ィ゙ ヽ ! .{ { | | | 」| .| | ィ‐十ト| | } } \ / |/{ |.!.| {斤人|ヽj\| .レ゙リリル ノ ィレ′ ヽ .{',从|レィ==、 ィ==x .リ/ |」| ├┤| 沁 ノ/ ! | . .|',| 人 r─‐┐ ハ/ / | | . .| | |> , `.-- ' ,∠// /! | | . .| | . |ィ‐=_,,} ー {.__//゙ /_.| i| |... | | ! リ.| {_ __.//゙ / ヽ!| | . .| .| ! / /_,ヽ.∠ィ'/ /─=|| | . .| .| / /─'、,..ィ‐-、_,..| | |_ || | . .| .i! ../. . . . | ∨ ゙< 小. | . .| .{ ! ∨ . ヽ`>、 ∨ |. ) |. . | | { . } ! ! | .. |∧ ', . . . i. ..ノ| | リ | ../ ヾ.\__, 人 ,.イ〃.ノ/ ゝ | `ーイ / | /゙_.∠.ィ゙/ | \.|_ / ! ,ィ゙ {" ∧ \ } / ∧ 和「最高のアイドルですねっ!」クスッ 京太郎「よぉぉぉし!! これからも頑張るぞぉぉぉ!!」ピョイィィン! 雀力が上昇した!! 和が京太郎のファンになりました!! 306 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/23(月) 01 29 48.07 ID 4RxwqssGo [7/8] 【妙神山 展望台】 淡「……また独りだ」 誰もそばにいない 誰も傍にいてくれない あの日からずっと―― 淡「暗い」 冷たい 私は―― 淡「寂しいよ……おにいちゃん」ギュッ 絶対に、タローをアイドルになんか――したくない 淡「……絶対に」 カンッ 379 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/26(木) 00 38 33.10 ID 76p+u2QQo [1/3] 遅くなって申し訳ありませんが、明日の夜8~9くらいから再開します こうなったのも全てモン●ンってやつの仕業なんだ…… 取り敢えず、一番人気だった【あの人】を重要ポジにおいてみます 名前が挙がってた人も優遇して出してみますので、もう少々お待ちをー , ´ / .' / .' ' | l | l | | / / ' | | | l| | l | , } l | | _/ イ / l| |_,∧_{ . ,-|-}-/、 , | {  ̄ ´ / / { |、{ l∧ {、 | }/イ/イ/},イ . / l {〃 r∧ -‐=ミ_从 、Ⅵ ,l七弐ト /} /l| l / /{ 从 {示ト、 \ⅵ上ヒン ./イ } / / //从 l∧.ヽVゝ' \ .| /イ/ よろしくお願いします、咏さん / イ' {/l∧ ∧. 〈 、 ,イ/j'  ̄ ̄ ー∧ -‐ァ 从 ヽ 、 ‐く__ ´ ィ }/ \ -‐ / ´ ̄〈_ \._ _. イ / / \  ̄}/」/ / /`ー- f'^ く / `ー- 、 /「⌒fヘ / ヽ _/ _j/|∧ / -  ̄ ̄ ー '; / /ム__ノ'^ ). ,.ィ ` '; r 「 // /| /,.. l ハ 、 \ |/ /// ; /..゙/ i i ハ '; ヽ 厶r 〃 // / ; ;′ ! i 、 i ハ '; j } / 〃..../ ! i |! ヾ、 キ、 ハ i どうしてもって言うなら……しょうがないねぃ / / / ,.... ; i |、 ';ヽ ハヽ キ≧ォ、_ i l_ / |/ / ; ト |ハ Vメ x{ィ≧' ハ リ \! ! Y i /i. l/ / /. i |-l トミ\ ∨Zイ「ーぅj !,マ ヽ | ! i / |// /. ! j レ' ト=ュ、 `ー‐' 匕z彡'´ リ ! イ ! / / / l ハ メヘム jハ ノ j´ iハ / / /| マ ヽ 个.マム_リ / ノ i ト、 \ / / | ヾ `ト `¨マ、 ヽ _ ィ _イ j l ヾ ` / / / |. _ 、 ハ マ、 r ゚ ! /´ ノ / トー / / /} |.. r人 ム マ ヽ. マ、 ヽ ノ {! / / _ ヽ、. / / ノ { |.. マ ム.ム \ ≧ュキ__ j V /イ z⌒{ ゝ、_ / / | ∨| マ ムム `ーゝ/_jイ / マトー-. / / 丿 / 〈 マ.ムム /イ>-=イ⌒ヽ )_ イ/⌒ ヾ _ ー、 ミー i /./ 〈 |. マムム / ; ノ´ イ \ `ヾ 【おまけ】(名前が一度も上がってない……) ,. -──……──- . / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .、 / . . . . . . . /. . . . . . . . . . . . . . . . i . . . . \ / . . . . . . . . ./ . . . . . . ./ . /. . . } . . | . .} . . . ヽ ←年上 ′ . . . . . . ./ . . . . . . //}/∨ハ/レ'ヽ . . i l i i . . . . . . . . i . . . . . . . | V从| ←京太郎の苦手な麻雀(だけ)が得意な人 | . . . . |. . . . | . . . . . . . | ー ─'´ ^ー-| . | | . . . . |. . . . | . . . . . . . | | . | | . . . . |. . . . | . . . . . . . | 〃⌒ヾ 癶{ . | ←やらかしそうな人 | . . . . |. . . . | . . . . . . . | {{ }} {{ }} . | | . . . . |. . . . | . . . . . . . | ゞ=='" ヾリ | ←アラフォー | . . . . |. . . . | . . . . . . . | | . | | . . . . | . . . .| . . . . . i . | /⌒⌒} | . | ←にんっしんED確定済み | . . . . | . . . .| . . . . . i . | { / / . .| | i . . | . . .i | . . . . . i . |`  ̄⌒,.ィ . | . . . .| |/{ . ..| i | | | . . . . . i . | 厂| . . . .| . | . .i. .| ←メインヒロインの風格(笑) /⌒\{从| 乂 . . . Ⅳ '⌒ l/}/Ⅵ 八| / ヽ | l\ \i/ __ /| |ノ}/ / } | l ヽ _____________,ノ .| l i | { { | | | | / | 京太郎「憧れとは理解から最も遠い感情だと思うんです」キリッ 咏「ここまで分かりきってると憧れる部分がわっかんねー!」フハハー カンッ!! 387 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/26(木) 00 56 35.23 ID 76p+u2QQo [2/3] 382 すこやんはそれらを差し引いても可愛すぎるから、まぁ多少はね? 【おまけのおまけ】 -‐===‐-ミ ドヤッ . ´.. ..` . . ' . . ヽ /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ/ ̄ ̄ ̄`ヽ ′. .ヽ . .| で あ 関 私 │| ..人 こ i ,' . | | | | | | | .す ま わ は │| 気. な l. i 从ト、从ト、从ト、从ト、从! i | か り. る. 彼 │| で い ! | | | | | | .ら 出 本 の │| .し だ ! | | | ___,ノ `ー--- 、 ! | ∠ ね て 編 好 │| た ス .| | | | 二 二 | | | .: な に 感 .!| け レ > | | ∧'乍)丁 '乍)丁 | lY | |. い は. 度 .!| ど を | | |人} ゚ー' ゚ー' | |ノ | |. に .|| ! 見 | | 从 "" "" 从 | ヽ._______,ノ| .た | | i ゝ、 ワ . イ | || ら l |ハ{ | !| `≧r--=≦´ | | |ヽ __________,ノ { 乂{从_ >′ └< j ノj 从j ∠| ̄ト、 ー 、 一 }| ̄|`ァ--、. ///| |/`刀フフ7フフ刀´ | |////ハ ////| |,'////////////,| |/////} / \ 怖 , ′ \ こ い / |、ト、 `、 の で .′ | { Χ 人 す i| . | / \ i :. l{ . | ィ禾㍊、 l | :. 八 | | ヒク ヾ、 ! l| `、 Ⅴ , u rハ | j! 、 ` 、_ ,イ _/_乂 \ \ \_,..イ ト、ー┐ \{>┬ヽ_,./ ≫‐-ミ _,.イ´ i| /⌒\ / ≫、 ,ィぃ _, -――- ,_ ,ィマママム , '" ` , ,イママママム /. vママママママム , / / ヽ /マママママママム / / // / ト、 丶 付寸ママママママム / /. ///| | | 丶 ハ 寸マママママメメ、 | l _jレ代ト、 ト、 .ト、 ,ハ ト、i 寸ママママママ | | | ハ|∧ l ` 'l l l 寸マママママ 人∧,ハl \l l i | i .寸ママママ l 刈,r==く ,zx、ノノイ / /`マママ | | l/l/ , ⌒ヽ. レ⌒Y | | ┌ ―┐ l/l/l ノんノ 私の憧れは須賀先輩ですっ!! | ,仆、 マ. 丿 rく__/| l !i ト、「>rf^h_, ィ ノ|人| / /イ |寸〈V j i | i匕 、 レ′ 人| ,rく〉V l i | ̄ ′ \` 〉 i_〉⊥i, hく ∧ ∧/ ,r一' |rヘ、 /ヽ', / r| 〈 / ̄ヽ >く l∧ / 〈 \レ' / `ヽノj_, / ! / | `ー\ /  ̄`ヽ ト一 V ∧ `| V / \ | 〉ー< \ , イ / ---く | 【結論】 マホちゃん可愛い 一太「グフフフフ」カタカタカタカタカタ カンッ!
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2 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/20(日) 01 12 06.66 ID f6CpEPhto [2/7] 【須賀京太郎】 <アイドルランク>(ファン人数) Dランクアイドル(10000~10000) <容姿> B(56) <雀力> E(29) <歌唱力> E(23) <演技力> C(42) <特技> タコス作り <担当> 清水谷竜華(プロデューサー) 花田煌(マネージャー) 弘世菫(麻雀コーチ) 瑞原はやり(トレーナー) 竹井久(事務員見習い) 龍門渕透華(スポンサー) <アイドル経歴> 雑誌特集 パンフレット サイン会 ドラマ主演 |. G | F | E | . D |. C | . B |. A | . S | SS |SSS―――┼―――――――――――――――――――――――――容姿 |lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll雀力 |lllllllllllllllllllllllllllll歌唱力|lllllllllllllllllllllll演技力|llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll <須賀京太郎のファン> 宮永照 宮永咲 蒲原智美 愛宕洋榎 愛宕絹恵 江口セーラ 鹿倉胡桃 染谷まこ 片岡優希 原村和 国広一 福路美穂子 深堀純代 藤田靖子 滝見春 SSS 100 SS 80~99 A 60~79 B 50~59 C 40~49 D 30~39 E 20~29 F 10~19 G 0~9 . . -――‐- . .. ´ ` .、 / \ / \ / i | . / | | | | . ′ | | | | | | . l | | . l从 ト、 . | | . | l | | . | \ 、_ _|__\ 」 | . | | ステータスはまだ伸びるんじゃね? しらんけど l | .|_ _; イ  ̄ ̄__ _,)ハ . | . | | | i l i∧ l___ 斗斧i^狄 | . | | | | | ∧ 「苅 V以 } ノ . . .| i . . | | | | iハ |i以 ,,, j/ .| | . . | | | | |. l | ,, ' / | | 从 l八 八 八人 v ´} / 八| \__ \|\ \≧ .. .._ ー/ .イ | . Χ⌒ |\ \ -- / _ -‐<※| | \ \__ _ |/⌒>\/斤/...(※)......リ ト、 i\ 「 ̄` /※)..|| /※|...(※/ |../※).....+...// 八..\ . . .| )' /※)...... ||三三三三三三三|...+.../... { /......(※∨ | /※)..... (※||/..+......|※)l.| ∨※./...(※| /....+./.... Ν /※)..(※)..+ /リ.....(※ノ......从{\{...../...(※)....| /...../... (※|. /※)..+.... (※//......... /......./.. ※)...../....... +(※|'... /.... (※)...| /+....(※).. +...〈/..(※)/...+./※)....+../※)..... +........./..※)... +.. | 40 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/22(火) 23 06 26.65 ID 5GeIvELqo [2/5] 【前回までのあらすじ】 咏の計らいで、笑っていい○もに出演することになった京太郎 しかし、その裏で京太郎達アクセル1の活躍を妨害しようとする黒い陰謀が渦巻いていた 卑劣な罠に嵌められ、全国放送で辱めを受けそうになるのどっち それを救ったのは京太郎と、アクセル1の仲間達だった そして、強引にのどかの企画に割り込むことができた京太郎は…… なかい「えー、それでは新しく須賀君が加わったので仕切り直しますね」 \キャー!/ \スガキューン!!/ 和「す、須賀君……」ブルブル 京太郎「和、こっそり机の下に手を出してみろ」ボソボソ 和「えっ? こうですか?」スッ ギュゥゥッ 和「うぇっ?」ドキッ 京太郎「大丈夫、俺が付いてるから」ニコッ 和「……//」コクン 果たして、のどっちを守りきることができるのか? 44 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/22(火) 23 11 51.67 ID 5GeIvELqo [3/5] これからも中の人ネタは多用するけど、こればっかりはのどっち 中のファンがいい気持ちしないだろうからキンクリでいい? それともダイジェスト編集版でいいですかねぇ? 安価↓1~3で一番コンマが大きい人orゾロ目 1 ガッツリのどっちとイチャつけコラ!! 2 ダイジェスト編集でいいじょ 3 京太郎がのどっちを救ったという結果だけが残るっ!! 58 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/22(火) 23 45 58.53 ID 5GeIvELqo [4/5] なかい「では~~~」 \スゴーイ/ \キャーッ!/ まちゃみ「えーっ!!」 ワイワイガヤガヤ 京太郎「……」 和「……」モジモジ 京太郎「(見事なまでにこっちに絡みを飛ばさないな)」ウーン 分かっていたことだけど、どうやらこのまま流すつもりらしい 京太郎「(けど、それじゃ面白くないよな)」ギンッ いくらゲストが大物ばかりだからって、背景に徹してるようじゃダメだ なかい「実は歌手になりたかった?」 和「……いいえ」 大御所達「わいわい」 レギュラー「おー!」 ダメだ。完全に和は 京太郎「和、目立ちに行くぞ」ボソボソ 和「え?」 京太郎「俺に任せとけ」ニッ 和「あっ」 なかい「他キャラと声を混同してNGを出したことがある?」 大御所達「わいわい」 レギュラー「ほえー!」 京太郎「いやぁ、実はそうなんですよ!」 一同「!?」 京太郎「和ったら、まだ一役しかやってないのに声がコロコロ変わって」 和「す、須賀君っ……//」カァッ 京太郎「でも、あれ? それって混同してるわけじゃないですよね」ポンッ ぐっさん「いや、こっちに突っ込まれても!」オイオイ 和「」ボシュゥゥウゥ \アハハハハッ/ \スガクンカワイー/ まちゃみ「須賀君結婚しよ!」 なかい「……」イライラ ワイワイガヤガヤ 京太郎「(まず俺が捨て身で存在感を出す)」 和「……」マッカッカッカ 京太郎「(後は和、お前が決めろ!)」ギュッ 和「っ!!」ドキッ 京太郎「大丈夫だから……」ボソッ 和「……」ドキドキドキドキ 63 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/22(火) 23 59 07.94 ID 5GeIvELqo [5/5] なかい「はい、須賀君。少し落ち着いてねー」 京太郎「すいません! 舞い上がっちゃって」 \ダイジョーブダヨー/ \チョーカッコイイヨー/ 京太郎「……」 和「……」ドキドキドキ ワイワイガヤガヤ なかい「その素敵な声で異性を口説いたことがある?」 大御所「わいわい」 芸能人「おー!」 なかい「(大御所の後に振れば、滑るだろ)」チラッ 和「……」ガチガチ なかい「ではこしみ……原村さんはどうですか?」 和「は、はい!」 京太郎「(頑張れ和……!)」 和「わ、私はその……自分ではまだ、自分の声が素敵かどうかは分かりません」ウツムキ \ソンナコトナイヨー/ \カワイイー/ 和「そんな私でも、その……頑張って、勇気を出す日が、ありまして」チラッチラッチラッ 京太郎「(大丈夫、俺が付いてる)」 和「頑張って色々と、アタックをかけては見るんですが……」チラチラチラッ 京太郎「(……? なんで俺の方を見てるんだ?)」キョトン 和「ですが、その人はとても鈍感で、私は全然振り向いてもらえなくて……」チラチラチラッ 京太郎「?」 和「でもいつかきっと……振り向かせたいなって、思ってます」マッカッカッカ 京太郎「……?」ジィーッ 和「あぅっ」モジモジ 京太郎「え? そんな人がいたのか?」ガビーン 一同「(お前だよっ!!)」デデーン この瞬間、スタジオの全員の心が一つになったという 71 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/23(水) 00 10 41.69 ID GHq8OauHo [1/7] 京太郎「えっ? 嘘!? マジ!? え? あれ……?」オロオロ 和「……」ブシュゥゥゥ 京太郎「咲か!? 咲なのか? あっ、部長って線も……」ブツブツブツ 和「あっ、ちがっ」オドオド この瞬間、スタジオの人間だけでなく……お茶の間の前の視聴者も気がついた 和「私はその……」チラチラッ 京太郎「?」 この少女は恐らく、隣にいる男の事が好きなのだろう、と 和「うぅっ……」カァァァ ある者は憤慨した のどっちファンA「許せないお! 許せないお!!」 のどっちファンB「酷いお!! ありあないお!!」 未だ声優としてデビューしたばかりの和だが、既にファンの数は多かった 声も演技も評価が高い上に、なによりこのルックスだ 彼女に対して深い情欲を注ぐようになったファンはとてもとても多い つまり、今回和がやったことは……彼らに対する裏切り(一方的なものだが) テレビを見ていたのどっちファンの約、九割が悲鳴を上げようとした…… その時だった _ -───- _ . 、 / \ __ ___j/ __ Y´ ノ ヽ | / . ! . . . . . . { ヾ.イ 〈 ! / / /. / / . | | ; | . . ヽ };} | l / / / . / / /| | | ト、 | | }´ |ト__ / { / /. ; . / / { | | !、 | | j、 | l ィ´ヾ ヽ、 l_ l イ | | ト{、 ハ| | | ヽ | }厶イ、 |丁/ } 〉、 / | ハ | | l | `ト、}lヽ '、 ト、斗匕/ l | ||| l r‐く|ヽ/{´ ヽl |_l | | |rテ干示ト'\lヽl´ rf苡圷¨} |/-|  ̄ | l | むぅ……鈍感っ! レ \ト、 \ヽ 弋 ツ . . ゞ夕 ノ/ ´| | | | イl| |\}l`. xwx . , . xwx . _ノ; | | | / j|! ハ // | | l | / .イ j|l介 、 /´ ! ! l | / /| ||l|{ 、 ´ ` イ_ | l l 八 / / l| |l||| __」 ̄ {、 ヽ、 | | ! ∧ / // l| ||厶斗‐ ´ r‐! / ` | ト、 ハ l / /| | /-、 ァ´ 八 . } 、\ ヘ | 〃 ∧! ト、 l ̄ ̄ 7 / . j ヽ } ヘ l// }/'| 八 \ | / ,.-‐ ´ // . / /´∨ ヘ // ∨ / ハ . .\ \ l /-‐ ´ _,.. .  ̄// . ∨〃 }ヾ ヘ {イ / / / l ヽ . . }>- !./-‐< . . . . . . . . イ/ ∨イ Vヽ 、 }{ |ハ }ァ'./ { `ー-ゝ、レ_∠≠=- ´ / . / l| ト l | l ハ| | ∨} j |l| {_j} / / イ Y ヾjl; | |Ⅳ}/ }| / / イ 八l / / Y // l |/ Y | l / リ| l〃/l| \ { 八 } / |ハ| } ;/ | | /| のどっちファン達「」ドキュゥゥゥゥゥン!! それは、一瞬の出来事 81 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/23(水) 00 21 39.61 ID GHq8OauHo [2/7] ファンH「え? 天使?」ゴシゴシ ファンI「え? 女神?」ゴシゴシ ファンR「え? 聖女?」ゴシゴシ ファンA「え? 賢狼?」ゴシゴシ ファンN「え? 第四位?」ゴシゴシ ファンO「うっ」ドピュッ 一瞬にして、彼達の心は深く奪われた 京太郎「鈍感?」 和「ふんっ、知りません」プイッ 京太郎「???」 彼らは知らなかった 三次元にこんな【リアル】が存在することを 京太郎「あ、えーっとですね」 和「……」ツンッ 同じ芸能事務所内での恋 しかも、相手は絵に書いたような鈍感 想いは伝わらず、じれったそうにすねる愛らしい少女 これではまるで……自分たちのこよなく愛する ファン達「のどっちのツンキタ━(゚∀゚)━!!!」ガタッ 二次元のようではないか 85 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/23(水) 00 30 33.23 ID GHq8OauHo [3/7] ほんの一瞬の間に地獄から天国へ のどっちファンはこの瞬間死に……蘇った 彼らの気持ちは一つだった 和「……でも、そんなあなたが」ゴニョゴニョ 京太郎「おい、ハキハキ喋れって」ボソボソ ファン達「(コイツとのどっちの間を応援したい!!)」デーン 今まで数多くのアイドル声優に恋焦がれ裏切られてきた彼らが…… 生まれて初めて、他人の恋愛を応援しようと誓ったのだ なかい「……」 そして、その波紋は…… 観客「……」 スタジオの全員にも広がっていた なかい「(なんなんだよこれ……)」イライラ 目の前で繰り広げられるラブコメ 今までは天下のいい○もだったというのに…… まるで台無しだ まちゃみ「(だけど……)」 自分たちの番組を台無しにされたというのに、なぜだろう? 目の前のこの愛らしい少女を―― 一同「(応援してあげたい!)」デーン アウェイはついに、ホームへと変わる 93 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/23(水) 00 43 03.31 ID GHq8OauHo [4/7] なかい「須賀君はいい声してるけど、誰か口説いたりしないの?」 \キャー/ \キキターイ/ 意外、それはなかいからの援護射撃 なかい「(とっととくっつきゃいいんだよ)」フンッ ここにもまた、ツンデレが一人 京太郎「え? いや、うーん……あいにくと今までモテたことなくて」 一同「ファッ!?」 京太郎「あれ? 俺って声もいいんですか!?」キラキラ 一同「(こ、こいつは……)」 鈍感とか、そういう問題じゃない 京太郎「よーし! これからは声も売りにしていくぞ!」イェーイ ただ純粋に…… 一同「(子供だ!)」デーン 京太郎「いつか共演できたらいいな、和!」 和「もうっ……//」 のどっち親衛隊「あぁ~癒されるぅ~^^」ホワー 須賀京太郎、天然タラシぶりを露呈 こちらはこちらで、深刻な事態なのだが……京太郎は未だ気づいていない 大御所達「若いっていいねぇ」ホッコリ 100 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/23(水) 00 55 07.38 ID GHq8OauHo [5/7] ~そんなこんなで~ なかい「それではありがとうございましたー」 大御所達「はーい」 \CMハイリマース/ ワイワイ ガヤガヤ 京太郎「よし、結構目立ったな!」グッ 和「……」コクコクッ スタッフ「須賀さーん、次のコーナーの準備をお願いしまーす!」 京太郎「おっと、行かなくちゃ」 和「あっ、須賀君!」 京太郎「ん?」 和「あの、ありがとうございました」ペコリ 京太郎「え? 何が?」 和「その……助けてくれた上に励ましてくれて」モジモジ 京太郎「はぁ? 何言ってんだ?」 和「え?」 京太郎「俺達は仲間だろ」 和「!!」 京太郎「助け合うのは当たりまえだ。これからもずっとな」ニィッ 和「っ~~!!」ボムッ 京太郎「じゃあ、また後でな!」タタタッ 和「はいぃ……」フラフラ こうして、のどっちのテレビデビューは幕を下ろした そして…… タモ「うーん、あれ? さっきまでの記憶が無いなぁ」テクテク なかい「(タモさんがちっちゃくなってる!?)」ガビーン タモ「次はテレフォンショッ○ングだっけ?」 次は、京太郎自身の戦いとなる 110 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/23(水) 01 07 48.51 ID GHq8OauHo [6/7] タモ「それでは今回が初となる、須賀京太郎君でーす」 \キャー!/ \スガクゥーン!/ 京太郎「どーも初めまして!」ペコリ \ワー!/ \スガキュゥゥゥーン/ 京太郎「いずれトップアイドルになる男、須賀京太郎です!」デーン 果たして、京太郎の運命はいかに!? そして……! ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ 【絶対に】須賀京太郎を応援する雀士達part100【許さない】 京太郎ファンの反応とは!? さらに…… 淡「……」ブツブツブツブツブツブツ 竜華「……」フラフラッ なんか危なそうな二人の動向はいかに!? 次回に続く 172 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/25(金) 22 52 55.69 ID V/FvoJSbo [2/5] 【ア○タ いい○もスタジオ】 ~~~♪ タモ「こんにちわ」 \コンニチワ!/ タモ「台風が近づいてますね」 \ソーデスネ!/ タモ「でも逸れちゃったからよかったよ、ホント」 \ソーデスネ!/ タモ「ところで、好きなホラー映画は?」 \SAWデスネ!/ タモ「個人的には1しか認めないです」 \エーッ!?/ タモ「それでは今回が初となる、須賀京太郎君でーす」 京太郎「……」スタスタ \キャー!/ \スガクゥーン!/ 京太郎「どーも初めまして!」ペコリ \ワー!/ \スガキュゥゥゥーン/ 京太郎「いずれトップアイドルになる男、須賀京太郎です!」デーン \ハァァァン/ \ヌレルッ!!/ \ッェーイ!/ 173 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/25(金) 23 18 30.79 ID V/FvoJSbo [3/5] タモ「いやぁ、さっきぶり? だね」 京太郎「は、はいっ!」 タモ「緊張してるねー、髪切った?」 京太郎「実はちょっとだけ」 タモ「いいねぇ、似合ってるよ」 \カッコイー!/ \ニアッテルー/ 京太郎「ど、どうも」ペコリ タモ「咏ちゃんからの紹介だっけ? ドラマの共演?」 京太郎「はいっ!」スッ タモ「お、ポスター。あ、貼っておいて」 ひのちゃま「はーい」 てらしー「なんで俺が……」ペタペタ タモ「この真ん中が須賀君だよね、カッコいい」 京太郎「いやいや、そんな」テヘヘ \スガクーン/ \キャー/ タモ「ドラマ初主演でしょ? 緊張しなかった?」 京太郎「滅茶苦茶緊張しました」 タモ「初ドラマで初主演なんて、運がいいんだか悪いんだか分からないね」 京太郎「あははっ」 タモ「じゃあちょっと花を見てみよっか」 京太郎「はいっ」 タモ「えーっと……凄いね。色んな人から来てるよ」 京太郎「!」 タモ「まず、共演者の咏ちゃんとルル君と……あれ、この隅のちっちゃいのは?」 京太郎「あー、恐らく羅刹さんだと思います」 \アマトー!/ \ドウテーイ/ \ドドドドウテイチャウワ!/ タモ「鬼ヶ島君? 彼らしいねー」クスクス 京太郎「すっごく優しいです」 タモ「本当?」 京太郎「不器用ですけどね」ウンウン \アマ×スガキタァァァ!!/ \ピヨォォォォオ!/ タモ「ほかには……お、こんな人からも来てるね」 京太郎「あっ!」 選択安価↓ 3 1 すこやん 2 はやりん 3 ビッグスターバブル 4 自由安価(好きな人の名前) あまりにそぐわない場合を除いて、誰でも可 180 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/25(金) 23 33 05.25 ID V/FvoJSbo [4/5] タモ「凄い大きいねぇ。牌のおねえさんから」 \エー!?/ 京太郎「瑞原プロ!!」 タモ「凄いね、どんな関係なの?」 京太郎「色々とレッスン見て貰ってるんです」 \スゴーイ!/ タモ「あの瑞原プロに?」 京太郎「凄く教え上手でビックリしました」 タモ「それじゃあ、今回の役を勝ち取れたのも瑞原プロのお陰かな?」 京太郎「……」 選択安価↓3 1 京太郎「はいっ! そうです!」ニコッ 2 京太郎「いえ、実は事務所の先輩達が……」ポリポリ 3 京太郎「自分の力です」ドヤァァッ 4 京太郎「支えてくれた仲間のお陰です」パァァ 187 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/25(金) 23 58 54.08 ID V/FvoJSbo [5/5] 京太郎「勿論、それもあるんですけど」 タモ「へー、他にも?」 \キキターイ/ 京太郎「俺がデビューして、ここまでこれたのは本当に運がよかったってのもあるんですけど」 タモ「……」 京太郎「やっぱり、支えてくれた仲間のお陰です」パァァァ \キューン/ \マ、タショウハネ?/ タモ「仲間?」 京太郎「去年、麻雀の全国大会で優勝した清澄高校ってあるじゃないですか」 タモ「うんうん、さっきの原村さん達が優勝したんだよね」 京太郎「実は俺も清澄高校の麻雀部だったんですよ、ついこの間まで」 タモ「本当に?」 \スゴーイ!/ タモ「じゃあ、麻雀も強いの?」 京太郎「いや、全然弱いです。県予選初戦敗退」ブンブン \エー!?/ 京太郎「強いみんなと違って、俺だけが弱くて迷惑ばっかりかけてたんですけど……」 タモ「……」 京太郎「でも、そんな俺をずっと支えてくれて、見守ってくれて」ウルウル \ナカナイデー/ 京太郎「泣いてないっす、ないっす」ゴシゴシ \カワイイー/ タモ「いい仲間を持ったんだね」 京太郎「今でも最高の友人です!」 ユウジンデス ユウジンデス ユウジンデス…… 【舞台袖】 / , ヽ/ \ / | / / } 「.| ト、/ ‐-- / | >!ノ_ / ', ,' \ ! _//| \ 〉 ', . 7 ̄ ィ .} \/. ! ,' ∠ィ、 | | }/ // リ . | / \_| |/^リ/// / . | / | | ////, .', ,,,_ 〃 | ! ̄ /ト、 ̄´ ', . / / | ! ; \ ヽ / ./ .| | / || \ / / | i| | / || \/\ / / /! i|゙ |′ || .リ / / //! . i|. | || /__./ / //=! . .|. | 和「」ガタガタガタガタガタガタ なかい「まぁ、頑張れよ」ポン 194 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/26(土) 00 31 21.51 ID IavbqR2Ho [1/13] タモ「そう言えばドラマは音楽関係だったよね」 京太郎「はい、そうです」 タモ「吹奏楽? どういう楽器担当してるの?」 京太郎「指揮者です。しかも素人なんですよ」 タモ「へー? 実際に指揮棒を振ってるの?」 京太郎「振ってるんです」 \スゴーイ/ 京太郎「とは言っても、監督の意向でレッスンはそんなに受けてないんです」 \エーッ?/ タモ「そんなので大丈夫なの?」 京太郎「ドラマのキャラクターと一緒に成長するってスタンスなんですけど、楽しいですよ」ニコニコ タモ「へぇ」 京太郎「だから当面の目標はトップアイドルと、立派な指揮者ですね」 \ナレルヨー!/ \キットナレルナレル!/ 京太郎「ありがとうございます」ペコリ タモ「須賀君がどんな風に成長するか、ドラマと一緒に見てみたいね」 京太郎「是非見てくださいよー!」 \キャー!/ \ミマスゥー!/ だいちゅう「タモさーん、少し押してまーす」ボソボソ タモ「それじゃあ、そろそろ100分の1アンケートに行きましょう」 京太郎「よし! ストラップ! ストラップ!!」 タモ「おっ、いい意気込みだねー」 京太郎「むちゃくちゃ欲しいんです!」キラキラ タモ「嬉しいねぇ、昨日の咏ちゃんにも言ってあげてよ」 京太郎「あの人はセンス無いんですよ。あ、扇子は持ってますけどねぃ」ドヤァァ \……/ \オ、オウ/ 京太郎「え?」 タモ「え?」 195 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/26(土) 00 34 16.01 ID IavbqR2Ho [2/13] 【某所】 ,.ヘ /. \ /. /.\ /... / ,、\ /... /. ,、\ / /. ,、\ / / /__./_/`| / / ゝ\ * //. / ゝ \ / / / + ゝ \ / /.. /. / /..゙\ /, ' / /.../ヽ /\ // / /. ゝ\ / / / + / ゝ \ / / + */ / + ゝ \ / / / / ヾ \ / |. / / | | | | / ´ ̄ ̄ / . 、 || | | /. / /. \ | | | | + / / ヽ ハ | | | / /| | 、 ! ( } || | ′ 斗匕 ! ` ー-| i ∨ | | | i /===ヘ. |r==弋 乂爪 i * ∨ | | | + l Ⅳ/ Ⅵ/ `ーl | ` | / | | | | }込////ノ込////少リ 川. || | | * | { 三 ̄ =ニ三 / ./ リ + | | | | 〉 廴_ -=====- / /イ{_. ハ | | | + ∧ i 「 / ./ | ( } || | /. / \ ヽ ミ==彡 / / 八 /... | | | / ∧ ヽ Y イ / / へ * / ∨ | | | / /ヽ \__ Ⅵ | ./ -=≦く / 〉 /..... / | | | /. / \ /⌒ヽ/⌒ヽV _/ \{ / /.. | | | | /. | / 〃 ∨ /\ \{. / く | | | | /. L { {{ 〉●}_ >=- } / + | | | | / 丁¨¨¨\ 辷才 イ / |....../ ハ | | | / + | / > ./ /\{ _ ∧ }../ ( } || |/ 八 ∧__ >=く _.ノ\/ / / * ∨ | | | * 〈 ∧ @ ) } 「@ / ̄ヽ / l l| ∨ | | | j/ / ` ̄ 入  ̄ ̄ 〉 / j l| / | | | 〃〈. ____ ____.. / { l| + | | | | ∧ / ̄ ̄/ ̄ ̄  ̄廴_____| く | | | /\ / /. ./\ . /{ 廴 / .′ \ 丶\ | | | / /. ./. ./. . . _}〈 | / `゙/_ ゚ } ’. r'´. . l/\ | /\〈 / !,ン'´ /\ . . . 〈 j . /゚ ̄ ̄ ∨ ハ .... ゚..... /\/ / /\ | ゝ|/ | / ヽ. j≧ヘ..′ ゚ ...... / 廴___{// | 〉 l./ 〉 )} 203 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/26(土) 01 01 27.22 ID IavbqR2Ho [3/13] タモ「咏ちゃんに続いて獲得出来るかな?」」 京太郎「頑張ります!」 タモ「どんな質問を考えてきたの?」 京太郎「ドラマに関係することにしようかなーって思ってます」 タモ「おっ、熱心だねー」 京太郎「なんとしてでもストラップをゲットして帰ります」 タモ「それでは質問をどうぞ」 京太郎「えーっと、質問はですね」 さて、何にしようかな? 張り切って色々と考えてきたからなぁ…… まぁ、なるようになるだろ! 京太郎「よし! では行きます!」 選択安価 ↓5 1 ソルキャ一話を見なかった人 2 吹奏楽で指揮をしたことがある 3 ドラマを見て泣いてくれた人 4 自由安価 (あまりに度を越したもの以外は大抵拾います) 209 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/26(土) 01 11 18.59 ID IavbqR2Ho [4/13] 京太郎「ソルサキの一話を、見なかった人!」 \エー!?/ 京太郎「どうですかね?」 タモ「うーん、結構いるんじゃない?」 京太郎「個人的には一人もいて欲しくないんですけど」ウーン タモ「制限つけてみたら?」 京太郎「そうですね。じゃあ、ほんのちょっとでもテレビに映した人はダメってことで: \イナイヨー/ \ムリダヨー!/ 京太郎「やるぞー!」 タモ「では早速試してみましょうか」 京太郎「……」 タモ「ほんのちょっとでもソルサキ一話を見なかった人……スイッチオン」 ~~~♪ 京太郎「……」ドキドキドキ テレテレテンッ! 京太郎「!!」 コンマ安価 ↓3 ゾロ目で01 or ゾロ目で達成 それ以外の数字=そのままの人数 217 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/26(土) 01 26 55.67 ID IavbqR2Ho [5/13] テレテレテンッ! 掲示板「39」 \エーッ!?/ 京太郎「」ガビーン タモ「あらまぁ」 京太郎「い、意外に見てる人いないんですね」ヒクヒク タモ「裏番組が強かったそうじゃない?」 京太郎「倍返しだ……」ブツブツ タモ「視聴率15%でも十分すごいよ」 \スゴーイ/ \ゲンキダシテー!/ 京太郎「でも、見なかった人が85%いるってことですよね」 テモ「え?」 京太郎「それが、すっげぇ悔しいんですっ!!」 タモ「?」 京太郎「あんなにいいドラマなのに、見ないなんて絶対勿体無いですから」 タモ「言うねぇ」 京太郎「だから……これからもっともっと頑張ります!」 タモ「!」 京太郎「この悔しさは絶対に返しますからね!」 \ンアー!/ \ナノー!/ \ウッウー!/ タモ「こりゃ楽しみだぁ」フフフ 京太郎「あ、それともう一ついいですか?」 タモ「?」 京太郎「このアンケート、もう一回やっていいですか?」 タモ「え?」 京太郎「ストラップはいらないので、もう一度だけ! お願いします!」 \ヤラセテホシイゾー/ \アラアラー/ 221 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/26(土) 01 31 34.66 ID IavbqR2Ho [6/13] タモ「しょうがないなぁ。ストラップ無しだよ」 京太郎「ありがとうございます!」ペコリ タモ「それで、何を聞きたいの?」 京太郎「それはですね」 このまま帰るにはちょっと勿体無いよな? それなら……! 京太郎「昨日のナンジャを見なかった人!」 タモ「!」 和「!!」ドキッ 京太郎「ダメ、ですか?」 タモ「いいんじゃないかな? でも仲間想いだねぇ」 京太郎「へへっ」 タモ「それでは、昨日のナンジャを見なかった人! スイッチオン」 テレテレテ-レー テレテレテーレー テレテレテーレーレー テレテレテンッ! コンマ安価 ↓3 ゾロ目で01 or ゾロ目で達成 それ以外の数字はそのままの人数 233 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/26(土) 01 40 11.84 ID IavbqR2Ho [7/13] 掲示板「68」 \エー?/ 京太郎「」 タモ「あっ」 和「」 タモ「あ、まぁ、その……」 京太郎「」 タモ「未婚の若い女性が多いからね、しょうがないよ」 京太郎「いやいや! みましょう! すっごい面白いですから!」 \ミルヨー!/ \ゼッタイミルカラー!/ 京太郎「約束ですからね!」 \ハーイ!/ \ミルカラケッコンシテー!/ タモ「えーっと、それじゃあお友達紹介を」 \エー!?/ \スガクーン!/ 京太郎「あ、はい。そうですね」ションボリ タモ「じゃあ誰を紹介してくれるのかな?」 京太郎「あ、えっとですね」 選択安価↓3 1 ルル 2 あまとう 3 ちゃちゃのん 4 自由安価 (一般人以外なら誰でも ※ただし以下略) 241 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/26(土) 01 53 41.60 ID IavbqR2Ho [8/13] 京太郎「同じドラマに共演してる人なんですけど……」 \キャー!!/ \ルル!? アマトウ!?/ 京太郎「佐々野いちごさんで」 \エ……?/ \ナゼオンナナンダ……?/ タモ「おー、こっちも新人だねー」 京太郎「現場ではすっごくお世話になってます」 タモ「高校生同士、話が合うんじゃない?」 京太郎「天使ですよ、天使。多分天界から降りてきたんだと思うんですけど(名推理)」 \エー!/ タモ「入れ込んでるねぇ」ハハハ 京太郎「あははっ、どうでしょう?」クスクス { ! ____ |ィ彡三ミヽ `ヽ ,.' ´ |彡'⌒ヾミヽ `ー {少′ / ,i l ト、 | ヾ、 Y ノ└ /// | l| | ハ| _ `ー―' イ ⌒ / | { | 从、| }|彡三ミミヽ { | l |ィ爪 {(リ八「ノ.|彡' ヾ、 _ノ.リ、_! l リィチfト '行| `ー ' l_,以 { ヒtリ ヒz| ,ィ彡三ニミヽ __ノ...「 l 「ト'" ' '|彡' ` ̄ } } ハ -=- | .___ノ ./ /,イ| |l>、 ,ィ| ,ィ彡' / /リ | ! !仏ィ_〕¨ . | 、/ミ三彡' /⌒/ / r廾 .|「{ |-、 __| | / ィ=- ' 〈 イ ∧V / . . |__´__(二つ/ ,ィ彡'. ..} } /`Y'| { . . . . .l /(二⊃―、 / /. /.j/ }`ー冫j\ . . | /. ト、二)彡' __,ノ ト ン′`ヾ >-r'< `ト-' \ なかい「映る映る!」グイグイ 京太郎「まぁ、冗談かどうかはドラマを見てもらえればわかりますよ」 タモ「おっ、うまいねぇ」 京太郎「タモさんもちゃんと見てくださいよ?」 タモ「分かった分かった」 247 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/26(土) 02 14 35.27 ID IavbqR2Ho [9/13] 女子アナ「繋がりました」 京太郎「はいっ!」 いちご『もしもし』 京太郎「あ、お疲れ様です。須賀です」 いちご『あっ、須賀君』 京太郎「以前の収録はお世話になりました」 いちご『ううん。こっちこそありがとう』 京太郎「いやぁ」アハハ いちご『また今度もよろしくね』 京太郎「はい! それじゃあタモさんに代わります」スッ タモ「もしもし」 いちご『あ、はいっ!』ビクッ タモ「今、見ててくれた?」 いちご『勿論見てました』 京太郎「あっ」 タモ「天界から来たって本当?」フフフ いちご『うぇっ!?』 京太郎「」 ~そしてなんやかんやで~ タモ「それじゃあ明日、来てくれるかな?」 いちご『いいともー!』 タモ「はい、それじゃあ」 ブツッ タモ「須賀君、今日は楽しかったよ」 京太郎「いやいや、恥ずかしいところを」ポリポリ タモ「ドラマ、これから大変だろうけど頑張ってね」 京太郎「勿論です!」 タモ「では、トップアイドルになる男、須賀京太郎君でした」 京太郎「ありがとうございましたー!」 ~~♪ CMハイリマース! 251 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/26(土) 02 24 08.11 ID IavbqR2Ho [10/13] 【舞台袖】 京太郎「ふぅーっ、疲れたぁー」グッタリ 煌「お疲れ様でした」つドリンク 京太郎「ありがとうございます」ゴクゴク 煌「トークばっちりでしたよ」フフフ 京太郎「そうですか? 全然記憶に無いです」 煌「家に帰ったら録画したものを見ましょう」 京太郎「緊張するなぁ」 タタタッ 和「須賀君っ!」 京太郎「あ、和。すまん!」ペコリ 和「え?」 京太郎「さっきはその、余計な事しちまった」ポリポリ 和「いえ、それはいいんですが。でも、なぜあんな事を?」 京太郎「……」 和「もしかして、売り込みのつもりで?」 京太郎「それもあるんだけど……えと」ポリポリ ヽ./ , ヽ ヽ冫 | / / /」 /} }゙`「丁ヽハ ! ! ! }-ィ |_,'_,,|-‐''/ / / .} /.| | | /. } | | . リ !.|. ト.、 ,. ──‐、 ト、 ィ゙ | |\/ //. / / ! !/!/ !从 /| .| !∧冫 //´ ̄ ̄ヽ', |人小|ヽ !.ィ爪沁ヽ. /./ /,.イ爪心ヽ.! イ/.//′ U } } l ヾ |/{ ⊂. ′ ´ ! ィ./ ト,ムノ ! , ,' ' γ⌒ⅵヽ弋二;;ノ ゝ-.″ | } | //', { ` 、 レ′ !. ◯ ◯ ◯ { !..',\ ノ ! U | `ー´\ ,. , / ! ! ! ! |. ` 、 ./| . ! ! ! ! ◯ | }` .. __ , イ | | | | | | } ィ‐┤. ├ .、| | | | | { 京太郎「もし成功してたらタモさんに頼んで、お前に……ストラップあげられるかなって」プイッ 和「っ!?」 煌「……」ニマニマ 京太郎「悪い、忘れてくれ」ブンブン 和「いえ……//」モジモジ なかい「爆発しろ」 256 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/26(土) 02 35 55.84 ID IavbqR2Ho [11/13] 京太郎「そういえば……腹減ったなぁ」グーギュルルル 煌「あれ、ロケ弁食べてないんですか?」 京太郎「緊張して喉を通りませんでした」 煌「ふふっ、こんな事もあろうかと用意してます」 重箱「」デデドンッ! 京太郎「うぉぉぉ!!」 和「……」ゴクッ 煌「たくさんありますから、みんなで食べましょう」 京太郎「たくさんって、三人分ってレベルじゃ……」 煌「大丈夫ですよ、ね?」 透華「勿論ですわ!」デーン ひのちゃま「やっほー」 てらしー「けっ」 だいちゅう「うわー。美味しそうだねー」 京太郎「なんかいっぱいいるぅぅぅ!?」 菫「私もいるんだが」 コージー「あ、僕もいます」 京太郎「タモさんが増えた!?」 和「皆さん、いつからここに!?」 透華「(生ののどっち……)」ウーン ハギヨシ「さぁ、皆さん。こちらです」 京太郎「ハギヨシさんまで!」 ハギヨシ「お久しぶりですね京太郎君」フフ 京太郎「いえ、こちらこそ。会いたかったんですよ!」 ハギヨシ「んっふ、困ったものです」 歩「」ハナジダラダラダラダラ 煌「あの、この真顔で鼻血を垂れ流しているのは?」 透華「気にしないで欲しいですわ」 257 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/26(土) 02 58 20.23 ID IavbqR2Ho [12/13] こうして、須賀京太郎のトーク番組デビューは幕を下ろした 初トーク番組がいい○もなのは、運がいいのか悪いのか いずれにせよ、須賀京太郎という存在が徐々に有名になっていることは間違い無いことだ 今回で須賀京太郎は、お茶の間の主婦、のどっち経由のヲタク達にも名を知られることとなる それが今後の彼の活動にどう影響するかは…… まだ、誰も知らない 京太郎「うまうま」モグモグ 煌「おかわりもありますよ」 京太郎「はいっ!」キラキラ そして、京太郎のファンは…… 智美「……」 淡「……」 京太郎を理解しようと試みる少女は―― 竜華「……」 何を思うのか いい○も デビュー編 カンッ!
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第六章 ストーカー部長 変態ラブレター! 須賀京太郎 我が麻雀部において唯一の男子部員 成績は普通、麻雀は初心者 顔はかっこよくて高身長、運動神経は抜群 気が利いて、コミュ力も高い そんな、彼に…… . . -――..、--- .、 . ´ _ _ / \ \ / / / / /リi l i\ \ / / / i// 从ハ \ . /〃 ./ ./ノ  ̄ ‐‐- ∨ .i .. // l/ /´ ‐‐ 、,__ ∨ .| l . // / / ニ、 ィ斥心ヽi | リ i/ . //ィ斥心 V沙゚ ノi l/ | l | |/从 V沙 , ,,, l〃 | i | i ∧ ,,, / / | | | ∧ 〈 / ; 八 i/ ∧ ´` 〉 l .i / ヾi/ /i 介 . .., .イi l l | / ∨ノ i l _ 〕 -- i .| l / / .| / 〃 l .ノ. . i ト〃 / ノ { -=´i/ / ./ニニニ\ i/ / ./ ヽ // ̄ ノ从ハニニニニニ\__i从i /`ヽ l .i=-、 ///\ { \二二二\ |'二ニi从リ二/、. i/{ i \ \ \二二二\ |二二二ニ/} ∧. l/| 八 \ \ `<ニニニニ\|二二>'" // i 久「私、恋しちゃった」トクン これは、初恋をこじらせてしまった哀れな少女の話 そこ! 笑ったりしたら、許さないんだから 高校三年の暑い夏だった 県予選を突破し、全国を控えた時期 私は授業が終わると部室までダッシュしてミッションに取り掛かった まだまこ達も須賀君も帰ってこない 私はカバンから用意してきた手紙を取り出す 久「須賀君……」ガサゴソ 前日に私はラブレターを書いたわ このラブレターがリアルに気持ち悪い物だったらしいんだけど 今日はそれをカミングアウトしようと思うの 私は二つ折りにした青い便箋の中には真っ赤な文字でこう書いたわ 『こんにちは 初めまして 私はこの学校に古くから住んでいる幽霊なの ずっと君を見ていました 君はすごく格好いいわね これからもずっと見ているわ 放課後のロッカーより』 そして、手紙は須賀君のロッカーの中に入れて ジョーカーのトランプを扉に貼り付けたの そしてトイレに行き、何食わぬ顔で教室に帰ってくる部員達と合流 彼の反応を待ったわ きっと彼は手紙を見つけたらすぐ机の中にしまい、あとでこっそりトイレで読むにちがいない そう思っていた時期が私にもありました(棒) 須賀君と咲のクラスは授業が遅れているようで、少し遅れて来るらしい 私はまことパンツの話(勝負下着について)をしながらそれを待った 咲「遅れてすみませーん」 まず咲が部室にやってきた 私はニヤニヤとしながら、須賀君が来るのを待ち侘びたわ そして彼が入ってきた 久「(さあ気づきなさい!そして赤面して非日常に巻き込まれたヒロインのような顔をするのよ!!)」ワクワク そう思っていた しかし先に手紙に気づいたのは咲だった 咲「あれ?何か貼ってあるよ?」 優希「「なにこれwwwトランプ張ってあるじょ?wwしかもToHeart2のトランプwww」 すぐに優希が食いついて騒ぎ出す 京太郎「なんだ? これ」ガチャッ ロッカーを空けて、須賀君が手紙を取り出す そして中身を見て、首を傾げる すると、それを優希がひったくって大声て読み始める 優希「こんにちはwwwww初めまして。私はこの学校に古くから住んでいる幽霊ですwwwww」 咲「え?」プッ 優希「ずっと君を見ていましたwwくはwwwwwww君はすごくかっこいいわね・・っぷww」 和「ゆーき、いけませんよ」 優希「これからもずっと見ているわ……だってwwwwww放課後のロッカー!」 和「くすっ」プルプル まこ「……」プルプル 私はなぜ、みんなが笑っているのかよくわからなかった だって放課後のロッカーって書いてるのよ あきらかに不思議じゃない? このクラスのものじゃない誰かが書いた手紙 それも幽霊よ? 久「(どうして笑うのかしら??)」 だけど私は信じた 私の好きなあの子はきっと赤面してる なぜなら内容はどうあれこれはそう……ラブレターだから 久「(しかも不思議がいっぱいの!!)」 私は期待しつつ須賀君の方を見た 咲「京ちゃん的にはどうなのこれ?」 京太郎「うーん、まぁ。ちょっと、よく分からないかな……」 私はショックだった だってロッカーよ? カッコいいじゃない それにToHeart2なの、たまねぇはたまんないと思ってる 私は私を信じてる だけど彼がそれを分からないと言ったのは事実ね そして部員達は犯人の予想を始めたのだった 優希「ねぇねぇ! このクラスで一番早く教室に帰ってきたのだれだっけwww」 まこ「あー……、和じゃったか?」 和とは胸の大きい美少女だった 優希「ええ? ねぇねぇのどちゃんだってよ? なら良かったじぇwww」ツンツン 京太郎「!」ピクッ , ''" ̄ ` 、| " .. \|. / . \|. / . ; . .. ヽ| . // | . . ..| . / / ,ハ八从 ; .| . . // , -─- 、ヽ、 . | _,,/-/、 _ \ 、 | " /,〃_ " ___ ∨ | /,_/_、 /; ̄ ヽ\ i ; | /7’ ゙̄;ヽ 、) c } ノ lノ | // '.) c.! ゙、 ノ ゙ / | ∧丶ヽ ソ //l/ / | ;' .. /// ' / | i ヘ i |、 { ハ J - " { .| `ヾ;-、 ゝ、 /ト .| } > 、 " |\ .| ノ ;| ̄ |ー-} |. / , ノ/.;| ` / | / ;/ /. . . . /j // |, /{ ( . . . . . 〈 // /| 〈. ヽ .ヽ. . . . .ヽー 、 , -‐/. { / . . | ∧. . . `ミ } . . . . i.____/. . . ∨ { . . . | {\. . . リノ . . . . . l / . . . . . . \| . . . | ヽ \. . . . . . . . . . .| /. . . . . . . . . . . . /| ゙、 \. . . . . . . . | /. . . . . . . . . . .//| \、/\ \. . . . . .| /. . . . . . . . . //| / \ \. . . l./. . . . . . . // 久「(え?どういうこと?)」 和なら良かったってことは何? 和のことが好きなの? ねぇ それは分からないけど、和本人が 和「私が一番でしたけど、皆さんも一緒だったからアリバイがあります」 と言った瞬間 京太郎「そ、そっか……」 彼は少しガッカリしていた 久「……」ブルブル そして、今日の「そのとき」はここでやってきたわ その時、歴史は動いた 優希「ねぇねぇ、そういえば部長、私達と合流する前に部室の方からダッシュしてこなかった?」 久「え……?」ドキッ 二秒ほど固まった 久「な、何言ってるのよ。き、気のせいじゃない?」 和「……」 優希「怪しいじぇ」ジィー 京太郎「おいやめろよ。部長がこんなことするわけないだろ」 久「え」 京太郎「普段の言動を見ろよ。俺のことが好きなわけ無いだろ」 優希「それもそうか」 咲「だよね」アハハ 久「……」プルプル そりゃあ確かに私は須賀君をこき使うわよ でもそれは、私なりの彼への愛情の裏返しだし そんな私の気持ちにも、彼は気付いてるとばかり…… 久「(まして、前世では私達は幼馴染み。魂は今も繋がっている)」 という設定だった 少なくとも、私の方はそれを信じ込んでいた まこ「それくらいにせぇ。大会も近いんじゃ」 京太郎「そうですね」 優希「うぅー残念だじぇ」 久「……!」ピコーン ここで私はいいことを考えたわ ここまできたら仕方がない、全ての罪を優希に着せてしまおうというもの 元々優希は須賀君に聖雀士なるストーカー行為を行っていたし 今更一つくらいこういう行動が明るみに出ても大丈夫よね /. . . . . . . . . . . . . . . . .\. /. . . . . . . . . . . . ./ /}ハ . . . . 、 l. . . . . .l . /. . ./〃 }从 . . .、 |. . . . . .l/. /⌒ ⌒ } . .ト 〉 | . . . . . .V弋ナ‐ 弋ナ ' . | ! . . .| . . i . 、' ' ' ' 'i . . .| } . . .| . . i . . ヽ 、_/  ̄了 / , . .| . . .' , . . }、/> }/ }八 . . . .' 〈 | 二 、zぅ′ ,厶イ\ . ', . | ー}ーミ 、. /⌒\ };.ム| {厶 ト、 /-‐- 、 `ー-} \ ノ}、 ∨ | } | \f´\ ∨} \∨ ハ 久「(ごめんね、優希)」ニヤリ 次の日、私は朝誰よりも早く登校し花壇からパンジーの花を抜いて彼の机に置いた 「タコス=ロッカー」という置手紙とともに さすがに部員全員が引いていた そして須賀君は衝撃の事実に泣いていた 優希も泣いていた 治療が成功の兆しを見せていただけに、須賀君のショックは相当大きかったのね 優希は否定していたけど、前科があるだけに信憑性は薄かった 優希「信じて! 私、もうあんなことしてないじぇ!」 京太郎「でも、あの紅月カレンとかいう」 和「」ドキィーン 優希「本当に私じゃないんだじょ!」 京太郎「そっか。じゃあ信じるよ」ナデナデ 優希「きょうたろぉ……」グスッ 咲「いいなー」ボソッ 和「……ゼロ」 久「(このままじゃいけないわね」 その放課後、私は一つの作戦に出たわ 当初の目的が失われている このままでは聖雀士の事件として終わってしまうもの _,,, ......_ , '"゛ `ヽ、 /,. ;/|从;; ゙'、 //,. ;〃 ゙__v ゙i. 〃 ;/;/-' `~.,ニ=、∨ i | /イ/〈 ,イ~i ' !。_jノ |/ | |! | ;ハヽ゚' , ,,, / | | l i ''' _ ι/ | リ ヾ ゝ.,_-、 ( i y' \; rニ;``i- ' ゙リ i 〈、 ノ ;ki' Α ./ ; ;トー、ヽ. /;/ { ./=ー‐イノレ' ;==≧、 ,イ、! ゝ"ヘ,// //" `l| /`ヽミ〈 ,,rーヘ; _/ .,-、/ }|. / y'`Y .|\ /ζ ̄ /|| / ヽ_|__,ゝ ゙ゃ^"` ./ |;| /`ー='~/ /'\ ト、 ∠__i_| | / L...イ\ ,イ ̄ {、 _,, .-'`l | \ /i |  ̄ !  ̄ ` "、.i | / メイ ,. '⌒゙' ー 、_ / ー──- | .| i ヾi ー.-、.._ /二二二二二__ ;ー─ト.| . | i |; '> ;;/;;;,_/;;;;_/ `j‐i-ト、| | 〈 弋;; ~  ̄  ̄ "/ | i | . ,| l ゙li;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; / l i | . /| | |;;; / / i | . / | | | ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,/ / ;i | . / | | ─ヒ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; / /ノ. / | |7 |; / ̄ ̄~ ̄ ̄. / | |  ̄`ヘ / キモイのはいい でもあれが優希の仕業と思われるのは……特に彼に思われたままなのはイヤね 私の自己顕示欲が火を噴いたわ 放課後、学校には吹奏楽部のラッパ音が響いている 久「うーん。ユーフォニウムの音色が私の心を潤してくれるわ」 そんな独り言をつぶやきながら、今度は彼の机の上ではなく中に手紙を入れる。 内容は以下のとおり 『こんにちは。いや、こんばんはかしらね? ボーイ 昨日はアナタが皆に手紙を見せびらかすから、優希にはスケープゴートになってもらったわ あんな幼児体型のタコスは本当の私じゃない 私はもっと美しい人間よ…… ちなみにタコスと書いたのは、私がイギリス人の幽霊だからで、漢字が苦手だからよ 「薔薇」は書けるけどね ふふ、面白いでしょう? とにかく、この手紙は秘密にすることよ アナタと私の秘密――いいわね? おりこうさんだよボーイ、歌を贈るわ 狭いところがおちつくのってなんだろうねあれ この胸を締め付ける鼓動と、おさげの結びは 私に前世の自殺の記憶を蘇らせる 放課後のロッカー』 次の日、なぜか全校生徒を揃えた会議が開かれた そしてこの手紙は須賀君の担任によってプリントアウトされ、全校生徒の知るところとなった もちろん表に張ったトランプ、二枚目のジョーカーも一緒にプリントされた 担任「えー……誰とはいわないが、先生のところに相談をしにきた男子がいる」 ざわ…… 担任「名前書いてないから手紙はプリントアウトさせてもらった」 ざわ…… ざわ…… 「きめぇwwwww」 「うわぁ……」 担任「この男子は近頃、ずっとストーカー被害にあっている」 「カワイソス」 「ひでぇことしやがる」 担任「本人は事を大きくしたくないらしいが、それは私が許さない」 ダンッ 担任「この放課後のロッカーとやらは、須賀が優しいことに付け込んでいるクズだ!」 優希「」 和「」 京太郎「(おいおいおいおいおい!!)」 担任「先生は筆跡でだいたい見当はついている。やった人は後で先生のところにきなさい!」 久「……ふん」 誤算ね先生 私は普段から筆跡を隠す練習をしていたのよ 私の普段の字は偽者なの / \ / / / ヽ .,' / / ', l / / イ /l ト、 .l | / / / {;{ j ノ} ヽ, l l |' / / -‐' .|i | | | ;' ,'←-.、 ., .''"´`ト; } l | i! i /v‐ァ=ミ ´,ィチテァ、 ll | l | l l i{'、、弋ツ "弋ツノ l l l / , ‐‐、. |!´;lミ', , j | ./ ヽ___ノt '" ''-、 ヽ 丶 , / ' / }´ ``ー-、 `.、 ` ; `、 `ー==' イ===i / ' }、 x='ィ' 、 ー " { ヽ ヽ--‐‐‐‐-ノ }‐‐‐/ / } ,,ノ( ト、 ` 、、 |l、 ヽヽ /´ _ ノ'、 ` 7 l\ ,...-" `、ー`、、 \,"´i ト、 ヾヽ /ノ/´/ -‐ ヽ / / \;; T‐-=ヽ .i_l l } /ヽ ヽ}`ー'// / l /´ヽ`-' /人 、、 、 ̄ ̄) } ノ // ) } /" l | / '、 /´ ヽ 久「(バレる筈が無いわ)」どやっ 当初は筆跡隠して、秘密の手紙を続け、そして段々筆跡を崩していき 京太郎「もしかして部長なのかも……ミステリーで素敵」 と思わせる作戦だったんだけど、意外なところで役に立ったわね しかし、先生の言った「筆跡で見当がついている」というのは脅しだったのかしら? 当然私は先生のもとへなどいかなかったわ これで私の作戦は続行できる 学校中にロッカーが知れ渡ったのは誤算だったけど……私はそう思っていた しかし、なぜかその放課後から彼は和と下校するようになっていた 久「和、なんで最近須賀君と下校を?」 和「ええ、先生に頼まれたんです。帰る方向が一緒だから、なるべく一緒にと」 久「なんでそんなことに!?」 和「例の放課後のロッカー? 気持ち悪い名前ですが、まだ犯人わからないそうです。いやなストーカーですね」 久「あ?」 後で分かったことだけど、彼が一緒に帰るなら誰が一番か? と聞かれて 和! と即答したらしい 学生議会長の私が和と喧嘩できるはずもなく 私は一触即発の事態だけは免れた だけど、どうやら結果的に私はキューピッドになってしまったようね 二人は付き合ってるんじゃないかとか、そんな噂まで流れたの 和「そ、そんにゃこと……//」モジモジ 京太郎「……//」 久「……」グギギギ 咲「……」グギギギ 優希「……」ゴギガガガギゴ 私に残された道はただ一つ 事件は終局へと向かっていく…… 私は家に帰って布団をかぶり、声を殺して泣いた いや、声は出したかしら……いや、こらえたかも とにかく泣いた。そして机の引き出しを開けたの 私の秘密ゾーンである。中には盗撮した写真、須賀君の体操服の切れ端、そしてトランプが入っていた しかし二枚のジョーカーはもう使い果たしているわ ふと、私の手には一枚のカードが握られていた 久「……やるわ」グッ 次の日、私は放課後が来るのを待った そう教室に誰もいなくなるのを 午後七時半過ぎ 私は学校掲示板に、一枚の大きな模造紙を貼り付けた 模造紙には、真っ赤な文字でこう書かれていたわ 『やあボーイ。いや、皆さん 私はアナタに裏切られて有名人だったわね 前世と同じ裏切りと過ちが繰り返されるようだわ 私は結局、この世界からは拒絶されているのよ 愛する人からも、前世からの因縁も アナタは私を忘れて新しい恋をするようだけど、待って欲しいの! 君はいつか必ず思い出すわ。私はそれまで待ってる 今回ばかりは私は君のキューピッドとなってしまったようだけど だけど10年後か、約束された13年後……そう13階段の13年後! 私はアナタを迎えに行くわ 私はもうすぐ卒業するけど、お元気で 私はいつまでもアナタを見守っているからね?? 原村和……彼を泣かせたら許さない アナタはハートのエースなのよ(ここにハートのエースを貼る) そして……私は…… 繰り返される過ちに 人は誰も気づかない こんなにも……愛していたのに…… 放課後のロッカーになりきれなかった 12(クイーン)より』 久「完璧だわ」フゥー もちろん次の日は学校中で大騒ぎになったわ 他の学校からも見にくる人が多数いたんだけど…… 学校側は一日中片付けることは無かった 桃子「凄いっすね! 変態っすよ!」 ゆみ「あ、ああ。これは酷いな」 華菜「趣味悪いし」 美穂子「そ、そうね……これは、ちょっと」 透華「悪質極まりますわね!!!」 純「可哀想だから、もうやめてやれよ」 久「……」 京太郎「どうして、事態がこんなに大きく……」ウルウル 咲「京ちゃん、大丈夫?」 京太郎「あ、ああ。ごめん」ゴシゴシ そして月日は流れた 全国大会を控えて、練習に励む私達 すると、校長先生からの提案で 麻雀部員達がお互いへ一枚ずつ、大会後の自分達へ手紙を書くという催しが行われることになった 大会を終えて長野に戻ってきた後、全校生徒の前で手紙を開くというイベントらしい 久「ふーん」カキカキ 京太郎「どうしよっかな」 優希「えへへっ」 和「難しいですね」 咲「絶対優勝しようね!」 まこ「ああ、もちろんじゃ」 私は当然、須賀君への手紙にこう書いた 「約束は守るわ。私はアナタを迎えに行く。今度はロッカーじゃない、一人の女として」 そして私達は全国大会での激闘を終えた そんな手紙があるなんてことはすっかり忘れていた 遂にやってきたそのイベント当日 校庭に全校生徒、保護者、他校の麻雀部員などが集まって私達を祝福してくれていた 私は全国での優勝が嬉しくて、すっかりこのイベントに舞い上がっていたわ そして、校長先生の話が終わり 遂に―― 校長「では次に。全国大会前に書いた、自分達への手紙を読んでもらいましょう」 久「え」 会場が歓声に包まれる 私は脂汗を流しながら、どうにかしてこの場を逃げ出す算段を考えようとしていた 久「(でも待って。私の番になった時に、適当に誤魔化せばいいんじゃ?)」 そうよ 須賀君のパートだけ、その場で思いついたことを言えば…… 校長「なお、読むのは送られた側の人にお願いしますので」 久「」 優希「じゃあ先鋒の私からだじぇ!」 そして優希が壇上に上がり、順に私達からの手紙を読んでいく 優希「えへへ、みんなありがとうだじょ!」 まこ「次はわしじゃのぅ」 この調子で行くと須賀君の出番は最後になるのかしら? いや、待って そもそも出場はしていないわけだし、もしかすると須賀君の分は渡すだけかも? 久「(そうよ落ち着きなさい久。何も問題は無いわ)」スーハー まこ「なんだか照れるのぅ」 久「つ、次は私ね」 私は校長先生から手渡された手紙を開く 内容はこんな感じだった 優希 『私は部長のことが大好きだじぇ! はっはっはっ! いきなりで驚いた? 知らなかったかもしれないけど……私はずっと部長のことが っと、これじゃ誤解されちゃうじょ! てへへ、おふざけはこれくらいにして……えっと、えっと んー、難しいことは言えないけど だーいすきだじぇ! 部長! これからもよろしく!!』 私の瞳には涙が溢れそうだった ごめんなさい、優希 私はアナタを嵌めようとしたのに…… 優希「……」 まこ 『部長はよく頑張ったけぇ (中略) これからはわしが部活を引っ張ってくからのぅ』 和 『部長にはとてもお世話になりました (中略) 部長の名に恥じないよう、精進します』 咲『部長、お疲れ様でした! (中略) えへへ、これからも頑張ります』 久「みんな……ありがとう」 声が震える こんなに素敵な仲間を持てたことが誇らしいわ そして、最後は須賀君からの手紙だった 京太郎 『短い間でしたけど、お疲れ様でした部長。 俺を麻雀部に誘ってくれて、これまで色々と教わって…… 時々、無茶を言われて困らされたこともありましたけど 俺、この部に入ってよかったって胸を張って言えます 俺が心折れそうになっても、辛くてくじけそうな時でも 部長が、みんながいたから乗り越えられました 麻雀を楽しむ心が、俺を支えてくれました だから、俺にとって部長は恩人です これからも、ずっとずっと 俺にとって部長は、大切な人ですから!!!』 久「う、うぉあぁっ……おぉぉっ」 ぶっちゃけ吐きそうだった 罪悪感ヤバイわこれ ていうかもう、須賀君大好き 愛してるわホント 嗚咽混じりに壇を降りて、私は和と変わる 正直、須賀君の手紙が嬉しすぎて何も考えられなかった 涙でぐしゃぐしゃに顔を泣き腫らして ずっと隅で須賀君の手紙を読み返していた どれくらいそうしていたのかしら ふと気が付くと 私の横にいた須賀君の姿が無い あれ? そう思って視線を上げると…… 京太郎「以上が染谷先輩からでした」 まこ「我ながら恥ずかしいことを書いたのぅ」テレテレ 和「素敵でしたよ」 咲「うん。流石ですね染谷先輩!」 久「あっ」 次は私の手紙が須賀君に読まれる番 このままじゃいけない 私の体は自然と動いていた だけど 優希「行かせないじぇ」ガシッ 久「!?」 須賀君を止めようとした私を、優希が引き止める なんなのよこの忙しい時に!!! 優希「……部長、私の手紙。ちゃんと読んだ?」 久「よ、読んだわよ。聞いていたでしょ?」 優希「……本当に?」 久「え?」 優希の瞳が暗く濁っている これは……まさか 久「!!」 私は慌ててもう一度、手紙の文面を見る 優希からの手紙の内容は―― 優希 『私は部長のことが大好きだじぇ! はっはっはっ! いきなりで驚いた? 知らなかったかもしれないけど……私はずっと部長のことが っと、これじゃ誤解されちゃうじょ! てへへ、おふざけはこれくらいにして……えっと、えっと んー、難しいことは言えないけど だーいすきだじぇ! 部長! これからもよろしく!!』 久「?」 何かおかしいところでも……いや、まさか 優希 『私 は 知 っ て ん だ 久「私は……知ってんだ?」ドクン 優希「……言い逃れは出来ないじょ。放課後のロッカー」ボソッ 久「!!」 私はこの時、全て彼女の手のひらの上だったのだと悟った もう、取り返しはつかない 私は―― 私の書いた手紙はもう 京太郎「じゃあ、部長からの手紙をよみまーす!!」 久「い、いやぁぁぁっ!!」 京太郎「!!」 須賀君が手紙を開いて硬直する あぁ、ダメ……読まないで 読んでしまったら私はもう、この学校で……街で生きていけない 久「っ、くっ……」ポロポロ 情けなくて涙が出る 悔しくて声も出ない ごめんなさい 須賀君、本当にごめんなさい __,.ィ ̄ ̄`ヽ/ヽ__ > ´ ̄ / ` `、 、、 - ´ / ' } ヽ ヽ\ \ `  ̄ >' / , | ∧/! | } ヽ ヽ /,ィ / ' / /| _/,.ム斗}-/ ハ . {/.' ,| ,.|-}/-{ | / ,ィチ斧ミ }/ } | . / イ/{ ! ィ斧从}/ Vzソ ノ /イ , <__ ´// 从{ Vソ / / イ- 、 | {'{ { , ' /' ⌒ } | 从Ⅵ /. ノ | 叭 v_ ̄ヽ ,rー' 从 、 イj / / . < |' /}/ 、__ ´ } イ从/ | |/ 「 ̄| 「 ̄ ̄ ̄ ̄} |//l| |//////// 、 ,. <// ∧ |//////////> 、 京太郎「……」グッ 久「?」 京太郎「須賀君へ。麻雀弱すぎ! もっと頑張りなさい!!」 ドッ ワハハハ ガンバレヨスガー! ナサケナイゾー 久「え?」 優希「!?!」 京太郎「でも、部活の為に頑張ってくれてありがとうね」 久「??????」 京太郎「これからも、精進してください。竹井久より……ありがとうございます! 部長!」ニッ 久「あ、え、うん……」 意味が分からなかった なぜ? 誰かが手紙を書き換えた? でも、あの便箋は確かに…… 京太郎「……」 京太郎「じゃあ次は和のをー」 ヒューヒュー! イチャツクナヨー! 京太郎「だから違いますって!!」 ワハハハ 久「須賀、君……」 その時、私は見た 須賀君が後ろでに隠した私の手紙を――こっそりと破くのを やっぱりあれは、放課後のロッカーからの手紙 須賀君は――見ないフリをしてくれたのね 久「ありが、とぅ……あり、ありが」ボロボロ 優希「京太郎……お前って奴は」キュンッ 京太郎「っておい咲!! なんだこの内容は!!」 咲「あははっ! 自業自得だよー!」クスクス イイゾー ヨメサーン 咲「嫁さん違いますから!」 久「……」モジモジ こうして、放課後のロッカーは成仏した 今この場に残ったのは、ただの -‐……‐-ミ . ´ `ヽ . ' ヽ / . . . . . . . . . / . . . /イ ,' . | . .ヽ . // ! / . /|. . . . ト、ト、 | . // |// . . / |ハ | \ト、 . . | 〃 ′ . / 乂{ _,,-‐ ¨ ヽ. . |. . .| {{ i | . /ー-- ′イニミ、 i |Y | {! | | . / _ ニミ ィf乏心 〉! .|ノ. .′ `ー- ヽ| i 〃乏ハヾ 乂zク ′ノ. . ,' ヽ. . . |ハ乂zク / / / / イ /―_ァ 、. 人. {ヽV / / ′ (イ. ! ノニニ/`ヽi _ヽ_ 込、 ~~´ .ィ)j=={ニニ7 __∧ニ厂「`≧=- <ニニ/. {ニニ/ マニニヽ . ´ =ァ `¨¨´. ノニニニ|-‐‐-「ニニi 人_/ マニニ〉 〃 / / /ニニニニ{ !ニニニ| | { 、) ___マア {{ { / ハ i iマニニニハ |ニニニj人 ヽ ノ 〈 \ 人{ { マi i `マニハ ムニア´i i i 、 } / ___ / `ー-、) ヽマi i i `マャjア´i i i i i /Уjノ , イ_ ノ }. { ̄`ヽ、 `ヽ._| `ー-[二]-‐‐一'' / _,/ ! __ノ \ `Tヽ、_| /i i i | 〈イ レ'´ 久「(好きよ、須賀君)」ドキドキドキ 恋する、一人の女だった 第六章 ストーカー部長 変態ラブレター! カンッ